アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のヘミシンク体験とスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

「引き寄せの法則」の起源:ヘルメス文書 〜 Kybalion 〜 The Meta Secret / 宇宙の「7つの法則」のご紹介

 昨年末、「引き寄せの法則 = THE SECRET」をご紹介し、その方法論として、ヘミシンク(などの瞑想)を用いた具現化(10月30日)、ビジョンボードの利用(11月4日)、「感謝の気持ち」の重要性(11月21日)などに触れて参りました。
 この「引き寄せの法則」の起源とされる、宇宙の原理、原則を明らかにした「ヘルメスの法則」と呼ばれるものがあります。ギリシア神話で、ゼウスとマイアの子とされるヘルメス神と、エジプト神話のトート神がヘレニズム時代(アレクサンダー大王治世 [在位紀336-323年] 〜プトレマイオス朝エジプトの滅亡 [紀元前30年] )に融合し、それらの威光を継ぐ人物としての錬金術師ヘルメスが同一視されて、ヘルメス・トリスメギストス(Hermes Trismegistus)と称されるようになりました。ギザの大ピラミッドの内部にあったヘルメス・トリスメギストスの墓より発見されたエメラルド・タブレット(Emerald Tablet)は、錬金術の基本思想(奥義)が記されているとされ、そこに「ヘルメスの法則」として、宇宙の「7つの法則」が秘密文書として記されております。

ヘルメス
紀元前1世紀後半から紀元2世紀初頭のローマのヘルメース像(左)とシエナ大聖堂舗床にあるヘルメス・メルクリウス・トリスメギストスのモザイク画(右)

 1908年、エメラルド・タブレットが発見され、最初、スリーイニシエイツ(三人の賢者)というペンネームで、ウィリアム・W・アトキンソン(1862-1932年)によって翻訳、「キバリオン」(The Kybalion)と言う著書が世に出されました。

キバリオン著書

 さらに、この「ヘルメスの法則」= 宇宙の「7つの法則」を現代的に体系化したものが「ザ・メタ・シークレット(THE META SECRET)」であります。これらは、「引き寄せの法則」をより深く解説したものであり、人間の夢や目標を引き寄せ、具現化するために知るべき具体的な法則を示しています。以下、Dr.メル・ギル監修の「THE META SECRET」の冒頭の寄せ書きをご紹介いたします。

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あなたは見えない力を信じますか?

夢や願望を実現し、
本当に豊かな人生を手に入れた人たちは、
見えない力の存在に気づき、
その力を活用してきました。

その力を信じて使うことで、

・こじれていた関係が良好になったり
・取り組んでいる仕事が円滑に進み出したり
・経済的な問題がなくなり豊かな富を手に入れたり
・毎日を健康に生き生きと過ごせたり
・一緒にいるだけで幸福な最高のパートナーが現れたり

した人がいます。

他にもさまざまな人生の問題を解決し、
望むとおりの結果を手に入れることができるでしょう。

もし、見えない力を、誰でも簡単に使う方法があるとしたら、、、

使ってみたいとは思いませんか?


メタシークレット本、DVD

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 本スピリチュアル記事では、THE META SECRETで示される「ヘルメスの法則」= 宇宙の「7つの法則」を一つ一つご紹介いたします。また、難解な文章ではありますが、「キバリオン」(The Kybalion)からもウィリアム・W・アトキンソンの原文を添付いたします。


◇ I. 思考(Mentalism)の法則

 夢や目標を思考することで具現化(現実化)

 99%の人は外の世界が内なる世界を支配するようにプログラムされています。しかし、欲しいものを手に入れるには内なる世界に外の世界を支配させる、そうした発想の転換が求められます。「人間の『思考』や『感情』にはつねに『引き寄せの法則』が働いており、望む、望まないかにかかわらず、考えていることが引き寄せられて来て実現する」と言うのが「引き寄せの法則」であります。このことをしかと認識するために、最初の法則として「思考の法則 Law of Mentalism」が紹介されています。
 人間が作り出したものはすべて、誰かの思考が具現化(現実化)したものであります。この世界で起きていることも全て私たちの意識が作り出しています。思考は純粋なエネルギーの一種ですので、このエネルギーを上手に利用することによって、最も効率よく、確実に夢や目標を叶えることができます。

