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アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

☆ 現地レポート:ニューヨーク近郊 Kingda Ka 「世界一怖い!、一生で一度は乗ってみたい」21世紀型コースターのご紹介


 夏休みの旅行シーズンにて、ちょっと変わった題材を「世界の名所へのご案内」のカテゴリとして取り上げます。「Kingda Ka」、米国、ニュージャージー州、ジャクソンにある「Six Flags Great Adventure & Safari」と言うテーマ・パーク内にあるローラー・コースターは、これまでのコースターの概念を覆す新時代のものと思われます。同タイプのコースターは、すでに世界に3つくらいはあるようですが、ここKingda Kaは「世界一怖い!、一生で一度は乗ってみたい」との口コミがあります。

SixFlags great Adventure Safari HP図
1 Six Flags Blvd Jackson NJ 08527
Six Flags Great Adventure & Safariのロケーション:1 Six Flags Blvd, Jackson, NJ 08527, USA


◇ これまでのローラー・コースターの概念と動力

1.概念

 ローラーコースター (Roller coaster) は、遊園地に設置されている遊具、アミューズメント・マシーン(ライド)の一種で、絶叫マシン(スリル・ライド)等と呼ばれる種類の乗り物の一つであります。日本ではジェット・コースターと呼ばれることが多いが、ジェットエンジンなどは使われていません。ローラー・コースターの乗客は、急勾配や角度の付いたカーブするレールの上を高速で駆け抜け、時には一回転して天地逆転するスリルを味わいながら一周することでこの遊具を楽しみます。

2.動力の仕組み

 基本的に、ローラー・コースターの乗客が乗る列車自体に動力は存在せず、一般的にはチェーン・リフトによってレールの最高到達点まで車両を巻き上げ、ここから下りの傾斜を走らせることで位置エネルギーを運動エネルギーに転換して速度をつける仕組みになっております。そして、ある程度下ったら再び傾斜を駆け上がらせて運動エネルギーを位置エネルギーへと転換します。この間、運動エネルギーは摩擦や空気抵抗などの要素によって減衰しているため、第二の山以降では頂上が徐々に低い位置におかれます。この動作を繰り返すことでローラーコースターは進んで行き、最後に車両に取り付けられた金属板をレールに設置されたブレーキパッドで挟んで摩擦を起こし、運動エネルギーを主に熱エネルギーとして放出して停止します。


◇ 新時代のコースター Kingda Ka

1.コースの概要

 Kingda Kaのコースは極めて単純で、仮に上空から見降ろした場合、半円と長方形 = □が合わさった形態であり、グルっと一周弱して来て終わりです。平地から行って上がって旋回して下って、帰って来る、そこにちょっとした山があって、終わり、とそんなコースであります。

Kingda_Ka 01 全行程
Kingda Kaの外観

Kingda Kaのコースシェーマ
Kingda Ka上空から見降ろした場合のコース・シェーマ

【Kingda Kaのスペック】
 開  業  2005年5月21日
 製  造  Intamin AG
 仕  様  Accelerator Coaster
 設  計  Ingenieur Buro Stengel GmbH
 全  長  950.0 m
 最高位置  139.0 m(世界第1位、地上45階相当)
 落  差  127.4 m(世界第1位)
 上昇角度  90°
 落下角度  90°
 最高速度  206.0 km/h(世界第2位)
 乗車時間  28秒

2.スタートからの急加速

 ホームで乗車して身体を固定した後に、20〜30 m移動してから停車します。スタートの放送が流れたところで動き出しますが、実はそこからの数秒がこのコースターにおいて最高の恐怖の瞬間と言えます。スタートからたったの3.5秒で最高速度の206.0 km/hにまで到達する時間は、顔面の皮膚が空気抵抗でのっぺりと拡げられて痛いような緊張を感じます。急加速に伴う反動で後頭部はヘッドレストに押し付けられ、小刻みながら強い振動が全身に伝わり、何か事故があれば確実に死に至る、「世界一怖い!」とのコメントが理解できます。

