アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のヘミシンク体験とスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

職場を転々と変える、あるいは ひとところに落ち着く、その「思い」は?


 「思い」についての続きです。季節柄、職場には入職して「来る人」、退職して「去る人」、様々に出入りする人がいます。ある、退職する人に話を聞いたところ、大学卒業後10年で次の職場は6個目とのこと、辞める理由を詳しくは聞きませんでした。それなりの資格があって、人材が不足しているために需要が多い職種ならではなのですが、職場を転々と変える人がいれば、ひとところに落ち着いている人もいます。職場を変えるあるいは落ち着く、その両者に見られる「思い」に触れてみます。


◇ 職場を変える理由

 はじめに申し上げておきますが、私は職場を転々と変えることを悪いことと申し上げるつもりはありません。様々な個人の理由がありますし、女性の場合は、結婚や出産、ご主人の移動、引越しなど、人生の転機に伴う場合は少なくなく、また、親の介護や身内の病気、あるいは自身の身体状況に伴うやむをえない場合もあります。別の勉強をしたい、今の職場にはないものを別に求めたい、とするポジティブ・シンキングもあろうかと存じます。以下に、思いつく限りの「職場を変える理由」を列挙してみました。

【職場を変える理由】
 ・結婚、出産など生活環境の変化
 ・配偶者の転勤、転職などに伴う家族の移動
 ・家族、親族の病気や、介護の必要性
 ・資格や技術など今の職場にないものを他に求めて
 ・脱サラや学校への入学など別の職種を求めて
 ・気分転換、猶予期間を求めて
 ・給与や福利厚生、仕事の内容など、より良い待遇を求めて
 ・今の職場に対する失望
 ・上司の移動や友人に誘われて
 ・人間関係、上手くいかない上司や同僚からの逃避

 思いつくままに列挙しましたので順番には意味はありませんし、もっと別にも理由があるかと思います。「職場を変える理由」の割合は、男女でも職種でも違いがあるのは言うまでもないことです。ただし、タイトルにあるように「職場を転々と変える」となるとその理由は限られており、結婚や配偶者、親族と言った家庭の理由で「職場を転々と変える」のはあんまりないと思われます。「職場を転々と変える」と言うケースに限って考えるなら、その理由として人間関係の問題、待遇の悪さ、職場への不満が多いかと存じます。

 「職場を転々と変える」理由は人間関係の問題、待遇の悪さ、職場への不満

 しかし、冒頭にも申し上げた通り、同じような職場であっても、職場を転々と変える人がいれば、ひとところに落ち着いている人もいて、そこにはある「思い」が関与していると考える次第です。


◇ 職場を転々と変える「思い」

 職場を転々と変える理由に良くない人間関係、待遇、職場そのものを挙げました。それぞれに細かい事情があって一緒くた(いっしょくた;まとめて一緒にすること)にすることはできませんが、それらの根底にある「思い」は類似しているように考えます。嫌なものは嫌、どうしても我慢ができなくなってしまう「思い」です。

1.悪い人間関係を引き寄せる「思い」

 上司であったり、同僚でも、尊敬できない、言動ややり方が気に入らない、人間性を疑う、あるいはセクハラ、パワハラ、嫌がらせなど、自分に対して害を及ぼす存在がいて、それから逃避したくなる気持ちは解ります。必ずしもそうした気持ちを持つ人物が悪いわけではありません。

 尊敬できない
 言動ややり方が気に入らない
 人間性を疑う
 セクハラ、パワハラ、嫌がらせ


 しかし、世の中には嫌な人はいくらでもおります。職場を転々と変える理由に人間関係がある人にはどうしても人間関係に敏感になってしまうのだろうと思います。例えば過去における人間関係の不調から嫌な記憶がトラウマのように残っていて、それが自分の心にブロックをかけている場合はあるでしょう。過去の記憶により、また新しい悪い人間関係を作ってしまう可能性はあります。どうしても嫌な人と一緒に仕事をしたくない、嫌な人から離れたい、我慢がならない、そうした「思い」は、たとえ職場を変えても、「この人は嫌な人ではないか?」と言う猜疑心に満ちた「思い」が、またも嫌な人を引き寄せてしまう可能性もあると思います。

