アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

「誕生」に聴く 中島みゆき の力強いスピリット

 テレビ番組からふと思い出した事件、さだまさしの楽曲にまで言及して、「スピリチュアルの周辺」と称して なんでもあり! となって来ましたことご容赦ください。音楽には、時として、その作曲家、作詞家の心の底、精神世界が反映されていることがあると思います。とりわけかつてフォークソングと呼ばれたシンガーソングライターの歌にはアーチストの経験や心情が込められた作品が少なくないでしょう。今ひとつ、私のスピリチュアルをかき立てる1曲をご紹介いたします。中島みゆきさんの「誕生」と言う曲です。

 1992年 映画「奇跡の山 さよなら、名犬平治」の主題歌『誕生』

奇跡の山 さよなら、名犬平治

 1992年公開、映画「奇跡の山 さよなら、名犬平治」の主題歌で、2004年6月30日にTBS系列で放送された水曜プレミア特別企画「つぐない」の主題歌としても起用されました。シングルとして発売されましたが大きなヒットとはならず、しかしながら、名もなき者たちへの無条件の慈愛に満ちた賛歌として、中島みゆきファンのみならずたいへん人気のある曲で、「この曲に力付けられました!」と言うコメントをしばしば見かけます。
 歌詞全文にフレーズ毎に私見を交えた解説をお許しください。人それぞれに感じ方はあると思いますが、私はこの曲に中島みゆきさんの力強いスピリットを感じます。

 *****

 『誕生』 作詞・作曲:中島みゆき


中島 誕生
「誕生」シングル(左)と「誕生」が収録されたアルバム「EAST ASIA」(右)

 ひとりでも私は 生きられるけど
 でも誰かとならば 人生ははるかに違う
 強気で 強気で 生きてる人ほど
 些細な寂しさで つまずくものよ


 独りで頑張って来られたみゆきさんの強がりと寂しさ、自らの経験を語っているようにも聴かれますが、世の中にたくさんいる独りで頑張る男女にありがちな心情をうたっていると思います。

 呼んでも 呼んでもとどかぬ恋でも
 むなしい恋なんて ある筈がないと言ってよ
 待っても 待っても 戻らぬ恋でも
 無駄な月日なんて ないと言ってよ


 恋愛の切なさがひしひしと伝わって来ます。みゆきさんがかつて経験したかのように、それともやはり一般的男女がしばしば感じる感情を表現したのでしょうか? でも、この曲が恋愛のみを題材としたものでないことは曲全体を見渡すと分かります。

 めぐり来る季節を数えながら
 巡り逢う命を数えながら
 畏れながら 憎みながら
 いつか愛を知ってゆく


 ヒトは多くのヒトと出逢いますし、また疎遠にもなります。昨年知らなかったヒトと今年出逢うこともあります。そうした時間の流れの中で繰り返す出逢いがあって、いくつもの新しい感情が生まれる輪廻のような発想をうたっています。

 泣きながら生まれる子供のように
 もいちど生きるため 泣いて来たのね


 他人との出逢いのために傷つくことがあったとしても、泣きながら生まれる子供のように、もういちど「誕生」があってヒトとして生きていく、あるいは「(強く)生きなさい!」そうした意味に捉えます。ここにも生まれ変わる輪廻の思想をイメージさせます。

 Remember 生まれた時
 だれでも 言われた筈
 耳をすまして 思い出して
 最初に聞いた Welcome


 “Remember” の訳を「記憶している」、「憶えている」ではなく、ここでは「思い出して!」といたします。生まれた時のこと、あなたは “Welcom!” と歓迎されたのです。

 Remember 生まれたこと
 Remember 出逢ったこと
 Remember 一緒に生きてたこと
 そして覚えていること


 そう!、あなたはずっと独りだったわけではない。思い出して!、生まれた時のこと、出逢いがあったこと、一緒に生きた時があったこと、そしてそれらのことを心の中に記憶として留めていること。


 振り返るひまもなく 時は流れて
 帰りたい場所が またひとつずつ消えてゆく
 すがりたいだれかを失うたびに
 だれかを守りたい 私になるの


 頑張って生きていると知らず知らずに時が過ぎ、ヒトとの死別や別れがあって、自分が拠り所としたかつての場所、頼りにしているヒトが失われます。みゆきさんのみならず、誰にでもこうした経験や心情、寂しさはあるでしょう。恋愛や失恋のみをうたったものではありません。もっと大きなヒトとヒトとの出逢いと別れをうたっていると思います。

 わかれゆく季節を数えながら
 わかれゆく命を数えながら
 祈りながら 嘆きながら
 とうに愛を知っている


 出逢いよりも別れを数えています。時とともに、季節がめぐるとともに別れがあり、繰り返す切なさをうたいつつ、様々な感情と「愛」を培っていきます。

 忘れない言葉はだれでもひとつ
 たとえサヨナラでも 愛してる意味


 非常に興味深い、心に残るフレーズです。「サヨナラ でも 愛している意味」、人類愛をも感じる言葉です。

 Remember 生まれた時
 だれでも 言われた筈
 耳をすまして 思い出して
 最初に聞いた Welcome


 “Remember” の訳を「思い出して!」として、最初に聞いた Welcomeを思い出して、「また生きるのです!」と励ましています。

 Remember けれどもしも
 思い出せないなら
 私いつでもあなたに言う
 生まれてくれて Welcome


 みゆきさんがこの曲で一番言いたかったのはこの文章に込められていると思います。もしも “Welcome!” の言葉を思い出せないのなら、もしも心が折れてしまって生きてゆけない心情なら、「私がいつでも言う “Welcome” と!」、とにかく頑張って生きなさい!、新しい「誕生」を迎えなさい! 

 Remember 生まれたこと
 Remember 出逢ったこと
 Remember 一緒に生きてたこと
 そして覚えていること


 思い出して!、あなたはずっと独りだったわけではない。思い出して!、生まれた時のこと、思い出して!、出逢いがあったこと、思い出して!、一緒に生きた時があったこと、そしてそれらのことを心の中に記憶として留めていること。

 悲しい別離が訪れた時、絶望した時、挫折した時、生きていくことに不安になった時、「生まれ変われば良いんだよ!」、「こころから応援するよ!」、「あなたは独りではないんだよ」、そういう意味での、輪廻のように繰り返す『誕生』と言うタイトルなんだと思います。

You Tubeのページを貼付けました。クリックいただけば楽曲が聴けます↓。

男声合唱で「誕生」(中島みゆき)

http://ja.wikipedia.org/wiki/誕生/Maybe
http://ja.wikipedia.org/wiki/奇跡の山_さよなら、名犬平治
http://dailydrink.exblog.jp/1934939
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