アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

「在宅療養」推進の国と実際の医療の現場、認知度が低い?「介護保険」


 以下に示しますのはある方からいただいて現在は私も利用しております医療講演の1スライドです。これは平成18年(2006年)の第164回 通常国会(自民党政権)において医療制度改革関連法が成立し、平成24年3月末で13万床の介護保険適応療養病床を廃止、平成18 年時点で25万床ある医療保険適用療養病床(回復期リハビリテーション病棟 を除く)を15万床に削減する、合計23万床の病床数削減計画です。

病床数削減計画スライド図

 その3年後の平成21年(2009年)、自民党から民主党に政権交代が起こり、この法案は廃止となったため、平成24年の病床数削減は見送られました。しかし現在はまた自民党政権に戻っております。そして、実際のところは、上記法案を計画したのはどちらの政権でも変わりのない厚生労働省であります。今日は堅苦しいですが、身近の大切な問題として「在宅療養」関連の話題です。


◇ ある市の取り組み

 関東圏のある市において、東京大学、厚生労働省、市、市医師会が協力して「在宅療養」を推進しているようです。詳しくは存じ上げませんが、簡単に言うと、以下に記す通り、訪問診療の形態や患者に関する情報共有、多職種の連携などについて新しいシステムを導入するもののようです。

1.「在宅療養」推進のための新しいシステム

 1)訪問診療を行うドクターを主治医/副主治医制とする
 2)患者に関する情報共有にiPad端末を用いる
 3)以下の多職種による在宅の患者家族のサポートを強化
    ・在宅療養支援診療所
    ・訪問看護ステーション
    ・薬局
    ・訪問介護
    ・訪問リハビリ
    ・介護サービス施設
    ・バックアップ病院

在宅における情報共有システム
  
 「在宅療養」を希望される患者家族にとってはたいへん安心できるシステムのように思えますし、実際、この市における在宅医療の症例が増加していると聞き及びます。しかし、いくつかの問題が起こってきているようです。

2.主治医/副主治医制の問題点

 主治医が不在の際に副主治医として待機する、その拘束に対する診療報酬が不透明であり、また専門分野の違いや経験年数などから、主治医と副主治医の患者に対する診療に食い違いが生じることがしばしばであると聞きます。最近では全例に主治医/副主治医制としてはいず、副主治医をおかない、希望しない在宅専門医も多いようです。

3.iPadを情報共有におけるトラブル

 iPadなどの端末を用いた在宅医療は、インターネット回線でリアルタイムに患者の状態を多職種が共有する非常に便利なシステムであり、言うなれば町全体が病院で、電子カルテを持ち歩いているようなものかと推察します。
 しかし、個人情報として、自宅の住所、間取りや、家族の在宅あるいは不在時間などがネット上で見られること、褥瘡など患部の状態を伝えるのにiPadで写真を撮って配信することなど、個人情報の保護の観点からは問題が残ります。実際、iPadを使った情報共有いん承認を得られなかった患者家族がいると聞いております。

4.「在宅療養」を推進して踊る文章の数々

 上述の市ではどうか知りませんが、在宅支援診療所や地域医療の拠点と言ったところに訪問しますと、在宅を推進する、以下のような書物やポスターを見かけます。ご紹介するのは実際のものではなく、このような文章であと言うものです。

 「病院から自宅へ帰ろう!」(仮題)
 「明るい在宅療養」(仮題)
 「自宅で死ぬと言うこと」(仮題)
 などなど、、、
 

◇ ある「退院時共同指導」の現場にて

 病院での入院から在宅療養へ移行する患者には様々な状況がありますが、総じて外来通院が不可能な症例であり、脳梗塞や四肢麻痺のように慢性的かつ長期に及ぶことが想定される場合と、進行がんのように期間が限られ、終末期への対応が予定される場合があります。病院の医師、看護師、医療福祉士などから在宅療養を担当する訪問医師、訪問看護師、ケアマネージャーなどに、病状の説明や将来、起こり得ること、自宅の状況などを説明するカンファレンスを「退院時共同指導」と言います。私はこのカンファレンスにおいて、たいへん苦々しい思いをしたことがあります。場所と時間は特定いたしませんし、(記憶が定かでない部分で)事実と異なる若干のフィクションを加えております。

1.患者とその背景

 患者は30歳台後半の男性で大腸がん術後の転移性脳腫瘍でありました。開頭手術を受けるも多発性再発し、放射線治療の甲斐なく意識はほとんどなく、呼吸停止を待つばかりです。奥様が30歳前後で、子供が5歳半と2歳になったばかりです。奥様としては、とても子供達の面倒を見ながら夫の介護は困難と思っておりましたが、患者の両親ときに母親と姉が強く在宅を勧めます。「うちの子は自宅で最後を迎えさせてあげたい!」、とそんな感じです。

2.何回にも及ぶ家族との面談

 私は主治医として病院でこのまま看取る選択肢をお知らせしました。もちろん、蘇生術はなしで、いよいよとなったら自由に家族が出入りできるよう、減免の個室をご用意しますと申しました。奥さんはすがるような目で私を見ていましたが、患者のお母さんは鬼の形相、嫁に対して「あなた、あの子を自宅で看るつもりはないの!?」と詰め寄ります。小姑であるお姉さんも「本人も自宅療養を希望しているはずだわ」と同調して、お父さんは嫁に対して「お前の主人だろう、なんとかやってみてくれ!」と、奥さんにとっては多勢に無勢、在宅の方向で話が進みつつあります。
 別の機会に奥さんだけに「大丈夫ですか?」と尋ねたら、「子供が小さくて、私一人では無理です」と泣いており、患者のご両親にご相談したら、「これはうちの問題です!」と突っぱねられ、しかも、奥さんに対して厳しい指導が入った模様でした。
 最終的なご相談においては、患者の奥さんは堪忍して「大丈夫ですか?」の質問に「頑張ります」と蚊の鳴くような返事が返って来ました。家族間で合意を得た申し出に対して主治医と言えども抵抗はできません。在宅へ移行する運びとなりました。

3.「退院時共同指導」にて

 出席者は、病院側が主治医(私)、その日の受け持ち看護師、病棟師長、リハビリ担当者、介入した医療相談員、地域連携室1人、在宅担当者として、訪問診療を行う医師とそのクリニックの看護師、訪問看護ステーションから2人、ケアマネージャー、介護福祉士の総勢12名が、狭いカンファレンスルームにて患者の奥さんただ1人を取り囲み、患者の肉親は不在でありました。多職種のサポーターに囲まれて患者の奥さんは心強かったでしょうか? 私はそうは思いませんでした。見ようによっては、もうすぐ未亡人となる不幸な一人の女性の見世物のようでした。
 型の如く患者の現病歴と現在の病態をご説明申し上げ、受け持ち看護師からも現在の看護の状態、リハビリ担当者からも日常動作についての説明があって、これを受けて在宅担当者側からいくつかの質問を受けました。「最後は自宅で看取るつもりでいますか?」との質問に奥さんから「実家の義両親がそれを望んでおります」と、、、。患者がまだ40歳に満たないので介護保険は利用できず、幼児2人を育てながら患者の介護ができるのか?、同席したみんなが同情的で、「奥さん、本当に大丈夫ですか?」って質問が出たところで奥さんは「だって仕方ないんです」と答えました。泣いているようでした。
 この光景を見て、つくづく在宅医療は必ずしも明るい話ばかりではない、誰かの犠牲の下に成り立っているのであると実感しました。「病院で個室を用意してあげるから、自由に出入りすればいいですよ!」、って申し上げたのですが、それは叶わず、無力感すら感じました。