 近年、人類は精神世界への関心が高まっており、四次元からスピリチュアルの次元(五次元)への次元上昇(アセンション)が起こりつつあることが噂されております。このことは、以前にも増して思考が具現化するスピードが速まっているとも考えられます。「思考の法則」は夢や目標を引き寄せる基本的法則であります。

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【The Kybalionから】

 〜 全ては心なり 宇宙は精神的である 〜


 我々の知覚の外部には何物も存在し得ない。我々は日々、何かを創造し、それが真であるかの如く理解しようとする。これは本来人類に備わった「心的創造」の偉大なる能力の結果である。魔術師は幻想と混沌の世界の中に己が生み出し、あるいは伝達された無数のイメージを見る。神々、精霊、楽園、神話、それらは皆、心のスクリーンないし水面に映ったイメージである。我々は心を持ってしか世界を知覚・分析・理解できない。故に我々の宇宙もまた心なのである。遍在する「全」の外側には何物も存在せず、宇宙は「霊」に充たされている。

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◇ II. 投影(Correspondence)の法則

 この世界の全ては自分の映し鏡である

 「投影の法則 Law of Correspondence」は「他人はもちろん、世界の全ては自分自身を映している鏡である」と伝えています。1つの現実、事実を見ても、その捉え方、解釈は人それぞれであります。「人の数だけこの世界が存在する」とも言えるでしょうし、目の前の現実をどのように感じるかは私たち自身が決めているのです。
 人は、自分を取り巻く環境、世界により影響を受ける存在と思われがちで、そうした周囲の状況のほうを変えようとしますが、そのことは悪いことではないものの、自分自身の意識が変化しないと根本的に世界を変えることはできません。再び似たような現実に苦しむことになります。
 この世界が今の自分にとってどのように見え、どのように感じられるかをしっかり認識すれば、おのずと自分自身の意識の中に、どのような世界があるのかを知ることができるのです。

 余談ですが、この法則は、昨年11月8日に紹介した「幸せになるハワイの教え 『ホ・オポノポノ』」の考え方に似ています。世の中で起こった事柄に対する不快な記憶をクリーニングして消し去ることにより不快な感情が無くなり幸せになると言う発想です。

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【The Kybalionから】

 〜 上なるものの如く下も、その逆もまた真なり 〜


 大宇宙と小宇宙は相互に依存し、時に共鳴する。ひとつのものは別のひとつのものの反射あるいは反応である。「ケテルはマルクトの中にあり、マルクトもまたケテルの中にある」。照応の原理は見えざる宇宙の力動的な流れを把握し利用することを可能にする。如何なる存在も他者とまったく独立して存在しているわけではない。その鍵を紐解き解析することによって魔術師は儀式を構築し、神々を召喚するのである。

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◇ III. バイヴレーション(Vibration)の法則

 類似した振動を持つ物同士が引き寄せ合う

 この世界のあらゆるものは振動(バイヴレーション, Vibration)しており、類似した振動を持つ者同士は共鳴し合い、引き寄せ合う、と言うのが「バイヴレーションの法則 Lau of Vibration」です。「類は友をよぶ」と言う諺があるように、私たちは人生の中で、居心地のよい人たちと友好関係を築きます。お金持ち同士、同じ趣味仲間、同じ芸能人のファンなど、私たちは自然に似たようなバイヴレーションを持つ人たちと人生を共に過ごしているのです。
 もし自分の人生を変えたいのなら、自分が放ってしるバイヴレーションの質を変化させることが必要です。お金持ちと同じバイヴレーションを放つようになれば周囲にお金持ちが集まってきますし、愛情あふれる人生を希望するならばたくさんの愛を放つ人と同じバイヴレーションになる必要があります。
 人間はつねにバイヴレーションを放ち、何かを引き寄せています。つまり、今の現実は、自分が放ったバイヴレーションによって招かれたものなのとされます。

