アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

ある記事で想い出した35年前の 永井 豪 氏 作「人間の雌雄モザイク、あしゅら男爵」


  昨日のある記事を読んで35年前のアニメの映像が走馬灯のように想い出されました。まずはその記事のご紹介です。


◇「体半分がオス、半分がメスのガ」の記事

 昨日の記事で目を引きましたのは、ある女子高生が体の左半分がオスで右半分がメスの極めて珍しい「雌雄型」のガを見つけたとの記事です。以下に記事全文を掲載いたします。

オスメス蛾の記事

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体半分がオス、半分がメスのガ 虫愛する女子高生が発見

 体の半分がオスで半分がメスの珍しい「雌雄型」のガの標本が、岡山県倉敷市中央2丁目の市立自然史博物館で展示されている。虫を愛する女子高校生が、学校行事の途中で立ち寄ったサービスエリア(SA)で偶然見つけた一匹。同館は「極めて珍しい。奇跡ともいえる発見」と話している。

オスメスの蛾 写真

 11月22日。岡山理大付属高校生命動物コース3年の安達由莉さんは、同級生48人と広島県廿日市市の宮島水族館に向かっていた。休憩で山陽道下り線の小谷SAに立ち寄ると、早々に虫探しを始めた。SAは山林を切り開いて設けられ、外灯で夜通し明るい。愛好家にとっては格好の観察スポットだという。

 「何かしら、必ずいる」。この日もそう思いながら歩道や緑地に目をこらしていた。すると自販機の前の路上に見慣れた模様の羽を広げたウスタビガを発見した。自宅では同じ種類のガの標本を作製中。乾燥させるために机の上にあるので、毎日目にしていた。
 見間違いはない。しかし何かが違った。「左右で触角の形が違う!」。左は葉のような形のオス、右はごく細いメスの形。即座に右手を伸ばし、胴体をつまんで持ち上げた。左の羽はだいぶ傷んでいた。このままでは羽根の粉が落ちて模様が消えてしまう。バスの備品のエチケット袋にそっと入れて持ち帰った。

 翌日、標本にするために自然史博物館に持ち込んだ。羽を広げたときの幅は約8・5センチ。体の左半分が羽と胴体の毛が濃い赤茶色のオス、右半分は羽が黄土色で前羽の先端が丸みを帯びたメス。胴体の中心からきれいにオスとメスが分かれている一匹だった。

オスメス蛾の標本写真

 物心ついたときにはセミを手でつかんで楽しんでいたという安達さん。同館学芸員らとともに自然観察や昆虫採集に励む「むしむし探検隊」唯一の女性隊員で、自宅では羽のないゴキブリをはじめ15種の虫を飼育して生態研究に努める。「身近な場所で、こんなにも珍しい発見がある。続けていてよかった」と笑顔を見せる。

 雌雄型は遺伝子の変異が原因とされるが、くわしくは分からないという。ウスタビガについては10万~20万匹に一匹の割合で生まれるとする文献もあるというが、「体の中心からオスメスの特徴が完全に分かれた雌雄型は特に希少性が高い」とは奥島雄一学芸員(48)。「安達さんが発見していなければ、恐らく鳥のえさかゴミとなっていた。奇跡のような出会い」と驚きを隠さない。

 安達さんは来春から岡山理大生物地球学科で学ぶ。「将来は身近な生物と人間との共存を進めるため、環境アセスメントに取り組む仕事に就きたい」。展示は1月31日まで。(小沢邦男)

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 この体の左右で性別が異なるような生物を「雌雄モザイク」と言うそうで、実はけっこう多くの生物で発生するようです。最も多いのは蝶や蛾で、昆虫、蜘蛛、甲殻類、鳥で認められております。以下、ナナフシ、蜘蛛、ロブスター、鶏の雌雄モザイクの写真です。