 誰かの犠牲の下に成り立つ「在宅療養(医療)」

 患者がどうなったかは、予想される通りですが、この出来事があって、どうしても在宅医療に対して懐疑的にならざるを得ないでおりました。


◇ どこまで知られているのか?「介護保険」

 医師は患者および家族から「介護保険の主治医意見書」への記入を求められることがしばしばあり、特にご老人を患者として持つ医師であれば、記入したことがない、と言うことはほとんど無いと思います。しかしながら、この記入方法を教わることはほとんどありません。そして、その書類がどういうルートでいわゆる「介護保険」に反映されるのか、その結果、患者および家族がどんな扶助を受けられるのかを知っている医師はごくわずかだと思います。医師の方がそんなんだから、患者やその家族に説明することも、保険の利用を勧めることもほとんど皆無であるのが現代の日本の医療の現状です。
 それでは行政はどうか?、消費税の増税や障害者自立支援などと、国民に負担を強いる事柄については盛んに報道しますが、「介護保険」の対象が誰か、これによって受けられる扶助はなにかを報道しません。知らせたくないかのようにも感じられ、介護保険料ばかり徴収しておいて、怠慢のそしりは免れないと思います。以下、私の医療講演のスライドを供覧しながら説明いたします。

1.「介護保険」の対象者

介護保険の対象者スライド

 スライドの如く、65歳以上で介護サービスの認定を受けた第1号被保険者と、40歳から65歳までの特定疾患により介護や支援が必要と認定された第2号被保険者が対象者であります。第2号被保険者の「特定疾患」は以下の16疾患であります。

第2号被保険者の特定疾患

 私は、四半世紀を超える外科医生活の中で40歳から65歳までの「がんの末期」の患者を数え切れないほど診て参りました。しかし、「介護保険」を患者家族にお勧めするようになったのはごく最近のことです。お恥ずかしながら知りませんでした。今は、必ず患者家族に説明するのみならず、上述の「主治医意見書」をかなりはっきりと書くことを覚えました。患者の目には触れることがないこの書類に、しっかりと患者が「終末期状態」であり、「緩和ケア」を受けていることを明記しますと、要介護3以上は確実にとれます。

2.要介護状態の区分とそれに応じた介護給付

 「介護保険の主治医意見書」に基づいて「介護保険」の認定が得られることを申しましたが、当然の如く介護状態には区分があります。要支援1, 2と要介護は1から5まであります。以下、要介護状態の区分とそれに応じた介護給付に関するスライドを提示します。末期がんの患者であれば、ちゃんと申請して意見書をしっかり書けば、要介護3, 4は必ず取れます。

要介護状態区分スライド

介護給付スライド


3.「介護保険」で利用可能なサービス

 「介護保険」で利用可能なサービス、これも一般人はおろか医療従事者であってもそれほどは知られていないことだと思います。ただお金をもらえるわけではもちろんありませんが、上手に工夫すればいろいろなサービスがあります。在宅で受けられるもの、施設利用に関するもの、その他について以下のスライドをご供覧下さい。

在宅で受けられるサービススライド

施設利用サービス スライド

サービス その他

4.このシステムの最大の問題点

 先にも申しました。問題点、こうしたシステムがありながら利用されないケースが実に多いことです。私はこれまで、40歳から65歳のがんの末期の患者家族より「介護保険」の話が出たことは一度もありません。私の方から申し上げて、「そんなのが受けられるんですか?」とびっくりされることがほとんどです。

問題点スライド


◇ 高齢者が長期入院「療養病床」患者を削減の方針

 突然、「在宅療養」や「介護保険」の話題を持ち出して大急ぎ説明いたしました。内容に間違いや勘違いがあるかも知れません、ご容赦いただければ幸いです。なぜ、唐突にこの話題を持って来たかと申せば、冒頭にご紹介した平成18年、前回の自民党政権で決まった「療養病床の削減」が再び現実性を帯びて来たからです。本日の読売新聞です。

療養病床削減記事 図

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高齢者が長期入院「療養病床」患者を削減の方針

 団塊世代が全員75歳以上になる2025年に向け、在宅重視の医療体制づくりを進める厚生労働省は、寝たきりの高齢者らが長期に療養している「療養病床」の入院患者を減らす方針を固めた。

 入院患者の割合が全国最多の県を全国標準レベルに減らすなど、地域ごとに具体的な削減目標を設定する。
 厚労省のまとめでは、人口10万人当たりの療養病床の入院患者数(11年)が最も多いのは、高知県の614人で、山口、熊本、鹿児島県と続き、西日本で多い傾向がある。最も少ないのは長野県の122人で、高知県はその約5倍になる。

都道府県別療養病床表

 入院患者の多い県は、療養病床の数自体が多い。病院が経営上の理由から、既存のベッドを入院患者で埋めようとしているとの指摘もある。多い県は1人当たりの医療費も高額化する傾向があり、厚労省は是正に乗り出すことを決めた。
 具体的には、2025年をめどとし、全国最多の高知県は、全国中央値に当たる鳥取県(人口10万人当たり213人)程度まで6割以上減らすことを目標とする。高知以外の都道府県も、全国最少の長野県との差を一定の割合で縮めるよう具体的な削減目標を割り当てられる。

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◇ おわりに

 一昨年、2013年までの日本における平均寿命が、男性80.21歳(世界第4位)、女性86.61歳(世界第1位)で、男女合わせて84歳超えは唯一日本だけの第1位でありますから、日本の医療制度はある程度は世界のトップレベルと言えますし、国が負担する医療費が莫大であることは理解します。でも、その医療費削減を目的とした療養病床の削減には準備が不十分ではないか?、と考えます。
 国が推進する「在宅療養」を支えるシステムがどこまで進んでいるのか?、弱者が「介護保険」を簡単に利用できる国家の姿勢がどこまであるのか?、いずれも疑問であります。かつて、民主党 菅 直人 内閣総理大臣が「介護で雇用を創出、景気回復を!」と言っておりましたが、「バカも休み休み!!」って話です。財源が乏しいから「介護保険」のPRに消極的なのは明らかであり、需要と供給のバランス、収支バランスがプラスマイナス0(ゼロ)であるならば、療養病床の削減だって必要ありません。少子高齢化で労働人口が減って、税収が減少することが予想される、要するに赤字部門なわけです。そこに雇用の創出も景気回復も難しいのは明らかです。
 しかしながら、一方で「国家の財政」、「国の借金」などと言う言葉に、どこまでも日本国民は弱いのだろう?と考えてしまいます。官僚の天下りとそれに払われる退職金と新たな給与、米軍に支払われる莫大なお金、無駄な公共事業、稼働していない原発にかかるコストなど、多くの無駄遣いはそのままで、消費税増税には「賛成」、「仕方ない」と言った肯定派が過半数と聞きます。療養病床の削減も「致し方なかろう!」となってしまうのか?、今でさえ介護疲れから殺人にも及ぶケースが報道されていて、「医療難民」、「介護難民」が溢れる時代が近づきつつあります。
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限りなくインサイダー取引に近い? 政治家の株式投資


 「日刊ゲンダイ」と言う新聞に以下の記事が載っておりました。最近の株価高騰で自民党安倍内閣、閣僚たちの株式投資における含み益拡大を指摘したものです。まずはこちらをご紹介します。ちなみに株式投資関連の話しではありますが、世情の話題にて「スピリチュアル株式投資」ではなく「時事、歴史の正しい継承」と名付けたカテゴリーといたします。


◇ 官製相場で政治家たちがボロ儲け、日刊ゲンダイの記事から

現代ネット記事表紙

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官製相場でボロ儲け 安倍政権「含み益1000万円超」閣僚リスト

 狂乱の官製相場が止まらない。日経平均は18日も続伸し、終値は前日比107円高の1万9544円と15年ぶりに1万9500円台を回復した。兜町界隈は「もう2万円は通過点に過ぎない」なんて浮かれているトマ・ピケティじゃないが、「資産家」揃いの安倍内閣の面々はウハウハだ。
 「円安基調は続いているし、きのうは黒田日銀が大規模緩和の継続を決めた。公的資金の買い支え期待もある。とりあえず来月の統一地方選が終わるまでは、株価が下がる要素が見当たりません。年内目標は1996年に付けた2万2600円台。当面はそれに向けて上昇していくでしょう」(株式評論家の倉多慎之助氏)。

