アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のヘミシンク体験とスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

五輪招致スピリッツ 阿部首相、佐藤真海選手のスピーチから

 オリンピック招致の最終プレゼンテーションにおける各人のスピーチが、世界の各方面から絶賛され、様々な話題を呼んでおります。以下の記事など、、、

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 高円宮妃久子さまの流麗なトリリンガルぶりに皇室の品位と底力を感じ、フェンシング太田雄貴の発信した「アスリート・ファースト(選手第一)」の理念にスポーツライターとして心を揺さぶられ、滝川クリステルの「お・も・て・な・し」の美しさは今なお耳の奥で心地よく響いている。

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 確かに高円宮妃久子さまの英語、特にフランス語には素人の私でもその流暢さを感じるものでありましたし、太田選手のアスリートとしての情熱あふれるスピーチには感銘を受けました。加えて、滝川さんの愛らしさは、ああいった場では「反則ではないか?」と思えるほど、観ている者を魅了する映像でした。

高円宮

滝川

 一方、阿部首相、特に下記の部分には、事実と異なる断言、被災者の心を逆なでする発言、などと反論や批判が散見されます。確かに、日本人であれば、一連の報道から、汚染水の地下水脈や海への流出が疑われる状況は知っており、「0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロック!」なんて「ハイ、そうですか!」とは言えません。事実と異なるコメントに憤りを覚える関係者の方がいてもおかしくないと思います。

東京電力福島第1原発について私は皆さんに約束する。状況はコントロールされている。決して東京にダメージを与えない。

汚染水による影響は福島第1原発の港湾内の0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている。


阿部

 しかしながら、私個人の正直なところを申しますと、私は阿部首相に「よく言った!」と賞賛の気持ちでおります。もっとはっきり言うならば「よくぞハッタリをかました!」ってところです。
 阿部さんは、心からオリンピックを東京に招致したかったのだと、つくづく思います。支持率のため、公共事業推進のため、などと尾ひれを付けることは簡単ですが、経済効果、不況からの脱却を目論み、強い愛国心を持っての行動として評価します。国のために、「嘘つき」呼ばわりは承知のうえ、後から「言葉の責任」を云々されることも覚悟のうえでしょう。だいたい、政治家、とりわけその国のトップが自国のために海外でハッタリの一つも言えなければ!、などとも思います。

 「嘘つき」呼ばわりや後からの「言葉の責任」は覚悟のうえ

 そもそも、スピーチにおける「嘘」や「美化」は阿部首相だけではありません。例えば、オレオレ詐欺、無差別殺人など、必ずしも今の日本は安全ではありません。他のどの国、どの街よりも安全、と言うわけではありません。「おもてなし」の心、それは日本人に特徴的かも知れませんが、一方で今の日本人に失われつつある心でもあります。幼児虐待やいじめ、亡くなられた肉親を弔う事もせずに年金をもらい続けた例など、荒んだ心に触れることはしばしばです。

 スピーチ中の「嘘」や「美化」は今の日本から失われつつあるもの

 そういう意味では、苦境、逆境を乗り越えて、未来を切り開く、現代に失われつつある強い心、強靭な精神力を、身を以て示した佐藤 真海 選手のスピーチは、上で申した大なり小なりの「嘘」と「美化」を含むスピーチとは異なる、説得力に溢れた、価値あるものだったと思います。 NHKのページに英文の全文がありましたので、日本語訳を付けて以下に記録しておきます。

佐藤

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佐藤 真海 選手 のスピーチ

Mr President, Distinguished members of the IOC. I am Mami Sato. And I am here because I was saved by sport. It taught me the values that matter in life. The values that Tokyo 2020 is determined to promote worldwide.

