アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

科学?/非科学? スフィンクスの3W?、歳差に関連?

 歳差運動が地球環境にどの程度影響するものなのかは解りませんが、古代人が天文学の高い知識を獲得して生活に応用し、また未来への予見に利用していたと思われる足跡が、イギリスのストーンヘンジやマヤ文明、アンコールワットなど、世界中のいくつかの遺跡に見られます。スピリチュアルとしての「水瓶座時代の到来」から歳差運動の地球環境に及ぼす影響に言及したところで、1つの学説としてエジプト、ギザの大スフィンクスの建造時期と地球の歳差運動との関連について触れてみたいと思います。
 ちなみに、タイトルの3W?はよく言う5W, 1Hに含まれる when?、who?、why? の意味です。これにHow? も時々は使えると思います。スフィンクスの場合は世界一巨大な彫刻とされますが、石灰岩を石器で削って作製するのは比較的容易とされているようです。WhatとWhereを使うことはあまりないかと存じます。

 When?=「いつ?」 
 Who? =「誰が?」 
 Why? =「なぜ?、なんの目的で?」
 How? =「どうやって?、いかにして?」


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◇ 古代エジプト王朝

 本題はスフィンクスが造られた時期を特定する話に及びますので、まずは紀元前(BC)3000年に発生して同30年で滅亡を迎えたとされるエジプト王朝を年表形式で示します。

 チニス時代(BC3000 - BC2778)
  第01王朝 ナルメル、アハ
  第02王朝 ペリプセン、カセケムイ
 古王国時代(BC2778 - BC2263)
  第03王朝 サナクト、ジョセル(BC2778 - BC2723)
  第04王朝 スネフル、クフカフラーメンカウラ、ダドフラ
        (BC2723 - BC2563)
  第05王朝 サフラ、カカイ、ウナス(BC2563 - BC2423)
  第06王朝 テチ、ペピー一世、同二世(BC2423 - BC2263)
 第1中間期(BC2263 - BC2070)
  第07王朝 不明
  第08王朝 不明
  第09王朝 ケティ一世、同二世
  第10王朝 ネフェルカラ、ウワカラ、メリカラ
 中王国時代(BC2160 - BC1580)
  第11王朝 メウツ―ホテプ一世〜五世
  第12王朝 アメンエムハト一世〜四世、センウスレト一世〜三世
  第13 - 14王朝 ジェンジェル、セベクホテプ
 第2中間期(BC1730 - BC1580)
  第15 - 16王朝(ヒクソス時代) キアン、アポピ
  第17王朝 ラホテブ、セベクマサフ、セクエンエンラ
 新王国時代(BC1580 - BC1085)
  第18王朝 アハメス、アメンホテプ一世〜三世、
        アメンホテプ四世(アクエンアテン)
        トトメス一世〜四世ツタンカーメン、ホルエンヘプ
  第19王朝 ラムセス一世、同二世、セティ一世、同二世
  第20王朝 ラムセス三世〜十一世
 末期(BC1085 - BC332)
  第21王朝 スメンデス、ヘリホル、ピネジェム
  第22王朝 シェションタ一世、同二世、オソルコン一世、同二世
  第23王朝 シェションタ五世、オソルコン三世
  第24王朝 ラフナクト、ボコリス
  第25王朝 (ヌビア人王朝)ビアンキ、シャバカ、タハルカ
  第26王朝 (サイス王朝)プサメチク一世〜三世、ネカオ
  第27王朝 (ペルシャ人王朝)カンビセス、グレイオス一世、
        同二世
  第28王朝 アミルテ
  第29王朝 プサメチク、アコリス
  第30王朝 ネクタネボ一世、同二世
  第31王朝 (ペルシャ人王朝)アルタクセルクセス三世
 プトレマイオス王朝(BC332 - BC30)
  BC332  マケドニア王アレキサンダー大王により征服
  BC305  アレキサンダー大王死後プトレマイオス一世即位
  BC30    クレオパトラ7世自殺、古代エジプト滅亡

◇ これまでのスフィンクスに関する定説

 ギザの大スフィンクスは、カイロ郊外、ギザのギザ台地の三大ピラミッドに隣接しており、全長73.5m、全高20m、全幅6m、石灰岩一枚岩からの彫り出した世界最大の彫刻です。ただ、頭の部分は、別の場所から運ばれてきた硬質石灰岩で造られており、従って全体としては完全な一枚岩ではありません。鼻が欠けているのはナポレオンの砲弾が当たって砕けたとの説もあります。また、大スフィンクスは建造以来現在に至るまで、崩壊し続けており、修復が繰り返されております。