 そりゃ資産家は笑いが止まらない。それが証拠に別表(時価総額は17日終値)を見てほしい。保有している上場銘柄で、1000万円超の“含み益”が出た安倍内閣の閣僚をランキングしたものだ。閣僚の資産公開を基に、第2次安倍内閣が発足した2012年12月26日から今月17日までの終値で算出した(1000円単位は切り捨て)。

政治家の株式利益

 トップの山谷国家公安委員長が保有する株の時価総額は、第2次安倍改造内閣で資産公開した昨年10月時点で9000万円台だったが、官製相場がさらに進んで1億円の大台を突破。「山谷さんが持っている株は、三菱電機(9000株)や富士通(5000株)、野村HD(6900株)など、公的資金の買い支えが期待される日経平均採用銘柄が大半です。塩崎さんも同様で、手堅いといえば手堅い。うまく時流に乗っています」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)。
 甘利経済再生相なんて保有株はオリエンタルランドだけなのに、まさに濡れ手で粟だろう。12年12月26日に1万470円だった株価は3万6530円まで上昇している。安倍首相の森永製菓も185円→404円と2倍以上になった。ちなみに5位の竹下復興相は、妻が福田組の株を64万1905株も持っている。含み益はナント2億3878万円! 夫妻合わせれば断然の首位に躍り出る。ランク外の宮沢経産相も、妻は三菱UFJFGなど大型株を8銘柄保有。トータル1056万円儲けている。加えて、麻生財務相にしても石破地方創生相にしても、結局はボンボンの資産家だ。

 官製相場で最後に笑うのは誰か、安倍政権はどっちを向いて政治をやっているのか、有権者はよ~く見た方がいい。

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◇ 閣僚たちの保有銘柄チャート

 日刊ゲンダイの記事で取り上げられた事例について、いくつか実際にチャートを見てみることとしましょう。

1.積水ハウス(1928-T1):山谷えり子 国家公安委員長 保有
積水ハウス(1928-T1)チャート

2.太平洋セメント(5233T1):塩崎 恭久 厚生労働大臣 保有
太平洋セメント(5233-T1)チャート

3.西日本鉄道(9031-T1):麻生 太郎 副総理兼財務大臣兼金融担当大臣 保有
西日本鉄道(9031-T1)チャート

4.オリエンタルランド(4661−T1):甘利 明 内閣府特命担当大臣(経済財政政策)保有
オリエンタルランド(4661−T1)チャート

⒌.森永製菓(2201-T1):安倍 晋三 内閣総理大臣 保有
森永製菓(2201-T1)チャート

 どの銘柄も見事なまでに高騰しているのが見て取れます。しかも、それまではあまり動きが目立たなかったのが、2012年12月26日の第二次安倍内閣発足と同時に活気付いた、そんな銘柄が多いように見受けられます。


◇ 政治家は極めて優れたトレーダー!?

 政治家としての特権、裏技を使って?、己の保有銘柄の株価が上がるように操作できるのか?、あるいはある種の情報を元にこれから高騰する銘柄に対して事前に株式投資をするのか?、おそらくはその両方でしょうし、今回の記事は閣僚の資産公開に基づくものですが、それ以外にも空売りなどの信用取引も行っているでしょうし、仕手筋からの情報を得て短期資金を導入する手法もしているでしょう。つまり政治家がやる株式投資なんてインサイダー取引みたいなもの、もしかりに政治家でありながら株で損をしている人がいたならば、その人はよっぽど無能な政治家なのかも知れません。どのレベルの人までが甘い汁を吸えるのかは知りませんが、ほぼ総じて政治家が株式投資で儲けていて、だから与野党で指摘、攻撃することはないのでしょう。もちろん、もし安倍首相にこの点を抗議したところで、「政治家が保有する銘柄の株価が偶然にも高騰し、その結果として含み益を得たとしてもですね、なんら法的には問題のないことと考えるわけであります。」とかなんとか言いそうですね。


◇ 株価にばかり目が行く構図

 景気とは経済が良い悪いと言う状況を意味するものであり、景気が好況であれば会社業績も向上し株価も上がると言うのは確かです。しかし、日本には(欧米諸国もそうかも知れませんが)、その経済の指標として株価ばかりに目が行く構図が見られます。新聞でもニュースでも日経平均が必ず報じられます。でも、一説には国民の1割程度の人しか株式投資をしていないとされます。株価が何を意味しているかと言えば、経済界の上層部や、上述のごとき政治家をはじめ国内外の大株主たちの資産であり、9割方を占める株式投資をやっていない国民の生活を判定する指標にはなりません。

 株価は国民の生活の本当の指標にはなり得ない

 今回、こんなのは氷山の一角でしょうが、閣僚たちの株式保有銘柄を見て、その昨今の高騰、彼らの含み益が増大するのを目の当たりに見ましたが、それ以上に驚くべきは、山谷えり子 国家公安委員長17銘柄、塩崎 恭久 厚生労働大臣23銘柄などと、保有する銘柄があまりに多数に及ぶ議員もいることです。私は株式投資をしますけれど、一度に保有する銘柄は5つくらいが限度です。この人たちは10も20も銘柄を保有して、なんか株だけで生活しているかのでは?、ここでも株価ばかりに目が行っているのではないか?、て推察します。

 保有する銘柄の多さに驚き

 「アベノミクス」などと言って株価を上げる方策を取ったのは、結局のところ、自分たちの保有する銘柄の株価が高騰して、自分たちが儲けるためであり、株価が上がって自分たちが儲かれば目標は達成!、ってそんな感じにも見えます。政治家って、国民の安全や国家のあり方、他国との関係を司る役割りだと存じますが、トレーダー、あるいはインサイダー取引のようなことをしていて、政治活動に大きなバイアスがかかるのは当然だと思います。
 
 株式投資など一切やらない人物が政治家になり閣僚になり、そして総理大臣になる時代は、来るわけはないでしょうね。それよりも、政治家が保有する銘柄に目をつけて、その安値を拾う方が得策かもしれません(爆)。

科学?/非科学? フォトンベルトで天変地異と人類はアセンション(次元上昇)?


 先日、原子力の専門家の先生による講演会があって、宇宙の生い立ちについてのお話があり、場内から「フォトンベルト」についての質問が出ましたが、講師の先生はその存在は知らないようで「そのようなものもあるかも知れませんね」などとお茶を濁しておりました。「アセンション」関連の記事は久しぶりとなりますが、今なお根強く信じる人がいる「フォトンベルト」を取り挙げます。


◇「フォトンベルト」の起源

 「フォトンベルト」の最初の発見は17-18世紀に遡り、銀河系の中にひときわエネルギーの高いドーナッツ状の光の帯があることが、ハレー彗星の発見で有名なエドモンド・ハレー(Edmond Halley, 1656年10月29日 - 1742年1月14日)氏によって発見されたと言われます。地球に影響を及ぼす「フォトンベルト」と言う発想は、ポール・オットー・ヘッセ(Paul Otto Hesse)氏が1941年に出版した「Der Jüngste Tag(最後の審判の日)」と言う小説の中で初めて登場したのが最初とされます。その後、何人かの作家により繰り返し用いられ拡張されました。

エドモンド・ハレー写真
エドモンド・ハレー

 「フォトン」とは光の粒子(=光子)という意味で、振動数は7.8ヘルツのα波とされます。「フォトンベルト」説は、太陽系が所属する銀河系内に存在するこのフォトン(光子)のベルト(輪)に地球を含む太陽系が突入する2012年12月より、地球には天変地異が群発し、人類は高次元の存在へと次元上昇して、あるいは世界の終わりを迎える、と言うものです。本当は2024年に太陽系が「フォトンベルト」に突入すると言う説もあります。

 以下、事実の検証はあとにして、まずは「フォトンベルト」として確立された一連の仮説をご紹介します。あくまでも仮説であり、事実を曲げて空理空論を展開している内容もあろうかと存じます。


