アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のヘミシンク体験とスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

神の島、世界の中心、人類発祥の地?と、その歴史を伝承するある女性、沖縄 久高島ツアー記 – その1


 さて私事、このブログを始めて今月の21日で丸3年となります。総記事数はちょうど300件との事で、3、4日に1件ずつ年に約100件ずつを積み上げて参った計算になります。実は「出来事」の記事など、更新して新しく掲載し、古いものは削除した記事がありますので、「300件目」と言う区切れに大きな意味はないのが本当のところです。あくまでも通過点ではありますが、せっかくの記念の「300件目」でありますので、それに相応しい内容で(?)、スピリチュアル・ツアー体験記を、写真を多数掲載してご紹介したいと存じます。先日、2月29日に予習を掲載した沖縄、久高島でありますが、時系列で説明して参りたいと存じます。


◇ ANA 995便 東京/羽田 発 沖縄/那覇 行;没収された缶ビール

 最寄り駅6:33発のJRで羽田に向かい、沖縄/那覇 空港行きは、全日空ANA 995便、9:10 東京/羽田 発、12:00 沖縄/那覇 着の便でありました。

 国の内外を問わず、幾多、無数の学会に出席して来た私にとって、それが仕事の出張であろうとも、必ず確実に行って来た、空港あるいは機内にて、缶ビールを「シュポっ!」て開けるのは至幸の瞬間であります。それが平日で、通常の勤務時間帯であればあるほど、その爽快感はこの上ないものであります。

 この日のフライトにおいては、羽田空港の「空弁(そらべん)」で柿の葉寿司の良いのが手に入りましたので、中途半端に搭乗口周辺で飲むのではなく、機内にてtake offから数分後のベルト着用サインが消えた瞬間が「シュポっ!」てタイミングだと思っておりました。
 ところが、あろうことか、ビニール袋に入った缶ビールを目ざとく覗き見て、騒ぎ出した女がおりました。久高島に向かう旅の途上で誰かが酒を飲むと天候が荒れて、島に渡れなくなるとのこと、、、。女はツアーのリーダーに報告(チクり)して、さらに騒ぎを大きくしました。「極めて、人としてどうか?」と言う行為でありましたが、なんと!、ツアーのリーダーからも、「他の人も島に渡れなくなってしまいます。貴方だけの問題ではないのです。」とのことで、缶ビールは没収となりました。

  「この、くそアマっ(怒)!」

 騒ぎを起こして、勝ち誇った表情の女に対して、捨セリフを吐いた私が、旅行の期間中、彼女とは一言も口を聞かなかったのは言うまでもないことです。

機内より富士山
富士山上空を飛ぶ機内では「お茶」で(涙)お寿司を食べました

 それにしても、久高島に渡るのに何人たりとて飲酒は許されないとは!?、驚きでした。過去において、酒を飲んだ人間がいたために天候が崩れて船が出なかったケースがあったとのことですが、それは、たまたま天候不良で島に行けなかったので、怒りの矛先を酒を飲んだ人間に向けただけのように思われました。そもそも、自然科学に身を奉ずる「私メ」にとっては、「御ビール様」を飲んだくらいで天候が崩れるなんて科学的な根拠は全く見出せないことでありましたが、こうして、沖縄 久高島への異様なツアーは始まりました。

没収されたビール
沖縄からの帰路に常温で返され帰宅した缶ビールたち


◇ 那覇空港にて;沖縄そばとソーキそば

 12:00定刻に那覇空港着、現地はどんよりと曇った雨天でありましたが、さすがに東京よりはずいぶんと暖かでありました。

那覇空港写真

 空港のレストランで沖縄そばを食べました。実は今回が初めての沖縄でしたが、ソーキそばは知り合いからのお土産で食べた経験はありました。しかしながら、沖縄そばとソーキそばの違いを知らないままでありました。

沖縄そば写真
空港で食べた「沖縄そば」には豚バラ肉をトッピング(撮影)

ソーキそば写真
「ソーキそば」にはソーキ(豚のあばら骨の部分)をトッピング(ネットより)

テビチそば写真
「テビチそば」にはテビチ(豚足)をトッピング(ネットより)