 スフィンクス建造は紀元前2500年頃、第4王朝カフラー王

 定説では、紀元前2500年ごろ、第04王朝カフラーの命により、第2ピラミッドと共に作られたとされており、その根拠は以下の通り、、、。

 ・前足の間から発掘された碑文の最後に「Khaf」の文字
 ・顔がカフラーに似ている(実は全く似てはいない)
 ・ギザ台地の遺構は一体として設計されている
 ・スフィンクス周囲から第04王朝時代の遺物が発掘される

 スフィンクスの建造時期、建造者、その目的はいずれも不確かであり、クフ王によって建造されたという説、また、年代測定結果によりカフラー王の時代よりもさらに数百年過去(クフ王のピラミッド建設以前)に遡る可能性が指摘されています。

◇ さらに数千年以前に造られたとする説

 エジプト学者のジョン・アンソニー・ウエスト氏は、以前よりスフィンクスの岩肌には雨による浸食が見られると考えていました。そこで、オックスフォード大学のある地質学の教授に、先入観を持たれないためスフィンクスの研究とは告げずに、ある岩の風化の原因を調べたいとしてスフィンクス胴体部分の写真を見せたそうです。教授は写真を一目見て水による浸食であると断言しましたが、これがスフィンクスであると知った後は調査への協力を辞退したそうです。以後、ウエスト氏の説はなかなか受け入れられずに来ましたが、ボストン大学のロバート・ショック博士がウエスト氏の説に耳を傾け、共同調査が始まりました。

ウエスト、ショック
ウエスト、ショック両博士とウエスト氏著書「天空の蛇」

 1992年 ウエスト氏とショック博士らは地質学や気象学の専門家と調査、分析したところ、スフィンクスの南側の壁に上からの雨による侵食の痕跡(スフィンクスの石灰岩主部の侵食パターン)を確認したと発表しました。
 砂漠が国土の大部分を占めるエジプトに最後の大規模な雨期が訪れたのは紀元前5000年であり、スフィンクスに水による侵食痕が認められると言うことはこの建造物が紀元前5000年より以前の時代に造られたことを示しています。

 雨による浸食は雨期であった紀元前5000年以前の建造を示唆

 ショック博士らは科学論文を米国地質学会やエジプト考古学会等で研究成果を発表し熱心な議論と科学者による厳しい吟味・検討を実施し 信頼性と客観性に優れているとの高い評価を受けました。

◇ 建造が歳差運動の始まりに遡るとの説

 さらに、ロバート・ヴォーバルとグラハム・ハンコック両氏は、スフィンクスが真東を向いて建造されていること、ギザの三大ピラミッドがオリオン座のベルトの部分の星の配列に酷似しており、その配置が天空のオリオン座と一致する時期は、春分点に獅子座が来る「獅子座の時代」、すなわち、スフィンクスの正面から獅子座が昇った紀元前10,500年であることをつきとめ、スフィンクス建造をこの時代との説を唱えています。

ハンコックとオリオンミステリー
グラハム・ハンコック氏とロバート・ヴォーバル氏著書「オリオンミステリー」

 歳差運動を知る有史以前の超古代文明による建造?

 つまり、スフィンクスの建造は古代エジプトの有史以前であり、その目的は地球の歳差運動の出発点を示唆する、ギザの三大ピラミッドと併せて天空を地上に映し出す天文盤であったと、そこまで仮説は進んでいました。科学と非科学のどちらの範疇に入れたものか?、古代遺跡にはスピリチュアルも絡めてまだまだ注目する余地はあると思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ストーンヘンジ
http://ja.wikipedia.org/wiki/アンコール・ワット
http://ja.wikipedia.org/wiki/マヤ文明
ピラミッド99の謎 史上最大最古の「不思議」に挑戦!(酒井 傳六 著) 1991年 PHP研究所
天空の蛇―禁じられたエジプト学(ジョン・アンソニー・ウェスト 著、大地 舜 訳) 1997年 翔泳社
http://ja.wikipedia.org/wiki/ギザの大スフィンクス
オリオン・ミステリー(ロバート・ボーヴァル、エイドリアン・ギルバート 共著、吉村作治 監修、近藤隆文 訳)1995年 NHK出版


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