アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

全然違う 日本の「神風」とイスラムのテロ、「永遠の0」に込められた 百田 尚樹 氏の訴え

 単一民族で高い精神性を持つ日本人にアセンションは近い、と言う、本当かどうか?、いささか自意識過剰な日本人の記述を見る機会があります。この点については後日、検討したいと思いますが、今日は別の角度から日本人のスピリットについて、一部の間違った見解を正したくキーボードを叩いております。

 1996〜1998年の米国留学時、一人のギリシャ人フェローと親しくしていました。ある時、彼に "I can not understand Japanese KAMIAKAZE." と言われて討論したことがあります。詳しくは忘れましたが、欧米人と日本人では死を意識した際の生への見方が若干違う印象を持ちました。また、欧米人にとって日本の「神風特攻隊」は自分たちと異なる死生観として奇異な感覚で捉えられているのは間違いありませんでした。この討論において、30代であった私は明確な返答ができず歯がゆい思いをしたのが思い出されます。

 欧米人にとって異なる死生観として捉えられる日本の「神風」

 今週明けの15日(日本時間16日)、米国ボストンマラソンで爆弾テロがありました。無差別な行為で被害に遭われた方々に心よりお悔やみを申し上げます。
 テロと言うとどうしても2001年の「9. 11 アメリカ同時多発テロ事件」を思い出しますが、その際のテロのことが "Kamikaze Attack" として報道されました。もちろんこれは、第二次大戦における日本国連合艦隊の「神風特別攻撃隊(特攻)」から惹起された言葉であります。また、 ”le kamikaze” (フランス語調で「カミカズ〜」と発音)と言う単語 は既にフランス語となっており、「自爆攻撃、自爆テロ」という意味で使われ、パレスチナに関する報道では,ほぼ日常的にお目にかかるそうです。

  "Kamikaze Attack" として報道された米国同時多発テロ
  フランス語にもある”le kamikaze” 「自爆攻撃、自爆テロ」

 欧米では、自爆など自己犠牲による無差別殺人を日本人とイスラムの特有の「死生観」として捉えられているようです。また、本当の特攻の実情を知らずに現代の若い世代が、単なる自爆や自己犠牲として後世に伝えていっているような、そんな風潮もあります。

 日本軍の特攻とイスラムの自爆テロ、一見、やっていることは似ていても中味は全く違います。特攻は戦時中に祖国を守り、家族を守るため、敵の艦隊に対して行ったもの、平和な社会において無差別に大量殺人を行うイスラム過激派とは全く異なるものです。

 日本の特攻は戦時中の敵艦隊に対して行ったもの
 イスラム過激派は平和な社会における無差別な殺人
 特攻とイスラムテロ、両者は断じて同じものではない!

 年末、こうした欧米諸国の日本人のスピリットに対する不適切な評価、今の日本の若者の間違った認識に対して一石を投じる小説に出会いました。ベストセラーですのでご存知の方は多いと思いますが、「永遠の0」(百田尚樹氏)がそれです(映画化が決まり12月公開予定とのことです)。

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 百田尚樹氏の「永遠の0」における訴え

永遠の0

 ある姉弟が、神風特別攻撃隊員であった自分たちの祖父がどのような人物であったのか、いかにして亡くなったのかを探求することとなったというストーリーです。何人かの戦友や生徒などの取材から、戦闘機乗りとしての高い技術と、死ぬ事を恐れて家族の下に帰ることを第一に考える「臆病者」と罵られていたこと、また当時の軍隊の状況、多くの軍人達が軍部に検閲されるために家族に対して本当の気持ちを遺書に記すことなく死んでいったことが描写されております。
 小説の中には「イスラムのテロと神風は同じ」と言う若いジャーナリストが出て来て、多くの隊員の遺書に死を恐れる文言はなく、国のため良い仕事をしているかの言い回しに触れたところ、特攻隊から帰国して企業の社長にまでなった人物が、一喝して、現代のテロリストと神風特攻隊は違うと言ってジャーナリストを嗜め、ジャーナリズムのあり方を正すと同時に、「我が身なき後の家族と国家を思い、残る者の心を思いやって書いた特攻隊員たちの遺書の行間」を指摘しています。「臆病者」と罵られた主人公である祖父は、実は当時の若者の心の奥にあるものの代弁者だったと言うことを暗に示唆しています。

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 うっかりすると歴史は歪曲されて伝わります。中韓の「反日教育」はその最たるものです。神風特攻の客観的な史実は史実としても、当時の人間の心の内面の部分にまで歴史認識を間違えてはいけません。日本人は非戦争時における無差別殺人を行ったのではなく、神や天皇のために命を無駄にしたのでもありません。言うまでもなく、日本と言う国を守るため、愛するものを守るため、家族を守るためでありました。そこにそれほど特別な死生観は無かったと思います。

 人間の内面における歴史認識の重要性

 日本人のスピリットについて間違った認識が欧米諸国でなされており、日本人のジャーナリストまでも!、そうして考えた時、最初に戻って、「単一民族で高い精神性を持つ日本人にアセンションは近い」との発想が、違うとは思いますが、イスラムと日本の固有のものとの考えに立脚するならば、これは日本人のスピリットに対する大いなる誤解を指摘せざるを得ません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/死生観
http://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカ同時多発テロ事件
http://fr.wikipedia.org/wiki/Kamikaze
http://ja.wikipedia.org/wiki/永遠の0
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