Kingda Ka 001

Kingda Ka スタート直後 02

3.勢いをつけた垂直上昇

 206.0 kg/hの速度で放たれた車両は速やかに地面との角度を上げて垂直まで行きますと、車両のスピードが徐々に低下しながら、恐怖心とは逆の、むしろ青空を見ながら昇天する爽快な感覚を得ます。

Kingda Ka 垂直上昇し始め 03

4.頂上に到達してからの水平移行

 一気に頂上付近まで登りつめたところで、右へ90°旋回して水平状態へと移行します。通常のローラー・コースターで遠心力によりしばしば感じる身体が浮く感覚よりも、ほとんどスピードが無い状態での無重力感で下降ラインへと向かいます。

Kingda Ka 頂上で反転 04

5.右旋回から下降ラインへ

 頂上から下降ラインへは右270°の旋回で移行します。一瞬ですがこの旋回には恐怖を覚えて、地面に真っ直ぐに向かう下降ラインでは、全くの垂直落下を体験しますが、これは従来のコースターでも実感できるものに近く、スタート直後の急速な加速感に比べると自然落下の感覚には安心感すら感じます。

Kingda-Ka 落下し始め05

Kingda Ka 落下中 06

6.垂直落下が終了した後

 落差127.4 mの垂直落下が終了したところで水平移行から緩やかな山がありますが、最初からほぼ全行程を知っていることもあって、もうこれは普通の子供用のコースターレベルの感覚で昇り降りしますが、それはそれで事故なく完了した爽快感があります。短い時間で様々な感覚が得られるKingda Kaに「一生で一度は乗ってみたい」気持ちは解ります。

Kingda Ka 落下した後 07

Kingda Ka もう一山超えて最後の下り 08

7.全行程の動画

 乗車中のYouTube動画をご用意しました↓
 Kingda KaのYouTube動画


◇ 付録:世界のローラー・コースター 速度ランキング

世界コースター速度ランキング

01 アブダビ フォーミュラ・ロッサ
アブダビ フォーミュラ・ロッサ

03 米国 トップ・スリル・ドラッグスター
米国 トップ・スリル・ドラッグスター

05 日本 ドドンパ
日本 ドドンパ

05 米国 スーパーマンエスケープ・フロム・クリンプトン
米国 SUPERMAN: Escape from Krypton

052 豪州 タワー・オブ・テラーⅡ
豪州 Tower of Terror II

07 米国 フューリー325
米国 Fury 325

072 日本 スチール・ドラゴン2000
日本 スチール・ドラゴン2000

09 米国 ミレニアム・フォース
米国 Millennium Force

10 カナダ レヴィアタン
カナダ Leviathan

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☆ 現地レポート:ニューヨーク フランスより寄贈された「自由の女神像」、正式名称は「世界を照らす自由」(更新)

 会社の仕事で、ニューヨークに1ヶ月も出張、と言う羨ましい話を聞き、ちょっと「自由の女神像」(Statue of Liberty)を勉強しました。今回はその覚え書きです。タイトルに記した如く、正式名称は「世界を照らす自由」(Liberty Enlightening the World)だそうですが、ここでは慣れ親しんだ「自由の女神像」の呼び名で統一させていただきます。

自由の女神像0001


◇ 自由の女神像の概要

 アメリカ合衆国のニューヨーク港内、リバティ島にある像、「自由の女神像」はアメリカ合衆国の独立100周年を記念して、独立運動を支援したフランス人の募金によって贈呈され、1886年に完成しました。アメリカ合衆国の自由と民主主義の象徴であるとともに、19世紀以来絶えることなく世界各地からやってくる移民にとって新天地の象徴ともなっています。1984年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。