◇ 太陽系の周回と「フォトンベルト」への突入

 「フォトンベルト」について説明したネットの文章から、、、。地球を含む太陽系はプレアデス星団で一番明るい星、アルシオーネを中心に約26,000年周期で銀河を回っており、その際11,000年毎にフォトンベルトに突入、その侵入は2000年間とされます。

プレアデス星団(スバル)名称付き 写真
プレアデス星団

太陽系の公転とフォトンベルト
太陽系の周回とフォトンベルト

 前回、「フォトンベルト」を通り抜けた1万3千年程前にはムー大陸やアトランティス大陸が姿を消したと伝えられています。そして今また、太陽系がこの「フォトンベルト」に入りつつあります。一説によると西暦2000年に太陽がこの中に入り、2012年12月20日頃より地球も「フォトンベルト」に突入し、12月23日(日本では24日)には完全に侵入するとされ、これはマヤ暦の「第5太陽の時代の終わり」に一致しています。2013年までには太陽系全域が「フォトンベルト」内に入ってしまうと言われています。


◇「フォトンベルト」侵入の地球・人類に及ぼす影響

 エネルギーの高い光子の渦巻く領域を通過するわけですから、太陽、地球にも、また人体にも影響があると言われています。以下、「フォトンベルト」説を唱えるネット文章からご紹介します。

1.地球磁場の減少

 「フォトンベルト」が地球に与えるもっとも深刻な影響は、地球磁場の減少であるとされます。地球磁場は、過去100年の間に5%も減少し、その減少率は年々高まっているとされます。特に南米地域での磁場の減少は、深刻な影響をもたらし始めていると言われます。磁場は宇宙からの有害な宇宙線の浸入を防いでいるとされますが、磁場が著しく減少している南米では有害な宇宙線を多量に浴びることが原因とみられるガン患者が急増していて、きわめて憂慮すべき問題となっています。地球磁場は2000年前には40ガウス(ガウス=磁気の単位)であったが、現在では世界の平均で0.4ガウスでしかないとされます。何故、このように地磁気の現象が続くのか、地球物理学的にも謎とされています。

2.電子機器、核への影響

 「フォトンベルト」は電磁気的なパワーに満ちているため、電気を原動力とするものに異常を来すとされます。自動車やバイク、エレベーターを含むすべての交通機関もストップするとされます。より深刻なのは核への影響であります。核物質の核分裂連鎖反応、あるいは大きく致命的な放射性の爆発のいずれかの可能性があるとされています。このため、「フォトンベルト」の実態が明らかになるにつれ核保有国は、すぐさま核兵器を処分するように迫られるはず唱えられております。

3.生命体の進化

 「フォトンベルト」の強力な磁場は「フォトンエネルギー」として、すべての生命体を原子レベルから変成させ、遺伝子レベルの変容も行い生命を進化させると言われています。日常的に自覚できる症状としては「爪や髪の毛の伸び方が早くなる」原因不明の「関節の痛み」、「発熱」、「循環器の障害」などがあると言われます。端的な例としては最近誕生する子供たちにはDNAの螺旋構造が2本ではなく、3本ある子供が各地で報告されており、その子供たちは病気に対する抵抗力が圧倒的に強いのだそうです。

4.氷河期

 地球には氷河期と間氷河期が交互に到来し、現在の状態が間氷河期であるそうです。氷河期と間氷河期は一瞬で移り変わると言われており、その一瞬こそが「フォトンベルト」に突入する12月23日なのではないかということです。

5.すでに現れている地球上の変化

 2012年12月に「フォトンベルト」に侵入したことによると考えられる地球上の変化を列挙しているページもありました。以下に箇条書きします。

 ・世界の火山活動が5.1倍に増加
 ・地震活動は4倍、自然災害が4.1倍の増加
 ・世界各地における異常気象
 ・世界各地における海抜の上昇
 ・深海魚やイルカ、クジラの大量打ち上げ


◇「フォトンベルト」侵入後のスケジュールとアセンション(次元上昇)

 2012年12月23日に「フォトンベルト」に侵入してからのスケジュールを記したページがありましたので、こちらは全文のコピーを掲載します。

1.第1日目:ヌルゾーン(フォトン・ベルトの外側の部分)に突入
     
 太陽が視界から消え、極寒、電気が使えない、磁力エネルギーしか使えなくなる。ライトボディが形成され、三次元の制限された現実の中で生きてはいない。最低三日間、暗黒と寒さ、光と穏やかな暖かさを体験。

2.第2日目:フォトンに包まれて

 大気が圧縮され、膨張したように感じる。地震が多発。太陽が冷却され、地球を冷やす氷河期タイプの気候となる。核連鎖反応か放射性爆発の可能性がある。

3.第3〜4日目:ヌルゾーンを脱出

 暗闇脱出、フォトン・エネルギー装置が作動可能となる。星も見え始める。

4.第5~6日目:昼間ばかりで夜のない状況
     
 地球全体の気候は温暖となり、あらゆる生命体が活気付けられる。12本のDNAが復元される(現在2本しか働いてない)。食事なしに生きられるようになる。テレパシーや念力などの霊的な成長を促進。

5.2012年〜2013年にかけて
     
 太陽系全体が銀河の中心よりに瞬間移動し、それまでのプレアデス進化系列からシリウス進化系列に移行。昼と夜のスケジュールが戻ってくる。人間は完全に5次元の存在になるが、平均寿命は1000歳。


◇ 太陽系の存在位置とその周回に関する定説

 さてここからは真実に臨む検証です。

 太陽系は、中心に位置する太陽の重力の影響によって構成される天体の集団であり、銀河系の中心からは26,100 ± 1,600光年ほどの位置にあると考えられています。この太陽系は、240 ± 14 km/sの速度で銀河系内を周回しており、約2億2600万年で銀河系内を1公転するとされています。その中心には超大質量ブラックホールがあるとするのが定説です。

銀河系内の太陽系

 上で申し上げた「フォトンベルト」説では、太陽系は「プレアデス星団アルシオーネを中心に約26,000年周期で公転してしている」とのことでした。太陽系の公転について随分と異なる記載になります。

【太陽系の公転】
 中心  定説      :銀河系の中心、超大質量ブラックホール
     フォトンベルト説:プレアデス星団アルシオーネ
 周期  定説      :約2億2600万年
     フォトンベルト説:約26,000年


◇「フォトンベルト」の否定

1.太陽系の公転の中心

 まず、太陽系がプレアデス星団アルシオーネを中心に周回しているとする「フォトンベルト」説に大いなる疑問を感じます。他にもたくさんの恒星があるのに、なぜプレアデス星団アルシオーネの重力の影響を受けるのでしょう? 銀河系の中心には超大質量のブラックホールが存在して、その重力により太陽系のみならず銀河系全体が周回していると考える方がずっと確からしく思えます。

2.「フォトンベルト」に接近した際の影響

 「フォトンベルト」説では2012年12月23日より「フォトンベルト」に侵入した途端に様々なことが起こるように説明されております。しかし、「フォトンベルト」が「エネルギーの高い光子の渦巻く領域」と表現されている通りであるなら、侵入する前の段階でも様々な出来事が起こっても不思議はありません。これに対して、火山や地震、異常気象、温暖化による海抜の上昇などを挙げている向きもありますが、これらは必ずしも「フォトンベルト」に結び付けなくとも別の現象として納得できるものです。「フォトンベルト」への侵入で急速になにかが起こると言う考え方への違和感と、様々に自然界で起こっていることへの無理なこじ付けを感じる次第です。

