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アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

2人にとって特別な年? ロペスとバレンティン


 一昨日までの神宮球場、ヤクルト vs 横浜 戦の1シーンをご紹介します。何度も見た光景、ヤクルト バレンティンがヒットして横浜一塁 ロペスとの2ショットです。

バレンチンとロペス

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 ロペスがバレンティンのお尻にタッチ、その後会話が始まります。ロペスはベネズエラ人でバレンティンはオランダ人ですのでここでの会話は、スペイン語でもオランダ語でもなく英語だと思われます。どこででも見られるプロ野球、外国人一塁手と外国人のランナーの一塁々上での立ち話ですが、実は知る人ぞ知る2人にはある共通点があって、それも日本人に深く関係することでありました。以下は2人の大リーグ時代のある数年の成績であります。

ホセ・セレスティーノ・ロペス・エチェバリア(1983年生まれ ベネズエラ国籍)
 2007年 SEA 149試合 561打席 524打数 132安打 11本塁打 62打点 02盗塁 .252
 2008年 SEA 159試合 687打席 644打数 191安打 17本塁打 89打点 06盗塁 .297
 2009年 SEA 153試合 653打席 613打数 167安打 25本塁打 96打点 03盗塁 .272
 ※ SEA,、シアトル・マリナーズ

ロペスマリナーズ時代

ロペス マリナーズ時代
シアトル・マリナーズ時代のロペス

ウラディミール・ラモン・バレンティン(1984年生まれ オランダ国籍)
 2007年 SEA 003試合 004打席 003打数 002安打 01本塁打 04打点 00盗塁 .667
 2008年 SEA 071試合 260打席 243打数 049安打 07本塁打 24打点 00盗塁 .202
 2009年 SEA 056試合 170打席 155打数 033安打 04本塁打 13打点 01盗塁 .213
  〜シーズン途中移籍〜

バレンテエィン マリンアーズ時代

バレンティン マリナーズ時代
シアトル・マリナーズ時代のバレンティン

 ロペスにとって2007-9年の3年間は、2006年の自身唯一のメジャーリーグ オールスターゲーム出場に続く大リーグ生活では最高のシーズンでありました。一方のバレンティンにとっては、2007年、大リーグへ初の昇格からの3年間で、1つ年上の先輩で、すでに大リーグでレギュラー選手であるロペスの背中を追う立場であありました。まさかこの2人、バレンティンは2011年からヤクルト、ロペスは2013年から巨人、2015年から横浜DeNAで、ともに日本でプレーして対戦するとは当時、夢にも思ってなかったことでしょう。
 ただ、この2人と日本を結びつけるある人物がおりました。それはイチロー選手であります。イチローは1992年オリックスで一軍デビュー、日本で大活躍の後、2001年から大リーグ、シアトル・マリナーズにおりました。ロペスのシアトルでの大リーグデビューが2004年ですので、彼にとっては大リーガーとしては3年、プロ野球人としては12年もの大先輩であり、バレンティンにとっては子供みたいな存在でありました。

イチロー(鈴木 一朗、1973年生まれ 愛知県出身)
 2007年 SEA 161試合 736打席 678打数 238安打 06本塁打 68打点 37盗塁 .351
 2008年 SEA 162試合 749打席 686打数 213安打 06本塁打 42打点 43盗塁 .310
 2009年 SEA 146試合 678打席 639打数 225安打 11本塁打 46打点 26盗塁 .352
 ※ 赤字はリーグ最高

 イチローの大リーグ記録はまだまだ膨大なものでありますが、とりあえずロペスとバレンティンとイチローがチームメイトであった3年間もまたロペス、バレンティンにとって雲の上のような存在でありました。イチローがこの2人に対して好意的に接していたことは想像に難くないところであります。

イチローとロペス
イチローとロペス

イチローとバレンティン
イチローとバレンティン

 本年の3月21日、日本で行われた大リーグ開幕カード終了後、イチローは引退を発表いたしました。そのシーンはロペスとバレンティンはどういう形で観たのか?、ビデオかニュースか?、テレビでか?、あるいは球場に観戦に行っていたのか?、分かりませんが、2人にとって偉大な存在であり、どこかの段階でこの2人がイチローのことを語り合うに違いはありません。

イチロー引退会見
イチロー引退会見

 あらゆる社会で「元同僚」、「先輩後輩」、「仕事仲間」と言うものはありますが、ことアスリートの世界では、選手の寿命は限られており、デビューから成長の過程、自己最高、円熟味と言った季節が選手によって異なります。イチローとトームメイトであった2人の外国人が日本で対戦しているそこにアスリートのスピリッツを感じる次第です。

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