◇ 発案から完成までの歩み

1.背景と建造への呼びかけ

 1776年7月4日のアメリカ合衆国独立から100周年を迎えようとしている米国では、奴隷解放をめぐり勃発した南北戦争(1961年4月12日 - 1865年4月9日)後の混乱に苦しんでおりました。一方、海を隔てたフランスでは、ナポレオン3世(Napoléon III, 1808年4月20日 - 1873年1月9日;フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトの弟ルイ・ボナパルトの息子)の専制下にあり、同国の法学者で政治家のエドゥアール・ド・ラブライエなる人物が、自由の象徴たる像を建造することで、両国民に真の自由を見て欲しいと考え、アメリカに対し両国の深い友情の証となりうるモニュメントの寄贈を提案し、寄付の募集を呼びかけました。この提案に賛同した彫刻家、フレデリック・オーギュスト・バルトルディらの助言を受けて、「世を照らす自由の炎を静かに掲げる女神像」の制作始まりました。

エドゥアール・ド・ラブライエ 図
エドゥアール・ド・ラブライエ

2.制作の開始と強度の獲得

 1874年、ラブライエよりフレデリク・バルトルディに設計が依頼されましたが、高さ46.5 m、重さ110 tにもなる建造物には強度の問題が懸念されましたが、パリのエッフェル塔を設計したアレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェルが設計に加わり、像内部の鋼鉄を用いた骨組みで弾力性を持たせることで嵐などにも耐えうる設計をしたとされます。

エッフェルとエッフェル塔
アレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェルとエッフェル塔

3.像のデザイン

 像のデザインはウジェーヌ・ドラクロワの絵「民衆を導く自由の女神」とバルトルディの母親をモデルにしたものとされ、また一部では、バルトルディがフリーメイソン所属であったことから、フリーメイソンが崇拝している魔女メデューサであるとの説もあります。

4.建造の資金

 本体制作では、フランス国内で資金集めのため記念像建造キャンペーンとして、宝くじや、1878年の万国博覧会であるパリ万博に完成頭部を展示し約40万ドル相当の寄付金を集めたとされます。台座部分の建設資金は、「ニューヨーク・ワールド」紙社主ジョセフ・ピューリッツァが資金集めのキャンペーンを行い、アメリカ国民の寄付によってまかなわれました。

パリ万博に置かれた自由の女神
パリ万博に置かれた自由の女神

5.パリからニューヨークへの移動、そして除幕

 自由の女神像は1984年に完成、1985年まではパリのシャンゼリゼ通りに設置されていましたが、約350のパーツに解体され、フランス海軍軍用輸送船イゼール号でニューヨークに運ばれました。1985年6月に無事ニューヨークに到着しましたが、台座の完成が資金難のため遅れていたため港に待機、1986年4月台座完成により女神像の組み立てが開始されました。

建造中の自由の女神 図

 1886年10月28日に除幕式が行われました。当日はあいにくの雨でしたが、グロバー・クリーブランド大統領をはじめ100万人以上の観衆が集まり、顔にかけられたフランス国旗を製作者のバルトルディが除幕しました。


◇ 自由の女神像の仕様

1.性別・材質・サイズ・重量

 自由の女神像は、ローマ神話における自由の女神リーベルタースがモデルであり、性別は女性であります。銅製で、台座から像の頭の部分までの高さは33.86 m、台座から右手持つ松明(たいまつ)までの高さは46.05 m、台座の高さが47 mなので、台座部分も含めると全長は93 m、総重量は225 tであります。

2.右手の松明

 右手に握られ高く掲げられた松明は移民たちの希望を表す象徴とされます。元々は、その炎の部分は純金で作られておりましたが、現在は1984-1986年の修復工事の際に取り替えられたもので、24金の金箔で覆われています。オリジナルは台座のロビーに展示されております。

自由の女神 松明 図

3.王冠

 女神がかぶっている冠には7つの突起があります。これは7つの大陸と7つの海に自由が広がることを願って作られたとされます。各々3.7 mの長さです。

自由の女神 王冠 図

4.左手に持つ独立宣言書

 左手には独立宣言書を持っており、アメリカ合衆国の独立記念日である「1776年7月4日」とフランス革命が勃発したバスティーユ襲撃の日である「1789年7月14日」と、ローマ数字で刻印されています。

