アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

従軍慰安婦問題の現状:韓国では現在進行形、エスカレートする対日歴史糾弾外交と我が国の対応

 先日、「首相の靖国参拝に日本人は反対しても良いのでは?」と題して、靖国神社参拝についての私見を述べました。言うまでもない戦争の悲惨さと、軍部が「大本営発表」と言う名の隠れ蓑(みの)を利用して、無意味に尊い国民の命を失った事実を直視した時に、A級戦犯の合祀には複雑な心境を持たざるを得ないことを申し上げました。
 もちろん、戦没者を国のリーダーが参拝する施設にA級戦犯が合祀されていることを是とするか非とするかの議論は、他の国にとやかく言われることではない、と言う立場であります。例えばユダヤ人の大量虐殺を行ったヒトラーは万民が認める国際的な犯罪者であり、人間として倫理的にも罪人であることは揺るがぬ事実でありますが、日本のA級戦犯とそれに準ずる軍人は、図らずも国家の存亡を託され、国益を第一に考え、敗戦のかたちを模索し、日本の象徴たる天皇陛下の立場を憂慮した人々であり、純粋な自国の利益のための思惑は他国にとって不利益となります。戦争とはそういうものであると思います。 
 さらに言えば、死者に対する畏敬の念のあり方、たとえそれがA級戦犯であっても、死した後も生前の罪が罰せられなければならないか否かは民族間で異なる死生観であります。この考え方については、もう少し見聞を広めたところでもう一度、とりあげたいと思いますし、現実的な東アジアにおける外交の問題に目を背けるわけにも参らず、「首相の靖国参拝」は今後とも多くの要素をはらんだ問題だと考えます。

 靖国参拝において死生観の要素は?

 さて、前置きが長くなりましたが、「首相の靖国参拝」と同様に世間を騒がせている問題に「従軍慰安婦問題」があります。私個人は、靖国参拝に比べたら、「慰安婦」は極めて単純な、結果が見えている問題に思えてなりません。恐らくは日本国民の多くが話題にするのも辟易するこの話題を、当ブログで取り上げるかどうか迷いましたが、己の知識の整理と、若者や我が子達に正しい認識を残せればと思いました。


◇ 最近の「従軍慰安婦問題」に関する記事から

 まずは、最近の記事のご紹介です。2月12日の時事通信で阿部首相の衆議院予算委員会における答弁を紹介しています。

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阿部首相の従軍慰安婦記事

 安倍晋三首相は12日午後の衆院予算委員会で、先のフランスの漫画祭で韓国の団体が従軍慰安婦をテーマに特別展を開いたことに関し、「間違った事実を並べて日本を誹謗(ひぼう)中傷していることに対しては、冷静かつ礼儀正しく反論しなければならない」と述べた。首相は「政府の立場は従来述べてきた通りだ」とも語り、村山談話や河野談話を引き継ぐ安倍政権の立場を改めて示した。
 第2次安倍政権下で実現していない日韓首脳会談については「対話のドアは開いているし、われわれもドアの中に閉じこもっているというより、対話に応じるよう働き掛けている」と強調した。日本維新の会の中山成彬氏への答弁。 【時事通信 2月12日(水)15時44分配信】

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◇ 直近の韓国による対日糾弾慰安婦PR

 今回の阿部首相の答弁は、本年1月30日に開幕した、ヨーロッパ最大級のマンガフェスティバル、アングレーム国際漫画祭で、韓国がいわゆる「従軍慰安婦」を描いた漫画、20作品などを出品、韓国の閣僚が現地入りするなど、アピールしている問題に対するものでありました。これ以外にも、2011年にはソウルの日本大使館前、昨年7月には米国ロサンゼルス近郊のグレンデール市中央公園に、「従軍慰安婦」の像が韓国政府によって設置されております。これは中国も同じですが、歴史の事象(事実かどうか別として)を糾弾することで、賠償や援助を取り付ける、あるいは、国際社会における日本の立場を貶めることで、領土領海問題などで有利な展開を目論む、言うなれば「対日歴史糾弾外交」が今なお続いており、ますますエスカレートしていると言わざるを得ません。
 日本人の多くは韓国政府の大人げない策略に唖然として、下手に騒がない方が得策と考えているかと思います。「間違った事実を並べて、日本を誹謗中傷していることに対しては、冷静かつ礼儀正しく反論しなければならない」とする阿部首相の答弁は、強すぎず弱すぎずバランスの取れた発言だとは思います。しかし、我が国はこの問題について、これまでの対応に間違いは無かったのか?、今後の改善すべき点があるのではないか?、と言う議論はあってしかるべきです。