 写真で見ての通り、「沖縄そば」、「ソーキそば」、「テビチそば」の違いはトッピングされているものによる違いであり、ダシや味付け、麺は共通でありました。味は、日本そば、うどんよりもラーメンに近いと思いますが、分類の仕方は「醤油」、「塩」、「味噌」のラーメンと異なり、「天ぷら」、「キツネ」、「たぬき」などの日本そば、うどんと同じ発想でありました。


◇ 久高島への唯一の玄関口、安座真船待合所

 那覇空港より専用車で移動したところは、沖縄本島南部の南城市の東の端、安座真船待合所と言うところでありました。

南城市地図
南城市地図

安座真港地図
安座真船待合所地図

1.久高島の案内

 安座真船待合所に、立て看板があって、久高島の案内が記載されておりました。以下の通りです。

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 久高島は、知念半島の東方約5.5kmの太平洋上に位置する島です。面積は1.39km2、周囲は7.75km、最高標高が7.1m程の細長くて平坦な島です。琉球王国時代には、男性はその航海技術を活かし、海外貿易の船頭として活躍しました。
 東海岸には島の開びゃく神話の舞台であるイシキ浜があり、北のカベールとともに貴重な海浜植物群落がよく残っています。久高島は、琉球の祖神であるアマミキヨのや、五穀発祥伝説があり、伝統的な祭祀(さいし)を今に受け継いでいることから「神の島」と呼ばれています。

安座真港にある久高島の案内

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2.久高島土産物;久高島イラブー

 安座真船待合所には久高島独自の土産物売り場がありまして、うちわや扇子、タオル、Tシャツ他、装飾品はいささかつまらないものばかりでありましたが、魚介類の瓶詰めには目を引きました。

様々な魚介類の瓶詰め
イカの塩辛、すくがらす、すみイカ、たこの塩辛、ワタガラス

 その中でも取り分け、沖縄、久高島を感じさせられたのが「久高島イラブー」であります。さすがに買いはしませんでしたが、久高島イラブーの捕獲から作り方、イラブー汁のレシピが記載されていましたのでご紹介いたします。

久高島イラブー

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【久高島イラブー】

 ぬちぐすい(「命の薬」の意)、琉球王国の最高級食材として国王に献上するために作られ続けてきた久高島イラブー。島では今でも神聖な生き物とされ、素手で大切につかまえます。そして、決められた人によって、一週間ほどかけて自然の材料のみを使い神聖な小屋でくん製にされます。
 家族や大切な人の元気の為に、季節の変わり目や疲れたときに。命を頂く感謝を胸に、コトコト煮込んだ美味しいスープを召し上がれ。

【イラブー汁の作り方】

 材料:5人前イラブー250g、ソーキ(骨付き豚肉)かテビチ(豚足)、鶏肉 400g、
    昆布適量、塩、醤油

1)沸かしたお湯でイラブーが柔らかくなるまでもどす(約30分ほど)
2)1)からイラブーを取り出し、小麦粉をお湯でペースト状に溶かし、タワシや歯ブラシでススを綺麗に落とす。次にイラブーについた小麦粉を水でかるく洗い流し、酢を入れたお湯につけたふきんでさらにススを拭き取ります(とにかくススを落とす)。
3)沸騰した鍋にイラブーを入れ5分ほど煮立たせる。一度このお湯は捨てます。(残ったススを落とすため)
4)新しいお湯で、イラブーを1時間ほど煮ます。(中火で)
5)イラブーを取り出し適当な大きさに切り4)のお湯に戻します。
6)中火でくつくつ煮ます。今度は中から酸化した油が出てくるので、アクを取りながら弱火で4〜5H煮ます。(ここで圧力鍋があればイラブーを骨まで柔らかくしてもいいです)
7)別の鍋で肉をゆで柔らかくなったら水洗いしてアクを落とします。肉を6)に加えさらに2時間煮込みます。
8)結んだ昆布を加え、さらに1時間。人数分に見合うスープの量になるように水を加えて下さい。
9)塩としょう油などでお好みに味をつけて完成。

(NPO法人久高島振興会 078-835-8919)