3.「フォトンベルト」を主張する人々の怪しさ

 ここでは具体例を挙げませんでしたが、現代において「フォトンベルト」説を主張する人々は、自らがプレアデス星人やシリウス星人に遭遇したり、コンタクトしたなどと主張する人たちであり、「フォトンベルト」をマヤ暦の「第5の太陽の時代の終わり」に絡めて説明しています。「第5の太陽の時代の終わり」は春分点にある星座が魚座から水瓶座に入ることを指していると言われており、もし百歩譲って宇宙人から「フォトンベルト」の存在を教えてもらったとしも、何百光年も離れたプレアデス星人やシリウス星人にとって地球の春分点に現れる星座など何の意味もありません。星座はあくまでも地球から見た星の配列を図柄として捉えているに過ぎませんので、プレアデス星団やシリウスから見たものは地球とか全然違う絵柄になります。こうした理論的根拠がなく首尾一貫しない主張を繰り返す人々の怪しさは否定できません。


◇ そもそもその確認がなされていない「フォトンベルト」

 そもそも「フォトンベルト」と言う存在自体が公式には誰も確認できていません。科学的な証明なしに銀河系におけるその存在が噂されているにすぎないようです。「すでにNASAが(フォトンベルトの)撮影に成功している」と断言する文章にも出会いますが、当然ながらNASAはこれを否定しています。実際に「フォトンベルト」の写真として掲載しているものも見られますが、大概は地球はら1億3000万光年離れた銀河NGC4650Aと言う天体の写真であり、仮説されている「フォトンベルト」とは全く関係のない代物とのことであります。昨年話題になったばかりの「STAP細胞」で、もっとも説得力がないのは、実験写真の捏造でありました。「STAP細胞」ではないものを「STAP細胞」を撮影したとして論文に掲載してしまったのは致命的でありました。「フォトンベルト」も、写真のごまかしがある段階で信憑性が激しく損なわれるものと考えます。

フォトンベルト写真
「フォトンベルト」として紹介されることが多い銀河NGC4650A

 NASAと同様、日本の自然科学研究機構 国立天文台のホームページでもQ&Aの中で「フォトンベルト」の存在は否定されています。以下の通りです。

国立天文台 GA

 *****

質問:「フォトンベルト」や「反地球(対地球)」ってあるんですか?

回答:ありません。

 星や宇宙に関係することで、科学的な根拠のないものについてのご質問をいただくことがあります。科学的根拠のないものにはさまざまなものがありますが、例えば、「フォトンベルト」や「反地球(対地球)」などがその例です。地球に未知の巨大な惑星が近づいているというようなお話をいただくこともあります。このようなものはたいてい、もっともらしい説明とともに紹介されていますが、説明が具体性に欠けていたり、よく考えると説明が矛盾していたりします。学問的にはまったく意味のない、荒唐無稽なものです。
 現在、そのような「不思議な」天体が、国立天文台をはじめとする世界の天文台やアマチュア天文家によって観測されたという正式な報告はありません。また例えば、もし太陽系の中に、ある程度の質量を持つ天体が存在すれば、たとえそれが太陽の向こう側などの観測しづらい位置にあったとしても、他の天体の運動に影響を与えますので、長期間気づかずにいるということはありません。
 観測者の間で天体についての情報がやりとりされるときには必ず、いつ、どんな機材でどんな観測をして、星座のどの位置に、どのような見え方のものが、どのぐらいの明るさで、(移動しているのであれば)どちらにどんな速さで移動しているのかが報告されます。それによって、他の観測者がその存在を確認することができるのです。逆に、そのような基本的なデータのない情報は、信憑性が低いのではないかと考えざるを得ません。
 皆さんも、見聞きしたことをそのまま鵜呑みにしてしまうのではなく、言われていることが妥当なのかどうかを検討してみたり、いろいろな意見を比べてみたりして、納得できる説明になっているかどうかを、自分自身でしっかり考えてみる習慣をつけるようにしてください。

 *****



◇ おわりに

 「フォトンベルト」とは、自然科学的な意義はほとんどなく、ニューエイジ運動の一部と深く関りのある霊的主張として始まったものなのかも知れませんが、現代における実態は、オカルト主義に立脚して、その存在を文章にした出版物の印税や、有料の講演会やそれを録画したDVDなど、「儲け主義」の一環のように思われます。これは以前にもご紹介しました「ニビル」や「クラリオン星人」(以下)に酷似するものでしょう。これをアセンションの一環として信じるには無理があるように思う次第です。

2013年06月24日
科学?/非科学? ニビル、密かなブームは密かに去るか?

2013年10月07日
地球内部でアガルタを形成?、クラリオン星人??

◆ スピリチュアル株式投資:東京ドーム [9581-T1] 人気の東京五輪銘柄 上昇トレンドボックス圏内安値は買い!


 株式情報、今回も準緊急のご報告です。東京ドーム(9581-T1)に注目しました。ご存知、プロ野球、読売巨人軍の本拠地であるドーム球場と遊園地、ホテルなどを含む「東京ドーム・シティ」を経営保有しております。まずは、四季報を見てみましょう。


◇会社四季報から

【特徴】
 巨人軍本拠地であるドーム球場所有。遊園地、ホテル等含む東京ドームシティへ経営資源集中

【好調】
1 6年1月期はコンサート充実。野球などスポーツも国際試合増え柱のドーム高稼働。外国人観光客多くホテル宿泊堅調。レストランと婚礼厳しいが、営業益は好調維持。表記予想は巨人のCS進出前提。

【イベント豊富】
 昨年、武道館で中止になったポール・マッカートニー来日公演を4月開催。11月には初開催となる野球の国際大会『WBSCプレミア12』を4日間予定。


◇ 決算成績は不良

 先週、3月12日、取引時間終了後に発表した今期の連結期末決算では、16年1月期の業績予想が営業利益で前期比11.3%減の100億円、連結純利益で44%減の42億円となる見通しでありました。連結準利益に関しては、昨年12月22日時点におけるアナリスト予想平均QUICKコンセンサス(2社)で55億円とされていたため、これを13億円も下回る発表でありました。


【2016年01月度 連結 期末決算 業績予想(発表)】
 今回発表
 決算期間 201502 - 201601
 売上高       82,700百万円
 営業利益      10,000百万円
 経常利益      7,800百万円
 当期利益      4,200百万円
 1株当たり当期利益 22.03円

 前期実績
 決算期間 201402 - 201501
 売上高       83,215百万円
 営業利益      11,270百万円
 経常利益      9,136百万円
 当期利益      7,441百万円
 1株当たり当期利益 39.04円


◇ 投資家の反応

 上記決算に対して想定以上の減益見通しに対して投資家からは失望売りが見られました。決算報告翌日の先週金曜日、3月13日の株価は、午前9時40分頃までに、5分足チャートに矢印で示す如く(下図)、前日終値557円から安値532円、25円(4.5%)安まで売り込まれました。ところがその後はリバウンド、終値555円まで回復し、出来高を伴った長い下ひげをつけました。

【東京ドーム(9681-T1)】
 2015年03月12日 終値 557 前日比 +4 始値 563 高値 564 安値 552 出来高 936000
 2015年03月13日 終値 555 前日比 -2 始値 555 高値 563 安値 532 出来高 3734000

東京ドーム 3:13株価変動
東京ドーム(9681-T1)の3月13日 5分足チャート


◇ 6ヶ月チャートに見る上昇トレンドとボックス圏内の動き

東京ドーム日足6月チャート

 ここで日足の6ヶ月チャートを見ますと一目瞭然、株価は昨年10月21日の底値400円より反転し長い上昇トレンドにあることが解ります。この図に各局面の高値と安値を結ぶ直線を引いてみますと、以下の如くボックス圏内での上下動が見えてきます。

東京ドーム上昇トレンドのボックス圏

 赤◯で囲った先週13日と本日、16日を見ますと、ボックス圏内の安値より跳ね返って上昇しているのが解ります。つまり、13日は12日の決算を受けて大きく下落、ボックス圏より下にはみ出たものの、午前9時40分過ぎの安値より跳ね上がり、出来高を伴う長い下ひげとなり、そして本日、さらなる上昇を形成しております。間違いなくチャートの形態からは次にボックス圏の上縁に接するのは、これから4-5営業日後で640円を超えてくる可能性が高いと思われます。


◇ 2020年 東京オリンピックで野球・ソフトボールが復活?