会長そしてIOCの委員の皆様、佐藤真海です。私がここにいられるのは、スポーツによって救われたからです。スポーツは私に人生で大切な価値を教えてくれました。その価値とは、2020年東京大会において世界に広めようとしているものです。

Today, that global vision will be outlined by: President Tsunekazu Takeda, Prime Minister Shinzo Abe, Governor Naoki Inose, Bid CEO Masato Mizuno, Bid ambassador Christel Takigawa, And double silver medallist Yuki Ota.

本日は、以下のメンバーで、そのグローバルなビジョンについてご説明いたします。招致委員会理事長、竹田恆和。内閣総理大臣、安倍晋三。東京都知事、猪瀬直樹。招致委員会副理事長兼専務理事、水野正人。招致アンバサダー、滝川クリステル。そして、過去2大会での銀メダリストである太田雄貴選手です。

Please allow me to return to my story. I was nineteen when my life changed. I was a runner. I was a swimmer. I was even a cheerleader.

私自身の話に戻ることをお許しください。19歳の時に私の人生は一変しました。私は陸上選手で、水泳もしていました。チアリーダーでもありました。

Then, just weeks after I first felt pains in my ankle, I lost my leg to cancer. Of course, it was hard. I was in despair. Until I returned to university and took up athletics.

初めて足首に痛みを感じてからたった数週間のうちに、その足を失うこととなりました。癌(骨肉種)でした。もちろん、それは私にとって辛いことで、私は絶望の淵に沈みました。でもそれは、大学に戻り陸上に取り組むことで救われました。

I found that I enjoyed setting a goal - and beating it. I developed new confidence. Most of all, I learnt that what was important was what I had, not what I had lost.

私は目標を決め、それを越えることに喜びを感じ、新しい自信が生まれました。そして何より、私にとって大切なのは、私が持っているものであって、私が失ったものではないということを学びました。

I competed at the Paralympic Games in Athens and Beijing. I felt privileged to have been touched by the power of sport. And I was looking forward to London 2012.

私はアテネと北京のパラリンピック大会に出場しました。スポーツの力に感動させられた私は、恵まれていると感じました。2012年ロンドン大会も楽しみにしていました。

Then came the 11th of March 2011. The tsunami hit my hometown. For six days I did not know if my family were still alive. And, when I did find them, my personal happiness was nothing compared to the sadness of the nation.

しかし、2011年3月11日、津波が私の故郷の町を襲いました。6日もの間、私は自分の家族がまだ無事でいるかどうかわかりませんでした。そして家族を見つけ出したとき、自分の個人的な幸せは、国民の深い悲しみと比較できるものではありませんでした。

I collected messages from schools and took them home. And shared with the people my own experiences. I also took food supplies. And other athletes did the same. Together, we organised sport activities to help restore confidence.

私はいろいろな学校からメッセージを集めて故郷に持ち帰りました。私自身の経験を人々に話しました。食糧も持って行きました。ほかのアスリートたちも同じことをしました私達はいっしょになってスポーツ活動を準備して、自信を取り戻すお手伝いをしました。

Only then did I see the true power of sport. To create new dreams and smiles. To give hope. To bring people together.

そのとき初めて、私はスポーツの真の力を目の当たりにしたのです。新たな夢と笑顔を育む力。希望をもたらす力。人々を結びつける力。

More than 200 athletes, Japanese and international, making almost 1,000 visits to the affected area, are inspiring more than 50,000 children.

200人を超えるアスリートたちが、日本そして世界から、被災地におよそ1,000回も足を運びながら50,000人以上の子どもたちを励ましてくれています。

What we have seen is the impact of the Olympic Values as never before in Japan. And what the country has witnessed is that those precious Values, Excellence, Friendship and Respect, can be so much more than just words.

私達が目にしたものは、かつて日本ではみられなかったオリンピックの価値が及ぼす力です。そして、日本が目の当たりにしたのは、これらの貴重な価値、卓越、友情、尊敬が、言葉以上の大きな力をもつということです。

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http://bylines.news.yahoo.co.jp/yanaiyumiko/20130910-00028001/
http://www3.nhk.or.jp/news/0904olympic/presentation.html
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