アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のヘミシンク体験とスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

「焼き海苔」食生活でアンチエイジング!


 冒頭、今から27年前、1988年、榊原郁恵さんの、エースコックのカップ麺、「浅草駅前のりらーめん」のCM動画をご紹介します。この「浅草駅前のりらーめん」が今なお残っているのかは不明ですが、CMの最後で榊原さんが「のりで健康!」って言ったのが妙に心に残っておりました。

 「海苔で健康!」榊原郁恵さんの「浅草駅前のりらーめん」のCM YouTube

浅草駅前のりらーめん CM01
「常識を・・・」

浅草駅前のりらーめんCM02
「破りました!」

浅草駅前のりらーめんCM03
「エースコックの浅草駅前のりらーめん!」

浅草駅前のりらーめんCM04
「のりで健康!」

 海苔が健康に良いことは、なんとなく想像されるところですが、今、健康食品として海苔が密かに注目されております。今回のアンチエイジングは「焼き海苔」を取り上げました。もちろん、がんの予防としても有力な食材であります。まずは、一気に優れた栄養源としての「焼き海苔」をご紹介して参ります。


◇ 焼き海苔 の優れた栄養素

 海苔は「高濃度栄養食品」といえるほどビタミンやミネラルなどの成分が凝縮されています。焼き海苔 1枚(21 x 19 cm)の重さは約3 gですが、意外なほど大切な栄養素が含まれています。「焼き海苔」に含まれる豊富な栄養素は以下の通りです;ビタミンA(カロテン), B1, B2, C, E、U、エイコサペンタエン酸(Eicosapentaenoic acid、EPA)、ミネラル類(クロム、カリウム、カルシウム、鉄分)、食物繊維、コリン、葉酸。これらについて、少しずつ解説して参ります。

1.ビタミンA(カロテン)

 焼き海苔には人参の約3倍のカロテンが含まれており、人体においては肝臓や脂肪組織においてレチナールに変換されてビタミンAのかたちをとります。焼き海苔1枚で卵1個以上のビタミンAが含まれるともされます。ビタミンAの作用は全身に及び、皮膚や目の角膜、口腔や胃腸などを覆う上皮組織の分化に働き、粘膜を健康に保ちます。近年、カロテンには活性酸素から体を守り、発がんを予防する効能のあることが解明されてきました。悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化の予防にも役立つとされます。

2.ビタミンB1, B2

 焼き海苔 約3枚には豚肉肩ロース(薄切り肉約1枚分/30g)にあたるビタミンB1、B2が含まれています。この量は、成人女性が1日に必要なビタミンB1、B2の必要量に相当します。ビタミンB1は精神を安定させ、神経系や筋肉、心臓の機能を正常化させる働きがあり、ビタミンB2には成長を助け、目の疲労を軽減させ、健康な爪、髪、皮膚にする働きがあります。また、ビタミンB1、B2は、糖質を効率よくエネルギーにかえてくれるので、食欲がない時や疲れやすい時に摂ると、疲労回復に役立ちます。

3.ビタミンC

 焼き海苔のビタミンC含有量は一般の野菜や果物に匹敵し、焼き海苔1帖(10枚)にはみかん1個の1.5倍のビタミンCが含まれており、また、焼き海苔のビタミンC含有量は、100 gあたりで換算するとレモンの約2倍とされます。一般に、ビタミンCは熱に弱いため調理すると栄養素が破壊されてしまいますが、海苔に含まれているビタミンCは熱に強く、焼いても栄養素が壊れないのが特徴です。
 ビタミンCには抗酸化作用がありビタミンAと同様に、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化の予防にも役立つとされます。また、ビタミンC特有の作用として、メラニンの生成を抑えてシミを防ぐ効果と、できてしまったシミを薄くするダブルの美白効果があります。ビタミンCは、このダブル美白効果が認められている数少ない成分と言われています。

4.ビタミンE

 アーモンドに多く含まれアンチエイジングに効くとされるビタミンEは焼き海苔にも豊富に含まれ、ビタミンA, Cとともに抗酸化作用を有します。

5.ビタミンU(S-メチルメチオニン)