 決算では減益予想とされた同銘柄が上昇トレンドにある大きな理由は、2020年、東京オリンピックで野球とソフトボールが復活することが、本年7月下旬開幕の総会(クアラルンプール)で承認される可能性があるからです。当然、東京ドームはオリンピックにおける試合会場となりますので、これに対する思惑買いが発生しており、これが上昇トレンドを形成している原因かと存じます。


◇ 不調の巨人軍に巻き返し策?

 今シーズンのプロ野球、年俸何十億ものオファーを断り広島に復帰した黒田投手や、同じく大リーグからの復帰、ソフトバンクの松坂投手の動向が連日、報道されておりますが、読売巨人軍にはあまり明るい話題がありません。今日までで巨人軍は6勝7敗とそれほど悪い成績ではありませんが、チーム打率は .215 と12球団最悪で、主砲である4番 村田選手は絶不調で2軍落ちとなっております。左腕の内海投手が故障で開幕には間に合わない公算が高いとされます。
 こうした状況でも東京ドーム株は上昇トレンドにあるのですから、巨人軍が何か巻き返し策を示せばさらに株価高騰の可能性大です。球団が巻き返しを図る可能性は高く、なぜなら、そろそろ原監督は交代される時期かと思います。それなりの功労者に対して不成績で辞任と言う形ではなく、優勝なりの花道で勇退、と言う形が望まれるところでしょう。シーズンに入って、球団の戦績が不良であれば、前半の段階で、大型補強はあり得ることです。例えばキューバの有力選手など、、、。


◇ 見通し

 先のことは解りませんし、投資はあくまで自己判断でお願いしますが、東京五輪種目に野球とソフトボール、巨人軍の金にものを言わせる補強、配当(6円)の落日が7月29日、このあたりまでは上昇トレンドを維持するかも知れません。
 本日の午前の終値が579円と24円上げており、1000株単位なので購入には58万円を要しますが、この最低単価でも短期で10万弱、夏までの中期で20-30万円まで見込める銘柄と考えます。

「直感(instinct, intuition)」を鍛えて磨く、そして自由に利用する!


 「直感」がその通りになった2日間のパチンコを紹介しましたが、以前にも似た様なことがあったのを想い出しました。「年末ジャンボ宝くじ」です。まずはこちらのご紹介から、、、。


◇「直感」に従い当選した年末ジャンボ宝くじ

 2年ちょっと前の2012年の年末、11月ころでしたか?、なんとなく日常を送っておりましたが、突然、「絶対に勝つから宝くじを買いなさい!」との声?、観念?が心に響いて来ました。何度も繰り返される「お告げ(?)」、やっぱり「直感」の言葉がしっくりしますが、これのために、すっかり宝くじが当たる気持ちになりました。
 「年末ジャンボ宝くじ」、10万ほど購入したところ、、、もちろん何億も当たったわけではありませんし、もしそうならこんなところで言及しませんが、1等組違い(10万円)が1つと、4等(5万円)が2つ、5等(数千円?)に当たり前の6等(300円)がいくつか、合計で10万ちょっとの利益となりました。
 これを「当選」と呼ぶのは大げさかも知れませんが、これまでのところ、宝くじでは最高の利益でありました。翌年も、「柳の下の二匹目のどじょうを狙う」ではありませんが、「年末ジャンボ宝くじ」に再チャレンジ、その時はなんの「直感」もなく、当選は最小限でありました。

「年末ジャンボ宝くじ」写真

 言うまでもなく、ここでの話題は「年末ジャンボ宝くじ」ではなくて、「直感」であります。改めて申しますが、「直感」を磨き、「直感」を自分の味方に付けて、「直感」を自分の能力として自在に操れれば、日々の判断に役立ち、先を誤らず、人生における大きな力となることでしょう。


◇「直感(instinct, intuition)」の概念

 辞書によると「直感」とは「推理・考察など論理的思考によらず,感覚的に物事の真相を瞬時に感じとること」であります。起こった現象をそのまま言葉にすれば辞書の通りで良いのでしょうけれど、その機序、メカニズムを正確に考察されていないのが現状で、様々な仮説が観られます。

直感を得る瞬間

1.「直感」を過去の経験に基づく選択との発想

 極めて一般的な考え方です。「なんとなく」や「気がする」、「気が進む(まない)」、「~の予感がする」ということは、単なる偶然の出来事ではなく、経験してきた過去を対象に、脳が一瞬で検索をかけ、その場に適した最もよいであろう選択に脳が反応していると言うものです。この場合、過去の経験に基づいた脳の反応ですので、「直感」は「偶然」ではなく、むしろ「必然」であると考えられます。

 「直感」は過去の経験に基づいているため「偶然」ではなく「必然」

 「直感」の正体は個人の過去の記憶であり、経験したものを脳が整理した結果の能力とする考え方ですので、経験豊富な人間、いわゆるベテランには「直感力」が備わっていると言えるでしょう。確かに経験に裏打ちされた「勘」みたいなものはよく言われます。これこそ記憶や経験に基づく「直感」なのでしょう。

2.「直感」が生来のものとの考え方

 「直感」が経験に基づくもの、記憶そのものとの考え方とは正反対の発想です。生まれながらの記憶、言うなれば前世からの記憶に基づく脳の反応と言うものです。輪廻の発想は、人は何度も転生し、過去世における業(カルマ)を背負って生まれ変わります。

 「直感」は生まれながらの記憶、前世からの記憶に基づく脳の反応

 前世の記憶が潜在意識にあって、これが顕在意識に現れてくるのが「直感」であるとの考え方であります。例えば、なんの人生経験もない赤ん坊であっても、宙に浮く物体を目で追う現象が観られます。これは、非日常的なものとして認識する能力が赤ん坊に備わっているためであり、その「宙に浮く物体」が珍しいものであるとの記憶があるためとされます。

 赤ん坊の興味に生来の記憶の可能性

 さらに言えば、輪廻の発想と出処が同じか違うか解りませんが、古代からハワイにて伝承されて来た「癒しの方法」、「問題解決法」である「ホ・オポノポノ(Ho’O Ponopono)」では、潜在意識である「ウニヒピリ(Unihipili)」の持つ「記憶」が人に不幸をもたらすのであり、これをクリーニングすることを説いております(2013年11月8日「幸せになるハワイの教え 『ホ・オポノポノ』」)。

意識の構造と記憶

3.体外離脱による「既視感」に基づくもの

 人間は睡眠中に魂が体外離脱して時空を超えて移動するとの考え方があります。臨死体験で見てきた過去や未来のものを告げる人がいるように、睡眠中の経験を夢見として体験したものが、現実に起こる感覚、これが「既視感(déjà-vu)」であるとの考え方があります。体外離脱で未来を見てきたからこそ、日常生活における未来に対する予感のような「直感」が出現すると言うものです。

体外離脱 写真 02

4.「直感」をチャネリングの一環とする考え方

 咄嗟に脳裏によぎる観念、「なんとなく」や「気がする」、「気が進む(まない)」、「~の予感がする」は、自分の意識に現れるようでいて、実は自分と繋がる別の存在からのメッセージであるとの考え方で、その別の存在を「ガイド」、「ハイヤーセルフ」などと、そうしたメッセージを受け取ることを「チャネリング」と言います。危険やチャンスを知らせる自分と繋がる別の存在からのメッセージが「直感」であるとの考え方であります。

ハイヤーセルフの図02


◇「直感(instinct, intuition)」を鍛えて磨く術

 パチンコを意識した時に得た「直感」、宝くじを買うきっかけとなった「直感」、これを自由に扱うことができれば、これはまたとない能力だと思います。ここでは「直感(instinct, intuition)」を磨く方法論を様々考えてみました。