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イラブー汁
夕食でご馳走になったイラブー汁

 イラブー汁に入っているイラブーそのものについて、この後に出て参ります、真栄田さんは「鰊(ニシン)に似た食感よ」、と仰ってました。確かに歯ごたえは鰊の甘露煮に近いかも知れません。ただ、鰊と言う魚はすごく脂が多く、また臭みが強いものであります。イラブー汁のイラブーはそれほどの臭みも癖もありませんでしが、おそらくはこのイラブーも蛇でありますから、アンモニア臭など、癖の強い食べ物なんだろうと思われ、鰊同様に前処置が必要な食べ物なんだろうと思いました。それにしても、東北、北海道の食べ物である鰊を、なぜに真栄田さんは知っていたのか不思議でもあります。


◇ 久高港到着、久高島宿泊交流館へ

1.高速艇「ニューくだか」で久高島へ

 久高島へは高速艇「ニューくだか」で渡ります。15:30発の高速艇は、「私メ」が「御ビール様」を飲むのを我慢したおかげで(??)、無事、定刻通りの出発となりました。あっと言う間の出来事で、10分もすると船は減速し、テトラポットに守られた久高港に近付いて参り、15:45、定刻の到着となりました。

高速艇にゅーくだか
高速艇「ニューくだか」

久高島に接近
久高島テトラポット

くだか港
久高港

久高島略図 のコピー
久高島簡易MAP

2.久高島民俗資料室

 久高港から車で数分、この日の宿泊場所である久高島宿泊交流館内には久高島民俗資料室がありました。久高島の祭祀の様子を収めた写真が、それほど広くはない部屋の壁に掛けられており、いかにも島の伝統的文化を肌で感じるものでありました。

久高島民俗資料室

 一つだけやや詳しくご紹介しますと、久高島における大漁祈願祭を「ヒーサチマティー」と言い、旧暦の1月か2月の吉日(ミンニー)を選んで実施されます。祝女(ノロ)とウメーギ(ノロの補佐役?)はヤグル川で身を清めた後、クボー御嶽に行き神衣装に着替えて、カベール岬に向かいます。岬ではハブイの束を振り上げて岩に叩きつける仕草を繰り返しながら神歌(ティルル)を歌うとされます。

大漁祈願祭
ヒーサチマティーの儀式


◇ ガベール岬へ

1.島の歴史を伝承するある女性

 先ほどの港にもいらしていましたが、改めて私どもに島を案内してくれる女性が久高島宿泊交流館にいらっしゃいました。その名を、

 真栄田 苗 さん

 と言います(以下「真栄田さん」)。

真栄田さん登場

 この方が、どういう方なのか?、生い立ちや詳しい略歴を存じ上げませんので、詳しい島での立場には触れませんけれど、仰ることに耳を傾けますと、久高島には、ある1地域の神話や言い伝えに留まらない、もっと壮大な、人類の起源にも迫る神秘が隠されているようにも思えて参ります。幾つか記憶に残っている範囲内でご紹介して参ります。なお真栄田さんについては、以下の本の中でも紹介されております。

お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!  本
中村 文昭 氏著「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ! 2(出逢い編)」

2.久高島ガベールの植物群落

 もう80近くにもなろうかと言う女性の真栄田さんが運転する車に乗り込んで、我々はガベール岬へと向かいました。砂利道ながら、道路の形態をした道を北上して行くと、そこには多数の木々が生い茂っておりました。そのあたりのご紹介を加えます。

ガベール岬への道

ガベール岬への道2

 久高島の北東端に位置する地域一帯をガベールと呼び、ここにはアダンやオキナワシャリンバイなどが優占する風衛植物群落が発達しています。亜高木層、低木層、草木層の三つの階層が認められ、学術上極めて貴重で、自然を記念するものとして、沖縄県の天然記念物に指定されております。

ピロウ(ヤシ科)
ピロウ(やし科、方言名:フバ)
常緑高木で高さは10m程度です。幹はほぼ直立し、色は灰褐色を呈しています。花序は春に横出し、果実が熟すると下垂します。葉は扇や笠、ひしゃくなどに利用されます。

くるつぐ(ヤシ科)
クロツグ(やし科、方言名:マニ)
常緑の低木で高さは4m前後です。幹は直立し、黒色の粗い繊維で密に覆われています。長さ2-3mの葉が多数束生します。果実は径2cmほどで橙赤色に熟します。