 聞きなれない物質ですし、厳密には「ビタミン」の範疇に含まれない物質です。キャベツの絞り汁より発見され、胃酸の分泌を抑制することから胃潰瘍治療薬「キャベジン」と言う医薬品にもなった物質が、新鮮な海苔にはキャベツの70倍も含まれており、干し海苔であっても豊富とされます。

6.エイコサペンタエン酸(Eicosapentaenoic acid、EPA)

 エイコサペンタエン酸(Eicosapentaenoic acid、EPA)は、脂肪酸の一種で、海草のほか青背の魚に多く含まれていて、のりの全脂肪酸の50%以上がEPAです。EPAは、血液中の血小板の凝集を抑えて、血管内に血栓ができるのを防ぐ働きを持っています。つまり、血液をサラサラにすることで、血栓が詰まって起こる心筋梗塞や脳卒中などの発作を防いでくれます。また、悪玉コレステロールを減らしたり、肥満の原因である中性脂肪を減少させる効果もあるといわれるので、生活習慣病予防に効果的です。

7.ミネラル(クロム、カリウム、カルシウム、鉄分)

 焼き海苔には多くのミネラルが含まれます。その中でもアンチエイジングとして極めて有用なのはクロムと言う物質です。クロムは1970年代に、糖尿病予防に重要な働きをするものとして、アメリカで脚光を浴びるようになった成分で、血糖値を安定きせる作用があります。血中の血糖値が高くなると、膵臓からインスリンが分泌されて血糖値が下がりますが、このとき、体内にクロムが存在すると、インスリンの作用が増強されます。また、クロムには、食後に高まった血液中の糖分を、エネルギー代謝の方向へ向かわせる作用もあります。そのうえ、クロムは悪玉(LDL)コレステロールを減らし、善玉(HDL)コレステロールをふやして、中性脂肪を下げることもわかっています。
 その他のミネラルとして、血圧を下げインスリンの機能にも必要なカリウム、動脈硬化を予防して骨粗鬆症の治療にもなるカルシウム、そして貧血予防となる鉄分が豊富に含まれます。

8.食物繊維

 海苔の約3分の1は食物繊維です。なんと、その含有量はほうれん草の約2倍、ごぼうの7倍とされます。近くも含まれています。食物繊維は野菜に多く含まれますが、海苔の食物繊維は野菜に含まれる食物繊維と違い柔軟で、胃壁や腸壁を傷つけることなく穏やかな整腸作用を行ないます。またこの種の食物繊維は細菌による腸内でのビタミン合成にも役立っているともいわれています。さらに、腸内の有害なアミンや有害金属の除去にも有効で、総じて美容や発がん予防にも効果を発揮します。

9.コリン(Choline)

 コリン(Choline)は、循環器系と脳の機能、および細胞膜の構成と補修に不可欠な水溶性の栄養素であります。神経細胞間の情報伝達に不可欠物質で、このコリンを豊富に含む海苔を常食することで、体内のコリン含有量が多くなり、記憶力が向上するとされます。


◇ 発がん予防?、発がん促進?、海苔の豊富に含まれる「葉酸」についての議論

 最近のテレビ番組(10月20日 テレビ朝日「たけしのみんなの家庭の医学」)の中で、「葉酸」が多量に含まれる海苔に大腸がん発生の予防効果が紹介されておりました。
 「食の欧米化」が大腸がん発生に関与していることは言われております。男女ともに死亡原因の第1位は悪性新生物であり、がんの部位別統計では、男性の死因は、1位は肺がん、2位胃がん、3位が大腸がんであるのに対し、女性はがんの死因第1位が大腸がんであります。故 坂口 良子 さん(享年57歳)の命を奪ったのも大腸がんでありました。

坂口良子 写真

 「食の欧米化」と言うと、魚よりも豚や牛の肉食を考えがちですし、乳脂肪分の多い食生活や、米飯よりもパン食を頭に浮かべやすいですが、海苔の摂取が減ったとの見方もあろうかと思います。
 ここでは、海苔に豊富に含まれる「葉酸」について、そのがん発生への関与を、他の栄養素とは独立して取り上げます。