 アセンションが起こって来るとシンクロニシティ(Synchronicity)に気付くようになるとよく言われます。直訳は「共時性(きょうじせい)」で「意味のある偶然の一致」と言う意味ですが、自分が必要とする、あるいは欲している人物と偶然に出会うとか、連絡が入ると言うことが起こります。これもバイヴレーションの結果と考えられます。逆を言えば、自分にとって意味のある出逢いがあっても、それに気付かずにいればチャンスを逃すことになりますので、「バイヴレーションの法則 Lau of Vibration」からシンクロニシティ(Synchronicity)と言う原理を理解していることは大切です。

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【The Kybalionから】

 〜 停止はあらず、全ては移動し、全ては振動している 〜


 今日の物理学の常識はまた古代のヘルメス学にとっても常識であった。あなたが覗いているこのコンピューターもあるいは腰掛けている椅子も、常に運動している。階層的な振動の差異は、様々なエネルギーと形態を生む。音、色彩、諸エネルギーもすべて振動しており、それ故にある特定の効果を生じさせる為に共鳴の技法と振動の増幅を利用することが可能となる。また錬金術とは物質の振動数を高める技法でもある。

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◇ IV. 極性(Polarity)の法則

 対極は存在せず同じ性質の程度の差に過ぎない

 物の見方、評価の仕方についての考え方を正す法則です。人間は、この世界で起きていることを2つの極(対極)に分けたがります。白と黒、善と悪、光と影、陰と陽、裕福と貧困、幸せと不幸など、一見すると全く違うようにある2つですが、実は同じものの延長線上あって、その程度の違いを区別するために「対極」を作りたがるのです。
 しかし、いくら極を求めても、実はこの「対極」は存在しません。大切なのは、その程度の違いによって起きる幅を、どれだけ広く自分の人生の中に取り入れられるかです。許容範囲が広がれば、人生において揺るぎない安心を手に入れることができます。
 人間は、人生の中でポジティブとネガティブのバランスを取っていますが、「対極」と言うものはなく、程度の差に過ぎない、常に幅を拡げる道があって、ですからどんなネガティブな出来事にも、必ず解決策がある、それが「極性の法則 Law of Polarity」であります。

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【The Kybalionから】

 〜 すべての存在は二重性を有す、また極を有し、
   相反する対を持つ 〜


 現象の両極。夜は昼という概念抜きには語れず、右は左の対であり、「大きい」は「小さい」と比較されなければ意味をなさない。異なる概念の相違とは実の所なんなのか? 魔術における二面性とは何なのか? 全ての真実にはその裏側にもう一つの真実を隠している。

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◇ V. リズム(Rhythm)の法則

 運気の流れをつかむ意識

 「リズムの法則 Law of Rhythm」は、この世界にはリズムがあり、流れがあることを教えています。潮には満ち引きがあり、季節は変化し、人生にも調子の良い時や悪い時が存在します。
 調子の良し悪しは「運気」と言う言葉が当てはまりますが、そうした流れが存在すること認識した時、「運気」に沿った行動をすることを覚えます。人生の調子が悪い時に無理矢理自分の力で前に進もうとすると余計にうまく行かないことがあります。「運気」が落ちている時は、それなりの行動で先に進むことが求められます。
 また、「リズムの法則 Law of Rhythm」では「偏った状態の時には調和を取ろうとして相反する方向に動き出す」と言う宇宙の力を伝えています。やはり、運気の流れをつかむ意識が人生で成功する秘訣であると言えます。

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【The Kybalionから】

 〜 すべては内へ外へと流れる。あらゆるものは流転し、
究極に達しやがて減退する 〜


 自然の本質。魔術の世界では一般的に時の潮流の四つの節目を祝う。即ち春秋分点、夏至と冬至である。ひとつのエネルギーは永遠に一定の状態を保ち続けるわけではなく、変化し、また循環する。自然はあらゆるリズムを生み出し、それによって変化し続ける。これは小宇宙である我々人間の感情や意識、肉体にもあてはまることは云うまでもない。

