アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

映画「ランボー」に観るPTSD(再掲)

 カテゴリの追加見直しに伴い、過去の文章を分割して再投稿といたしました。PTSDについて記事にしたものです。

 日本における心的外傷後ストレス障害(Posttraumatic stress disorder, PTSD)は、1995年の阪神・淡路大震災および地下鉄サリン事件、2000年 新潟少女監禁事件、2005年 JR福知山線脱線事故 以降、よく指摘される病態となって来たと申しましたが、その1995年の13年前、今から30年以上前の1982年に公開されたアメリカ映画「ランボー」ではまさにPTSDを題材としておりました。
 シルヴェスター・スタローンが演ずるベトナム戦争からの帰還兵を通じて、反戦映画、戦場から帰った軍人への社会の冷たい目、そういった題材に加えて、「死に至るほどの重症な外傷や心に加えられた衝撃的な傷が原因となって、様々なストレス障害を引き起こす疾患」、まさにPTSDをまざまざと紹介されています。以下、コピーで恐縮ですがストーリーと映画のシーンを供覧いたします。

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ランボー

監 督 テッド・コッチェフ
脚 本 マイケル・コゾル、ウィリアム・サックハイム、
    シルヴェスター・スタローン
原 作 ディヴィッド・マレル「一人だけの軍隊」
出演者 シルヴェスター・スタローン、リチャード・クレンナ、
    ブライアン・デネヒー
音 楽 ジェリー・ゴールドスミス
主題歌 ダン・ヒル「It's a Long Road」

ランボー02

 1981年12月のワシントン州。ベトナム帰還兵ジョン・ランボーは、ベトナム時代の戦友を訪ねて山間の田舎町を訪れる。しかし戦友は、戦争で浴びた化学兵器の後遺症で癌を患い、既にこの世を去っていた。戦友宅を辞去し、食事をとるため街へ入ったランボーに、保安官ティーズルが声を掛ける。ティーズルはランボーがトラブルを起こしそうな身なりや顔つきだと見るや、街を出ていけと高圧的な態度で告げ、ランボーをパトカーに乗せて市街地の外れへと追い出す。それでも来た道を戻り街へ入ろうとするランボーを、ティーズルは浮浪罪とサバイバルナイフ所持で逮捕し保安官事務所へと連行する。

 事務所の取調室に入れられたランボーに、ベトナム時代に囚われの身になった時の事がフラッシュバックする。取調べにあたる保安官達はフラッシュバックにより沈黙するランボーに対し、取り調べに協力的でないとして高圧的に接し、拷問じみた嫌がらせを行う。そしてランボーの髭を剃ろうと羽交い絞めにし、シェービングクリームも付けずにその顔へ剃刀を近付けた瞬間、ランボーの脳裏に、かつてベトナムで受けた拷問の様子が鮮烈に蘇ってくる。その場にいた保安官全員を素手で叩きのめし、ランボーは没収されたナイフを奪い返して山中へと逃走する。

ランボー01

ランボー02

ランボー03

ランボー04

ランボー05

ティーズルは部下を率いて山狩りを開始し、絶壁まで追い詰める。しかしヘリに乗っていた保安官が独断でランボーの射殺を図り、身を守ろうとしたランボーが投げた石によってヘリから転落し、命を落とす。「これは事故だ、彼を殺す意志はなかった」と戦闘の停止を呼びかけるランボーに対し、死んだ保安官の独走を知らないティーズル達は仇討ちとばかりに発砲。これをきっかけにランボーは反撃へと転じ、グリーンベレー仕込みのゲリラ戦で保安官達を1人ずつ無力化し、最後に残ったティーズルの喉元にナイフを突き付けて「この山では俺が法律だ」と言い残し、山奥へと姿を消す。

ティーズルが麓へ戻ると、州警察と州兵によって組まれた対策本部へ、国防総省からサミュエル・トラウトマン大佐が派遣されてくる。ランボーのベトナム時代の上官である大佐は、ゲリラ戦においてランボーがどれだけ優秀な兵士であるかを語り、被害を最小限に抑えるため、一旦ランボーから手を引いて山から下ろし、別の街へ移動したところを改めて逮捕することを提案する。しかしティーズルは自分の手でランボーを捕えることに固執し、大佐の案を聞き入れない。ランボーを説得するため、大佐はベトナム時代のコールサインを使って無線で呼び掛ける。応答したランボーは、ベトナム時代の戦友たちが彼を除いて全員死んだことを伝えつつ、先に仕掛けてきたのは保安官達だと告げ、投降の意思がないことを明確に表す。

夜が明け、ランボーがねぐらにしていた廃坑を州兵が包囲する。戦闘慣れしていない州兵たちはランボーの戦闘力に恐怖し、ティーズルが生け捕りにしろと言うのも聞かず、坑道にロケット弾を撃ちこんでランボーを生き埋めにする。跡形もなく崩れ落ちた廃坑を見て、州兵、州警察、ティーズルは、ランボーの死を確信する。しかし生きていたランボーは坑道の中をひたすら進み、出口を見つけて地上へと脱出。そして通りかかった州兵のトラックとM60機関銃を強奪して再び街へと姿を現す。

ランボー06

ランボー07

ランボーはガソリンスタンドを爆破して街の注意をそちらに向けた後、保安官事務所の電源を断って近所の銃砲店を破壊し、保安官事務所に乗りこむ。ティーズルは天井の吹き抜けに潜んで待ち伏せていたが、ランボーに返り討ちにされ、重傷を負う。とどめを刺そうとするランボーの前に、大佐が現れる。周囲は完全に包囲され、もう助かる見込みはない、投降しろ、戦いは終わったと告げる大佐に、ランボーは「まだ終わっちゃいない!戦争は続いている!」と絶叫する。そしてその口から、戦争終結から7年経った現在でも続くトラウマと悲劇が語られる。

戦争に負けて帰還した時に浴びせられた反戦デモの罵声。ベトナムの戦場には助け合える友人がたくさんいたのに、本土では誰も助けてくれない。100万ドルの兵器を使いこなした歴戦の勇士でも、本土では駐車場の警備員の仕事にすら就けない。そして今なお悪夢として自分を苛む、博打好きだった親友の無惨な爆死。戦友とは、この戦争が終わったらラスベガスでスポーツカー(吹き替え版ではシェビー)を乗り回そうと楽しそうに語って、約束していたことも。ランボーはまるで子供のように泣きじゃくり、凄惨な事件の背後にある悲劇を知った大佐は、ただランボーをその胸に抱きとめることしかできなかった。

そしてランボーは投降。救急車で搬送されるティーズルを横目に大佐の手で連行されていき、事件は終結する。

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