フランス従軍慰安婦漫画
フランス、アングレーム国際漫画祭における韓国の「(従軍)慰安婦展示館」

慰安婦像
2011年12月14日、ソウルの日本大使館前に設置された「平和の碑」、慰安婦の少女像(左)と2013年7月30日、米国ロサンゼルス近郊のグレンデール市中央公園に設置された旧日本軍の韓国人従軍慰安婦を象徴する少女像(右)


◇ 橋下大阪市長とNHK籾井新会長の発言

 昨年5月13日、日本維新の会の共同代表でもある 橋下 徹 大阪市長が、旧日本軍の従軍慰安婦問題に関して、「日本政府が暴行脅迫して拉致した事実は証拠に裏付けられていない。ただ意に反して慰安婦になった人にはやさしく配慮しないといけない」と発言し、これだけならば大きな問題は無かったと思いますが、「歴史を調べるといろんな軍で慰安婦制度が活用されていた。銃弾が飛び交う中、猛者集団を休息させようとしたら必要なのは誰だって分かる」とも述べました。これに対する激しい批判を受けて「当時、軍の規律を維持するには必要だった」との認識を重ねて示しました。
 これに対して翌14日、日本維新の会の 石原慎太郎 共同代表は「軍と売春は付き物で、歴史の原理のようなものだ。決して好ましいものではないが基本的に彼は間違ったことは言っていない」などと擁護し、また、日本維新の会、国会議員団の 西村 真悟 衆院議員は5月17日の党代議士会で、二人の共同代表の慰安婦発言に関連し、「日本には韓国人の売春婦がうようよいる」と発言し、すぐに撤回するも、党から除名処分となりました。

 橋下氏「歴史上、いろんな軍で慰安婦制度が活用された」
    「当時、軍の規律を維持するには必要だった」
 石原氏「軍と売春は付き物で、歴史の原理のようなものだ」
 西村氏「日本には韓国人の売春婦がうようよいる」


 本年になってからも公の場における同様な発言がありました。1月25日、NHK新会長の 籾井(もみい) 勝人(かつと) 氏は就任会見において、従軍慰安婦問題について、「今のモラルでは悪いんですよ」としつつ、「戦争をしているどこの国にもあった」としてフランス、ドイツの名を挙げた。「なぜオランダにまだ飾り窓があるんですか」とも述べました。飾り窓はオランダなどにある売春街を指します。
 さらに「会長の職はさておき」とした上で、韓国についても「日本だけが強制連行したみたいなことを言っているから話がややこしい。お金をよこせ、補償しろと言っている。しかしすべて日韓条約で解決している。なぜ蒸し返されるんですか。おかしいでしょう」とも述べました。その後、記者から会長会見の場であることを指摘されると、発言を「全部取り消します」と話したとのこと、、、。

 籾井氏「(慰安婦は)戦争をしているどこの国にもあった」
    「なぜオランダにまだ飾り窓(売春街)があるんですか」
    「すべて日韓条約で解決している」
    「なぜ蒸し返されるんですか。おかしいでしょう」


橋下と籾井
橋下 徹 氏(左)と 籾井 勝人 氏(右)


◇ 韓国の真実と真意を理解すべき

 私は、米国留学の際に韓国の留学生と交流しましたし、家族での海外旅行は米国に次いで多く韓国のソウルに行っております。キムチや焼き肉は日本でも食べられますが、ソウルに行ってこそ本場の味を楽しめるものとして、海鮮チゲ鍋、チヂミ、テジカルビには素晴らしい文化を感じます。この1年で、「韓国の反日に観るあまりにも流動的な歴史」(昨年6月21日)、「目を醒してほしい!、韓国の反日感情と歴史認識」(同9月15日)と、2度に渡って韓国の誤った歴史認識、反日思想(教育)に反論しましたが、隣人としての友好関係を望む気持ちであります。

韓国料理
左から海鮮チゲ鍋、チヂミ、テジカルビ

 日本では、私が挙げた紺国料理に加えて、ドラマ「冬のソナタ」(2002年)や、男性デュオである 東方神起(2003年)、女性アイドルグループ、KARA(2007年)などの韓流に人気が集まりました。一般的な日本人は韓国に対して非常に好意的だと思います。