アダン たこのき科
アダン(たこのき科、方言名:アダン)
高さは3-5mくらいです。幹は太い枝をまばらに分枝し、多数の太い支柱根を垂れます。葉は線状披針形で硬い革質、緑には鋭い棘があり、果実は球状楕円形です。防風、防砂、食用、薬用に利用されます。

トウツルモドキ
トウツルモドキ(とうつるもどき科、方言名:ハブイ)
大型の常緑ツル性低木です。茎は緑色で、長さは10数mにもなります。葉の先端は巻きひげとなり他の物に巻きついていきます。

アカテツ
アカテツ(あかてつ科、方言名:チーギ)
常緑の高木です。幹は上方で多数分枝し、高さは10m内外になります。葉は互生して小枝の先端付近に密集し、初夏の頃に白い小花を数個つけます。

もんぱの木
モンバノキ(むらさき科、方言名:マシューキ)
海岸の砂地や岩上によく見られる亜高木で、高さは2-5mくらいが普通です。枝や葉には長毛が密生し、夏には白い小さな花が密集して咲きます。水中眼鏡枠の材料や薬用に利用されます。

ヤエヤマアオキ
ヤエヤマアオキ(あかね科、方言名:ブッカカー)
海岸近くの林に生える低木です。幹は直立し高さは1-3m程度です。葉は楕円形で革質、表面につやがあります。集合花は熟すると卵円形になります。樹皮や根は染料になります。

3.真栄田さんの自然との一体感、調和

 ガベール岬への道中、不思議なことに、盛んにツバメのような鳥が低く飛んで来ては車の前を横切ります。その都度、真栄田さんは「ありがとうね〜」を口にして、いかにも自然との一体感、調和が感じられます。岬に着いて、車から降りますと、今度は蝶が我々の目の前でダンスを踊ります。実に不思議な光景ですが、真栄田さんは「ありがとうね〜」と平静でありました。

海ガメを呼ぶ真栄田さん

海ガメを呼ぶ真栄田さん2

 真栄田さんは、岬から海に向かって「カメさん、カメさん、出てきておくれ!」と声をかけました。すると、全部で8-10匹くらいでしょうか?、小さな海ガメが水面にひょこひょこと顔を出します。岸壁から覗き込む形で、被写体が小さくて、なかなか写真には収められませんでしたが、確かにあれは海ガメでありました。

海ガメがそこかしこで首を出す水面

 そういう時間帯にそういう場所に来たので海ガメと遭遇したと思えば思えなくもないのですが、真栄田さんが、大自然の鳥や蝶、カメたちに語りかけているのは確かでありました。「神は常に自然を通じて我々にメッセージを発しているんです」と真栄田さんは仰いました。また、すべての人間に遠い昔の先祖がいて、長い時間を経て、先祖たちは自然の中に存在するとも言われました。

 神は常に自然を通じて我々にメッセージを発している
 我々の先祖たちは自然の中に存在する


 真栄田さんの自然との一体感や調和、会話と言うものは、結局のところ、自然の中に存在する先祖であり、神であるものとの交信を意味するものと思われました。

4.アマミキヨとシネリキヨが降り立った「世界の中心」

 ガベールの岬は、ネットでも文献でも、遠い昔、琉球の創世神、海神(アマミキヨ)が天から降り立った地とされますが、これについて真栄田さんからのご説明がありました。真栄田さんは、アマミキヨとシネリキヨのご降臨を霊視にてはっきり見たと言われておりました。
 その昔、何千年もの前に、海の彼方にあるニライカナイより降り立ったのは女性であるアマミキヨと男性のシネリキヨであったとのことです。この男女二人が人類の最初の人間であり、別の言い方をされているのが、聖書に記されたアダムとイブであったり、日本の本土で神話として伝わる天照大神(あまてらすおおみかみ)と大国主命(おおくにぬしのみこと)である、とのことです。
 真栄田さんは、人類創世の地である久高島を「世界の中心」とも呼んでおり、神々の発祥の地であるこの久高から全世界(五大陸七海)に向けて祈りを捧げているとのことでありました。

5.ガベール岬 PHOTOS

ガベール岬
ガベール岬

ガベール岬の沖
ガベール岬の沖
海水の流れが異なる境界線があって海の色が異なって見えます

大漁祈願祭「ヒーサチマティー」あと
本年の大漁祈願祭「ヒーサチマティー」の跡


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