1.葉酸の発がん予防効果

 葉酸欠乏症は、細胞内のS-アデノシルメチオニンを減少させ、それはDNAにおけるシトシンのメチル化を抑制し、プロト癌遺伝子を活性化し、悪性転換を誘導、DNA先駆物質の不均衡を引き起こして、DNAへのウラシルを誤認させ、染色体損傷を促進、これらのすべてのメカニズムは前立腺がん発生リスクを増大させることが証明されております。
 この研究結果に基づいた臨床検討で、適切なレベルの葉酸摂取は食道癌、胃癌、卵巣癌のリスクの低下に寄与していることが示され、大腸に関してはポリープの発生を抑制し、大腸がんについては発生率を3割減らすことが示されております。

2.葉酸の発がん促進効果

 ところが、葉酸のサプリメント投与の追跡調査から、がんの発生率を高める結果が得られております。葉酸サプリメント摂取は、欧州における520,000人の男性に対する14年間の調査で、大腸がん発生を67%増加させたとの研究報告があります。同様に、男性における葉酸サプリメントの摂取は前立腺癌のリスクを2倍にするとの報告もあります。さらには、既にがんに罹患していていたり、前がん症状の状態では、葉酸にはがんおよび発がんの防止効果はなく、むしろ、症状の悪化につながることも証明されております。

 以上から、葉酸は、がんの形成において2つの役割を果たしており、低濃度の葉酸の摂取は初期段階のがんの防止をするが、高濃度の葉酸の摂取はがんの形成の促進をします。

 高濃度の葉酸ががんを増加させる理由は、ヌクレオチド合成において葉酸が必要であるように、増殖型の新生細胞は葉酸を必要とし葉酸受容体ががん細胞中で増加するためとされます。

3.焼き海苔による適切な葉酸摂取

 大腸がん予防に効果的な葉酸摂取量は1日400 μgとされます。日本人の平均葉酸摂取量は1日平均280 μgと言われており、残りの120 μgを海苔で補うとすると、一般的な焼き海苔なら2枚(6 g)とされます。


◇ 焼き海苔レシピ

 さて、最後に焼き海苔を美味しく上手に摂取するレシピを考えましたのでご紹介します。極めて単純なものから、思わぬ発想もあると自負しております。

1.お刺身に巻いて食べる

 海苔と言えば、なんと言っても海の幸ですので、普通にお刺身を焼き海苔で巻いて、ワサビ醤油で食べる食べ方です。

お刺身と焼き海苔

 まずは左上のネギトロ、右上は平目、鯛、まぐろ、イカのお刺身盛り合わせです。これを3切の半分の焼き海苔で巻いて、ワサビ醤油で食べます。

焼き海苔に鯛

 上の写真は鯛を焼き海苔に載せたところです。

2.ウニやイクラ

 こちらも簡単です、ちょっとお値段が張りますが、、、。ウニとイクラです。

焼き海苔とうにいくら

焼き海苔といくら

3.プルコギを焼き海苔で

 韓国のプルコギをニラと炒めて焼き海苔で巻いて食べると言うものです。ごま油を使用しました。韓国海苔でも分かる通り、韓国の食べ物って海苔に合うんですよね。ごま油で炒めたプルコギを焼き海苔で巻いて食べると、思わぬ懐かしい風味を味わえます。

焼き海苔にプルコギ

焼き海苔にプルコギ2

4.きざみ焼き海苔とアボガド和え

 こちらは今回の目玉商品です。きざんだ焼き海苔にアボガドを和えます。味付けはいろいろと工夫できますが、今回はごまをふりかけ、チョレギサラダのドレッシングにしました。下写真の如くかき混ぜて食べるのですが、驚くべき美味でありました。

きざみ焼き海苔にアボガド

きざみ焼き海苔にアボガド2


「けっきょく、お酒のツマミでしょ!?」、ハイ!、その通りです(笑)



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