1.いつも同じ行動を取らず「直感」に従う余地をもった生活

 ちょっと恥を話しますと、私が通うフィットネスがあるららぽーとに宝くじの店があり、ある時期、行くたびにロト6を買っていました。「毎回ルーチンで買っていけばいつかは当たるかも!?」なんて間抜けな発想でした。毎回買えばいつか当たるなら、誰でもみんなそうします。理系の人間でありながら、確率論など何も考えていませんでした。なにより、ルーチンで買っておれば「直感」の入り込む余地はありません。同じように「何曜日はパチンコ!」と決めて通うようにすれば、勝ったり負けたりで、それをコントロールすることはできません。

 何かをルーチンで行っておれば「直感」の入り込む余地なし

 運動や鍛錬と言った、己を磨くことをルーチンワークにすることは良いとして、ギャンブル性のあるものにルーチン化することはナンセンスだと思います。そこに「直感」に従う余地を持たすことによって、「直感」を経験し、「直感」を磨き、「直感」の有用性を理解できるようになると考えます。

2.「直感」に自問自答する習慣

 己の生活に、いつも同じ行動を取らず「直感」に従う余地をもたすことにより、行動の基準に「直感」の占める割合が増えます。例えば職場やモールなどの駐車場の入り口、いつも同じとしないで、2、3通りの選択肢から「直感」に従うようにするのです。建物に最短の駐車スペースを得られる選択を「直感」に委ねます。上で申したパチンコや宝くじも、「なんとなく」ではなく、「今日はどうする?」って「直感」に自問自答する習慣を持つことです。

 「直感」に従う余地をもたしてそれを実践

 人生の大きな選択や他人に影響するような事柄を「直感」に頼るのは危険性を伴いますが、日常のちょっとしたことに対して「直感」に自問自答して、「直感」に身を委ねる生活態度は「直感」そのものを高度なレベルに引き上げる可能性が高いでしょう。

3.自分の「直感」を信じる

 「直感」を偶然の出来事としてやり過ごしておれば「直感」を磨くことはできません。上で申した通り、重要なことを全て「直感」に頼るのは危険性があるとしても、日常生活のある一定の部分を「直感」に従う習慣をもち、そこで得た自分の「直感」を信じる習慣が「直感」を鍛え、磨くことに繋がると考えます。

4.「直感」から「潜在意識」を知る

 「直感」が過去の記憶に基づくものにせよ、生来の記憶にせよ、その局在は「潜在意識」であります。ある「直感」を得た際に「潜在意識」に目を向ける習慣も、「直感」と「潜在意識」を理解するきっかけになるでしょう。


◇ おわりに

 ちょっとした日常生活における出来事(パチンコの勝敗)から「直感」について考えるきっかけを得ました。人間社会は情報化社会であり、道徳やモラル、教育体系が備わっており、様々な要素に従って行動を起こす存在であります。そういう観点から考えると、動物よりもむしろ「直感」に従って行動しない生き物かも知れません。しかしながら、地上における生きとし生けるものの中で最も知力が発達しているのは、まぎれもなく、人間であります。動物として、もしかしたら、「直感」が退化しているかも知れません人間ですが、これを鍛えて磨き、そして自由に利用することは可能かと思います。

「直感」を受けて、明暗分かれた2日間のパチンコ


 私の中で「直感」が訪れ、それに従わなかった昨日と、その「直感」に身を投じた本日と、不思議な経験をしましたのでご報告です。いずれもパチンコの話です。実は、1月ほど前に、約半年ぶりくらいでパチンコをやったら、1万円投入したところで大当たり、4、5連チャンしたところで止めて、2万ちょっと換金しました。つまり1万円ちょっとの儲けでした。それが伏線であったことは確かだと思いますが、昨日もパチンコ店へと足を運びました。ちなみにこの数年の私は「CRエヴァンゲリオン」一筋です。


◇ CR エヴァンゲリオン9

 CRのエヴァシリーズ、いつの間にか9まで来ました。ちょうど10年前の2004年12月、ビスティ社より発売されたデジパチ機「CR新世紀エヴァンゲリオン」の大ヒットからシリーズ化され、最短で4ケ月、最長では1年7ヶ月の間隔を開けて新しいものが作られ続けております。

CRエヴァンゲリオン9 正面 写真

【CR エヴァンゲリオン9のスペック】
 大当たり確率(通常時) 1/390.1
 大当たり確率(確変中) 1/62.6
 確変割合        100%(ST100回転)
 ラウンド数       REGULAR BONUS 4R, BIG BONUS 8R,
             SUPER BIG BONUS 15R
 賞球数         3&2&10&15
 カウント数       9カウント
             

◇「絶対に負ける」との「直感」を受けて負けた昨日

 最近のパターンとして、早い時間に仕事が終わった場合には、ゴルフの練習場かフィットネスに行くことが多いのですが、上述のごとく、先月、1万円ちょっと儲けたのが頭をよぎり、昨日は2件の手術があって、肉体的に疲れていたのもあって、仕事が終わったところで心はパチンコに傾いて行きました。ところが、「絶対に負ける!」との声、と言うか「直感」が頭をよぎりました。「今日はパチンコで時間を潰そう!」と思う本心とは違う自分が「絶対に負ける!」と呼びかけているような不思議な感覚でした。そして、その気持ちがいよいよ強くなり、自分でも負けるだろうと思うようになりましたが、なんとなく流されるように「パチンコ やすだ」に吸い込まれて行きました。

 「絶対に負ける!」との「直感」に抗いパチンコ屋へ

 あっと言う間でありました。1時間もたなかったと思いますが、1度も「大当たり」することなく2万円が機械に吸い込まれて行きました。でも、心は冷静でした。「直感」で「絶対に負ける!」と感じていたのですから、予想が当たって納得、のような感覚もありました。


◇「今日は絶対に勝つ!」に従って大勝の本日

 今日は昼までが仕事です。昼食を摂って職場を後にしたところで、選択肢は、いつもの通り、1)ゴルフの練習場、2)フィットネス、3)すんなり帰宅、でありました。昨日、1度も大当たりせずに2万も負けたパチンコは、普通は、選択肢に入って来ないところです。ところが、愛車を走らす私の心に「今日は絶対に勝つ!」との「直感」が響いて来ました。もちろん、パチンコのことだとすぐに解りました。

 昨日2万も負けたパチンコは選択肢にないところ
 「今日は絶対に勝つ!」との「直感」


 昨日は「絶対に負ける!」との「直感」に抗いパチンコ屋に参りましたが、今日は「絶対に勝つ!」との「直感」に従ってパチンコ屋へと吸い込まれました。結果は驚きです。ちょうど5千円投入で「大当たり」、その後は21連チャンで、その大半がSUPER BIG BONUS 15Rでありました。出玉合計は23,601玉、4円当価ですので94,200円でありました。5千円の投資ですので89,200円の儲けです。

 5千円で「大当たり」から21連チャン、89,200円の儲け

 もう、20連チャンに近づいて来ると、「大当たり」の形式も変わって来て、数字が揃うことなく、碇シンジによって命を救われた綾波レイが笑顔を見せる感動シーンや、渚カヲルくんが碇シンジを迎えに来るシーンが現れ、ベートーヴェンの第九合唱が流れたりしました。

綾波レイ 笑顔

CRヱヴァンゲリヲン9カヲル 写真

 パチンコ自慢は良いとして、、、。私は2ヶ月に1回もパチンコに行きません。ですから年に4、5回と言ったところです。そんな頻度の人間が21連チャンなんて、パチンコを知る人なら解るでしょう。極めて稀なことです。ちなみに、過去において「ジョーズ」と言う機種で26連チャンしたことがあり、CR機とし自分自身、人生2番目の快挙でありましした。


◇ 大きな意味を持つ「直感」

 パチンコはギャンブルであります。相手がいて勝負する麻雀やカードゲーム、知識と経験が大きく関与する競馬や競輪と異なり、異論はあるかも知れませんが、現代において、CR機種は釘の調整や直近の「大当たり」履歴はほとんど関係がない、コンピューターレベルにおけるパチンコ店の裏操作はあるのでしょうが、客にとってはただの「運」に過ぎません。昨日も今日も、私はただ空いている席があったので座っただけで、なにも考えずに玉を打ち始めました。
 昨日は「絶対に負ける!」との「直感」があって2万の負け、今日は「絶対に勝つ!」との「直感」を受けて89,200円の儲けを得ました。私の中では、いずれも「直感」があったので、負けるべくして負けたし、勝って当然の勝ちであった、そんな感覚でした。