雌雄モザイク ナナフシ

雌雄モザイクの蜘蛛

雌雄モザイクロブスター

雌雄モザイク鳥

 雌雄モザイクの原因として、個体の発生時における細胞分裂で性染色体の脱落が起き、細胞レベルでの性表現に異常が生じることや、性染色体や常染色体を問わない細胞の突然変異による性ホルモン受容性が変化したことが推定されております。また鳥類では、オスの遺伝子を持つ精子とメスの遺伝子を持つ精子の2つが卵子と同時に受精した際に、一卵性双生児とはならず、オスとメスの2つの胚が形成されて一つの個体として融合し、そのまま左右が雌雄となって生まれる仮説が2010年に提唱されたそうです。一方、人間に関しては、雌雄モザイクは半陰陽や両性具有として存在しますが、体の半分ではっきり男女が分かれている症例の報告はなく、コスプレやアニメの世界にしか存在しません。


◇ 人間の雌雄モザイク「あしゅら男爵」風貌

 さて35年前の記憶が蘇ったのはアニメ「マジンガーZ」に登場する「あしゅら男爵」であります。まずは写真を供覧いたします。

あしゅら男爵01

あしゅら男爵03

あしゅら男爵02


◇「マジンガーZ」と「あしゅら男爵」

 アニメ「マジンガーZ」とその登場人物「あしゅら男爵」について簡単にご説明いたします。

マジンガーZ ポスター

1.「マジンガーZ」の概要

「マジンガーZ」は永井豪氏の漫画作品であります。「週刊少年ジャンプ」(集英社)の1972年10月2日号〜1973年8月13日号に掲載されましたので、1945年生まれの永井氏にとっては28歳時の作品となります。

 雑誌掲載 :週刊少年ジャンプ(集英社)1972年10月2日号〜1973年8月13日号
 テレビ放映:フジテレビ系列 日曜日19:00〜19:30 1972年12月3日〜1974年9月1日 全92話


 天才科学者兜十蔵博士は世界征服を企むDr.ヘルから地球を守るために、神にも悪魔にもなれる能力を秘めたスーパーロボット「マジンガーZ」を作り出したました。兜十蔵博士はDr.ヘルの攻撃によって亡くなりましたが、彼が作ったマジンガーZは孫の兜甲児に託され、甲児はDr.ヘルとDr.ヘルが作り出した機械獣軍団の野望を打ち砕くためにマジンガーZで戦う決意を固めました。

2.「あしゅら男爵」

 Dr.ヘルが古代ミケーネ人の夫婦のミイラを組み合わせてサイボーグ化して作り出された幹部です。本人から見て右半身が女性、左半身が男性の「雌雄モザイク」となっております。ヘルの腰のバックルが輝くと頭部と首が締め付けられる仕掛けがあり、決して逆らえません。武器は手に持つ「バードスの杖」から発する光線で、女性に変身して撹乱させる作戦を得意としており、その際は声も女性側のものに統一されます。作戦に失敗しては「申し訳ございません…Dr.ヘル様」とヘルに土下座するシーンが定番でありました。

あしゅら男爵04

 海底要塞サルードやブードを指揮し、鉄仮面軍団(あしゅら軍団)を率い、ヘルへの忠誠心は厚いのですが、油断や慢心からマジンガーZに敗れ続けます。最後は、元ナチスの鬼将校、ブロッケンとの反目の末にヘルの元を飛び出し、単身マジンガーに挑み、ブードで特攻、壮絶な戦死を遂げます(第78話)。ヘルはその死に涙し死後、地獄城にはあしゅらの銅像が建てました。
 アニメにおいては風貌に加えて言葉も男女の二重の音声となっておりました。


◇ あとがき

 「あしゅら男爵」、中学の図工の先生が時々言ってました、極めて芸術性が高いと。恐らくはその先生も「雌雄モザイク」の存在を知らなかったと思いますし、私も昨日の記事を見るまでその存在を知識として持ち合わせませんでした。果たして永井先生が知っていたか?、と言うとそれは分かりませんが、「人間の雌雄モザイク」、極めて斬新な、スピリチュアルを感じる登場人物でありました。

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