 人間関係における過去の悪い記憶が新しい悪い人間関係を作ってしまう可能性
 人間関係に対する猜疑心に満ちた「思い」が嫌な人を引き寄せてしまう可能性


 つまり、職場を転々と変える理由に人間関係がある人には、その方面におけるある種の「思い」がその人に同じことを何度も繰りかえさせてしまうと言う考えかたです。自分の周りの人間は、どの職場に行っても大体は同じです。良い人も悪い人も、嫌な人もいます。そうした環境のせいではなく、個人の「思い」が悪い人間関係を作ってしまう可能性はあります。

2.悪い待遇や仕事内容を引き寄せる「思い」

 給与や仕事の内容などの待遇について、どこへ行ってもそんなには変わリハしないのに、常に不満に持つ「思い」でいる人はいます。今の状態に満足しないことと、ハングリー精神は必ずしも同義ではないのですが、どうしても今に満足できない、もっと別に良い待遇の場所があるのでは?、とする「思い」があって、それが職場を転々とさせている場合があります。また、常に待遇や仕事内容に不満を持つ「思い」はどこへ行っても悪い待遇や仕事内容が目についてしまい、実は「思い」によってそうしたものを引き寄せている可能性はあります。

 今に満足できない「思い」が職場を転々とさせる
 常に待遇や仕事内容に不満を持つ「思い」がそうした待遇、仕事内容を引き寄せる


 多くの職場に長所短所はあるわけで、仕事が楽だけれども給与が安いとか、ハードな職場で高収入と言うのはよくある話です。人間関係と同じで、そうした環境がある人物に作用して職場を転々と変えさせるのではなく、その個人の今に満足できない「思い」が職場を変えさせているのです。職場そのものに対する不満も同じです。


◇ ひとところに落ち着く「思い」

 奴隷や強制労働キャンプのように、明らかに不当で劣悪な労働環境なら、それが可能であれば、次から次へと働く人は変わるでしょうが、同じ職種でほぼ同様な職場環境ならば、そこにいる人材も、その職場の待遇やシステムに大きな違いはないと思われます。同じ職場であっても、職場を転々と変える人がいれば、ひとところに落ち着いている人もいます。そこに、職場を転々と変える「思い」と同様に、ひとところに落ち着く「思い」があると考える次第です。

1.良い人間関係を引き寄せる「思い」

 誰にでも長所短所はあるんだから、人の良い部分に目を向ける、あるいは、どんな職場にも必ず嫌な人はいるものだから、嫌な人を嫌と思わず、良い人がいたらそのことに喜びを感じ、良い人を見つける、そうした人間関係に対する「思い」の人がひとところに落ち着くのではないかと考えます。

 人の良い部分に目を向ける「思い」
 嫌な人を嫌と思わない「思い」
 良い人がいることに喜び、良い人を見つける姿勢


 人間関係と言う、ある意味では人にとって最も重要な環境ではありますが、実は個人の「思い」でそれを良いものに変えられるし、「思い」によって良い人間関係を引き寄せる可能性は多いにあると思います。

2.良い待遇や仕事内容を引き寄せる「思い」

 金銭への欲望や仕事における向上心と言うもの否定するわけではありません。誰だって好待遇で、充実感がある、やりやすい仕事を望みます。でも、それは、上で申した、「常に待遇や仕事内容に不満を持つ思い」とは違います。
 まず待遇について、自分に対する今の労働対価はこんなもの、どこへ行ってもそんなに変わるものではない、好待遇を望む気持ちを不満には持って行かずに、自らの努力で手に入れる「思い」、仕事内容において理想とするものがあるのなら、まずはどうしたらそれを改善できるのかを考え、実践する、不満を持つよりも自らが向上する「思い」、そうした「思い」があるならば、職場での苦痛はなく、ひとところに落ち着くことができます。

 好待遇を望むなら不満を持田鶴に、自らの努力で手に入れる「思い」
 良い仕事内容を自ら作り出す「思い」


 そして、こうした自らの向上を「思い」に掲げておれば、自然と良い待遇や仕事内容を引き寄せるものであり、さらにひとところに落ち着くことになるでしょう。


◇ おわりに

 職場を変えることに良い悪いはありません。個人個人に事情があってのことですし、新しい職場に移ったら人が変わったように良い仕事ができるようになり、収入も上がり、とそんな恵まれたケースもあるかと思います。しかし、人間関係や待遇、仕事内容と言った職場環境に対して不満があって、逃げ出すかたちの、言わばネガティブな発想に基づく転職であれば、それは繰り返されるかも知れません。同じような職場であっても、職場を転々と変える人がいれば、ひとところに落ち着いている人もいる、それは「思い」の違いに寄るところが大きいのだ!、と言う話でした。

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