自由の女神独立宣言書 図

5.鎖と足かせを踏みつける足元

 自由の女神像の足元には引きちぎられた鎖と足かせがあり、これを女神が踏みつけています。全ての弾圧、抑圧からの解放と、人類は皆自由で平等であることを象徴しているのです。

自由の女神 足元 図

6.台座の記念碑

 自由の女神像はフランス系フリーメイソンリーとアメリカ系フリーメイソンリーの間に交わされた贈り物でありましたので、台座の記念碑には以下の文言が刻まれています。

 *****

AT THIS SITE ON AUGUST 5TH, 1884, THE CORNERSTONE OF THE PEDESTAL OF THE STATUE OF "LIBERTY ENLIGHTENING THE WORLD" WAS LAID WITH CEREMONY BY WILLIAM A. BRODIE, GRAND MASTER OF MASONS IN THE STATE OF NEW YORK. GRAND LODGE MEMBERS, REPRESENTATIVES OF THE UNITED STATES AND FRENCH GOVERNMENTS, ARMY AND NAVY OFFICERS, MEMBERS OF FOREIGN LEGATIONS, AND DISTINGUISHED CITIZENS WERE PRESENT. THIS PLAQUE IS DEDICATED BY THE MASONS OF NEW YORK IN COMMEMORATION OF THE 100TH ANNIVERSARY OF THAT HISTORIC EVENT.

仮訳:この地にて1884年8月5日、「世界を照らす自由の女神」の像の台座の礎石は、ニューヨーク州メイソン団のグランド・マスター、ウィリアム・A・ブロディーによる式典とともに設置された。グランド・ロッジの構成員ら、合衆国およびフランスの政府の代表ら、陸軍および海軍の将校ら、諸外国の使節団の構成員ら、ならびに名高い市民らが参列した。この銘盤はかの歴史的事件の第100周年を記念してニューヨークのメイソン団により捧げられる。

 *****



◇ 自由の女神像の観光

1.本体へのアプローチ

 台座部分にはエレベータが設置されており、エレベータの最上階(10階)からは像の中のらせん階段を上って王冠部分の展望台に登ることができます。

自由の女神王冠の中 図
自由の女神 王冠の中の様子

2.フェリーで行くリバティ島

 本体台座から内部へ入りたい、間近で見上げたいと言う人はマンハッタン島最南端にあるリバティ島・エリス島行きフェリー発着所、バッテリー・パークより、夏季は15-20分毎、冬季は30-40分毎にリバティ島への運行があります。

リバティ島行きフェリー

3.スタッテン島往復フェリーからの見学

 スタッテン島住民がマンハッタンへの通勤ルートとして利用している公共交通機関からも遠目に自由の女神像を眺めることができます。

4.ヘリコプターの上空から自由の女神像を見学

 様々のヘリコプターツアーがあって、自由の女神やエリス島を空から眺めるリバティ・ヘリコプターの「ビッグアップルツアー」(15分$150)が有名です。

ヘリツアー 自由の女神 図


◇ リバティー島に渡り自由の女神を反時計周りに撮影

自由の女神 反時計周り01

自由の女神 反時計周り02


◇ リバティー島から観たマンハッタン

NY.jpg

お詫びと訂正、更新のお知らせ

 2つほどご案内があります。

 7月23日投稿の「六星占術、大殺界の年、大殺界の月を過ごしつつ思うこと」の中で、◇ 運命星毎の運命周期 と題して掲載した月運の表に誤りがありました。謹んでお詫び申し上げます。現在、これを削除しており、近日中に正しいものと差し替える予定です。

 7月13日投稿の「フランスより寄贈された『自由の女神像』、正式名称は『世界を照らす自由』」に写真を加えましたので(更新)として再掲載いたします。

 以上です。