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◇ VI. 両性(Gender)の法則

 男性性と女性性エネルギーのバラン

 「両性の法則 Law of Gender」は、あらゆるものには2つの姓が存在することを伝えています。1つは「男性性」であり、もう1つは「女性性」であります。「極性の法則 Law of Polarity」で「両極」は存在せず、あらゆるものは同じ性質の程度の違いにすぎないことを謳って(うたって)いますが、この「両性の法則 Law of Gender」に関して言えば2つの異なるエネルギーを明確にしております。
 男性性エネルギーは「与える」ことに特化したエネルギーで、物事に変革をもたらしたり創造したりすることに長けています。
 女性性エネルギーは男性性エネルギーと相反する力を持っています。それは感じたり、許したり、受け入れていく、「受け取る」ことに特化したエネルギーです。女性性エネルギーが開いていると、今、ここ、あるがままを、常に感じることができます。

 男性性エネルギー:与える、変革、創造
 女性性エネルギー:感じる、許す、受け取る


 これら2つの異なるエネルギーをいかに高い次元でバランス良く保っていくかが、人生であらゆるものを成し、いつも幸せを感じられるポイントなのです。

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【The Kybalionから】

 〜 性(別)はすべてに存在する。
   すべてのものは男性原理と女性原理を有す。
   性(別)はあらゆる階層に顕現する 〜


 カバラにおいては二番目のセフィラ、コクマーと3番目のセフィラ、ビナーによって表象される。ただし、これは実際の肉体的な男女のことを指すわけでは勿論ない。また、ユング心理学におけるアニマ・アニムスの理論もこの原理を支持するものとなるだろう。これは実の所、自然の本質であり、統合の径、一なるものへの帰還の前提でもある。

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◇ VII. 原因と結果(Cause and Effect)の法則

 出来事には全て原因がある

 この世界に起きていることに偶然は1つもないことを「原因と結果の法則 Law of Cause and Effect」で教えています。人生で起きていることは全て、何がしかの原因があって起きていると言う発想です。物事を良し悪し、善悪で語り、喜んだり悲しんだりするのではなく、必ず起こったことには原因があると認識すれば、「人生で起こることをきちんと見ることにより人生から多くのことを学べる」ことが理解できます。
 自分の人生で望む結果を作り出したければ、その結果に繋がる原因も自分で作り出す必要があります。「他人任せではいけない」と言う至極当然の意味ですが、逆を言えば自分一人の力でも原因と出来事の関係に目を向けることにより、「望む結果の原因さえ作り出せば人生はうまくいく」、と言う教えであります。
 一方で、起きた出来事を周りの人や環境のせいにすると、結果的に自分の人生の幸不幸を回るに委ねることになってしまいます。自分自身のどの選択がその出来事を作り出した要因の1つとなっているかを見いだせば、うまく行かなかったことは二度と繰り返さず、うまく行ったことを何度でも自分で作り出すことができます。
 
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【The Kybalionから】

 〜 すべての原因は結果をもたらす。
   すべての結果はその原因に起因する 〜


 たとえ、他者によってもたらされたかに見える災厄や不幸であっても、その根本の原因を追求すれば、自分自身にも原因が見つかるものである。魔術師は正しい結果をもたらす為には、正しい動機と正しい方法が不可欠であることを自覚すべきである。この理由から「真の意志」の獲得はカルマからの解放をもたらすのである。

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◇ 各々が関わり合う 宇宙の「7つの法則」

 以上、ご紹介した「7つの法則」は、一つ一つに注目しても、あまり深い意味を感じません。「ああ、そうですか!」程度の、「一つの考え方」あるいは「当たり前のこと」と言う感覚のものもあります。しかし、現実の出来事において各々の法則は関わり合っており、日常で常に「7つの法則」の全てを念頭においた生活を送った場合に、「成功」へのヒントが見えて来るかも知れません。「ヘルメスの法則」/ 宇宙の「7つの法則」を理解してもすぐに今から目の前が開けると言うものではないと思いますが、心に余裕をもって日々の出来事にあたり、希望と目標を心に思考する習慣をつける、そのことが人生を好転させるのは間違いないと思います。

7法則図



http://ja.wikipedia.org/wiki/ヘルメス・トリスメギストス
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヘルメス文書
http://ja.wikipedia.org/wiki/エメラルド・タブレット
http://tabinootomo.com/kibalion/
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