冬ソナ、から、とうほう
左から「冬のソナタ」、KARA、東方神起

 しかしながら、深夜の南大門広場や、ソウルのロッテ免税店なんかに行けば、びっくりするものがたくさん売られています。
 南大門でも明洞でも、夜の11時以降に出店が許可された店舗があって、LOUIS VUITTONやCHANEL、Gucciと言ったブランドもののコピー商品が安価で売買されています。見た目は、私などには区別がつかない、本物そっくりに出来ていますが、いざ購入してもファスナーはすぐに壊れるし、キーホルダーは短期間に糸がほつれて破損します。「パクリ」と言えばそれまで、よく言われることですが、外見だけ似せて、上手いことを言って、そうしたものを売って、人を騙すことに、なんら恥の概念はないのに驚かされます。
 ロッテ免税店にはたくさんの日本のお菓子が売られています。私は最初、それらがカルビーなり明治製菓、グリコと言った日本のお菓子の会社が韓国向けにパッケージを作って販売していると思いました。ところがそうでは無く、これも「パクリ」なんですね。韓国の製菓会社が日本のお菓子をそっくり真似て作り、パッケージも極めて類似したものとなっています。ひよこ本舗吉野堂の「名菓ひよこ」もそっくりなものが売られています。

パクリお菓子
ソウルで売られる多数のコピー製菓

 ただの「真似」で片付けて良いのでしょうか? 韓国では、空手は自国のテコンドーが起源であり、日本の空手が韓国テコンドーの真似であると考えられ、若者に伝授されております。空手のみならず、韓国の若者に言わせると「日本文化は全て韓国文化のコピー」だそうです。もしかしたら、「かっぱえびせん」、「キノコの山」、「ポッキー」にくわえて「ひよこ」の果てまでも、韓国が起源で、日本が真似していると考えている人がいるかも知れませんし、いつの日かそうなることを期待しているように思えます。時間をかけて立場を逆転する発想が見え隠れします。

 有名なコピー商品はただのパクリで良いのか!?

 従軍慰安婦問題も同じで、長い年月をかけて執念深く言い続けることで、いつしか歴史の事実をねじ曲げる、自分たちが有利であれば事実はどうでも良い!、極めて悪質な強い意志を感じます。韓国の、対日歴史糾弾外交は今、まさに隆盛を極めており、今後もエスカレートして行くことを知るべきです。
 そうした状況において、日本の政治家の発言はどうでしょう?、代表的報道機関のトップはどのような認識でいるのでしょう? 「慰安婦 = 売春婦」がどこの国でもあった、軍には必要だった、ってそんなことが論点なんでしょうか? 
 また、その言い回しについても、悪い行いを指摘されて、「他でもやっている」と言う発言は、万引きでもいじめでも、子供が叱られて「○×ちゃんだってやってるもん!」って開き直るのとどこか違いがあるのでしょうか? ちょっと大きな話しをすれば、ユダヤ人に対するホロコーストを行ったヒトラーは、オスマン帝国(現トルコ)によるアルメニア人大虐殺を取り上げて「他でもやっている」と言っていたそうです。

 そんなんでは、阿部首相が仰るところの韓国の「誹謗中傷」に対抗できない、浅はかすぎる歴史認識、政治家として貧困な論拠の持って行き方、はっきり申し上げて情けないと思います。もっと、問題の根は深く、日本人は危機感とある種の決断を持つべきかも知れません。

 韓国のエスカレートする対日歴史糾弾外交に対して
 あまりにも浅はかな歴史認識、貧困な論拠


 少し時間をいただいて、次は、「従軍慰安婦問題」についてこれまでの経緯と日本のあるべき立場について私見を述べたく存じます。あくまでも客観的な立場で考えたいと思います。


http://news.yahoo.co.jp/pickup/6106946
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00262238.html
http://www.gekiyaku.com/archives/31091782.html
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1302R_T10C13A5PP8000/?n_cid=DSPRM501
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1400M_U3A510C1EB1000/?n_cid=DSPRM501
http://ja.wikipedia.org/wiki/西村眞悟
http://www.asahi.com/articles/ASG1T5J3XG1TUCVL005.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4654444.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/アルメニア人虐殺
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