 「直感」に基づく当然の勝ち負け

 この際、勝ち負けなどどうでも良く、問題は「直感」です。これがいわゆる「予知能力」なのか?、勝ちや負けの「引き寄せ」なのかは判りません。ただ、言えることは、私自身、昨日と今日と、パチンコ店に入る前からその結果を「直感」で知っていた、と言うことです。

 パチンコ店に入る前から結果を「直感」で知っていた

 これは、身につけて、利用しない手はない!、「直感」を鍛える重要性は言うまでもないところです。個人に備わった予知能力かも知れませんし、もしかしたらガイドやハイヤーセルフからのメッセージなのかも知れません、精神正解への次元上昇:アセンションの始まりかも知れません。

 「直感」を鍛える重要性

 お金を得たことよりも、貴重な体験をした気持ちでおります。カテゴリを「スピリチュアル」とするのも「アセンション」とするのも大げさな気がして、「運気、自己啓発、具現化」として扱うことといたしました。

女子フィギュアスケート 浅田 真央 選手の復帰の条件は?


 女子のフィギュアスケート、今年の冬は浅田真央 選手が休養しているため盛り上がりに欠けております。オリンピックに出場した 村上佳菜子 選手も浅田選手がいないからか元気がないですね。

浅田真央写真002

村上佳菜子3

 一方で、楽しみな若い選手が出て来ており、先日の四大陸選手権、優勝した米国 ポリーナ・エドモンズに続く2位と3位は宮原知子 選手と本郷理華 選手でありました。

宮原と本郷 写真
宮原 知子 選手(左)と本郷 理華 選手(右)

【2015年 フィギュアスケート四大陸選手権 女子】
 1位 ポリーナ・エドモンズ(米) 184.02(61.03 / 122.99)
 2位 宮原 知子(日)      181.59(64.84 / 116.75)
 3位 本郷 理華(日)      177.44(61.28 / 116.16)

 しかしながら、上の点数を見ると、なんとなく迫力がない印象は否めません。例えば、昨年の世界選手権、優勝の浅田真央 選手の休養前最後の得点は合計216.69(78.66 / 138.03)でありましたし、その直前のソチオリンピック優勝、アデリナ・ソトニコワ 選手(露)は224.59(74.64 / 144.19)であり、いずれの大会も上位3人までは合計200点越えでありました。

 この単純な点数の減少に、浅田 選手の休養のカギ、そして復帰の条件のヒントが隠されているような気がしております。まずは、昨年5月19日の浅田 選手休養の記事から、、、。


◇ 浅田真央 選手 休養宣言の記事

浅田真央休養宣言の記事

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 フィギュアスケートの浅田真央(中京大)が19日、都内で行われた自身が座長を務める7月のアイスショー「THE ICE」の開催記者会見で、2014-15年シーズンの1年間を休養に当てる意向を発表した。

 同日朝、浅田が去就を表明すると報道されたこともあり、会場にはあふれんばかりの数の報道陣が集結。騒然とした雰囲気の中、浅田は「今までいろいろ考えてはきたんですけど、やはり今年は自分の体も気持ちも少しお休みをするという形で決めました」と晴れやかな表情で決断を述べた。
 7月1日から始まる新シーズンはすべての競技会の出場を見送る。その後の復帰については「まだハーフハーフ」と悩める胸の内を吐露。引退するかどうかは、休養期間中にゆっくり決めるつもりだ。
 以下、休養を発表した浅田の一問一答。

この1年間を「ゆっくり考える年にしたい」

―― これからの活動について、これまで「ハーフハーフ」と答えていたが、その気持ちに変化はあるか?

 今までいろいろ考えてはきたんですけど、やはり今年は自分の体も気持ちも少しお休みをするという形で決めました。

―― 休養を決めた理由は?

 バンクーバー(五輪)からずっと、自分の気持ちもソチまで頑張るという気持ちでやってきました。今は全てをやり切った気持ちで、「これから頑張れるのかな」と。まずは1年間、今後何を目指していくか、どのようにしていきたいかをゆっくり考える年にしたいと思います。

―― 1年間というのは具体的にどの大会までを指すのか?

 少し体も心も休めるので、試合に復帰するのであれば、もう今から始めていかないと間に合わないと思います。とにかく今シーズンは、今の自分が考えているところでは、全ての試合をお休みするという形にしたいなと思います。

―― 今後の復帰の可能性は?

 私自身も、本当に先のことは分からなくて、その時の流れに任せればいいのかなというのが今の気持ちです。今シーズンについてはお休みという形ですが、(休養後の)次のシーズンについては、まだハーフハーフなんじゃないかなと思います(笑)。

「自分のやるべきことを精一杯やりたい」

―― 厳しい選手生活を続けてきたが、今、したいことは何か?

 今は「あぁ、終わったんだな」って。ソチ五輪のシーズンが終わったんだなという気持ちがすごく大きすぎて、特に何がしたいというのはないんですね。今、目の前にある、自分のやるべきことを精一杯やっていけたらいいなと思います。

―― これまで、いろんなところで進退について聞かれたと思うが、結論を発表した今の気持ちは?

 自分がスケート生活を始めて以来、試合に出ないシーズンはなかったので、自分が休むと言ったことに関してはあまり変わりはないです。ただ、これからスケートの試合をしない日々が続くのは、すごく新鮮な気持ちでいます。

―― 不安はないですか?

 はい。(楽しみな気持ちが大きい?)分からないですね。やはり試合をしないとなると、(そういう生活は)したことがないので。でも、いろいろと自分のやるべきことはあると思うので、それを毎日精一杯やりたいなと思っています。

―― 頭の片隅には、次の五輪で滑ってるイメージが少しでもあるか?

 ないですね。

休養明けの去就は「ハーフハーフ」

―― この休養は何のためか?

 本当にまだ、今後、競技を続けていくか分からない状態です。とにかく今シーズン、「頑張ってやることはできないな」という気持ちでいます。この1年間、しっかり気持ちと体を休めて、それでまた「やりたい」と思うかもしれないですし、「私はやり切ったからいいんだ」と思うかもしれません。まだその辺は分からないと思います。

―― 引退ではなく休養をしようと思った一番のきっかけは?

 今シーズンを終わってみて、自分が「やり切った」と思いました。まだ、自分が引退という決断には至ってはいないのが今の気持ちです。やっぱり体も心もちょっと疲れているので、とにかく1回休もうと思ったのが今の気持ちです。

―― 休養明けの去就について、今の気持ちを割合で表すと?

 ハーフーハーフです(笑)。

―― これから毎日やるべきことは何だと考えるか?

 まず、大学にまた通い始めたので、大学に通うのがメーンの生活になると思うんですけど、その中でスケートも滑りたいなと思っています。

今季は「ショーを楽しみに見に来てもらえたら」

―― 今回の決断にあたり、相談した人は?

 昨シーズンが終わってからまだまだ悩んでいて、「自分はできるんじゃないかな」とか「いや、できないんじゃないかな」という日々が続いていたんです。もうすぐショーもあるということで、いつも通り「滑ろうかな」と思ってずっと滑っていました。でも、これまでスケート生活を休まずに、1日1日を精一杯やってきたので、「またこれを4年間できるかな」と思って滑っていた時に、滑りながらもちょっと息抜きが必要だと思いましたし、休息も必要だな、と。とにかく今は、1年間は休もうと思ったのがきっかけです。

―― 姉の舞さんの反応は?

「1年間とりあえず休む」と言った時は、特には何も言ってなかったですね。

―― 休養を考える中で、ファンの姿も頭によぎったと思うが、ファンに対しては休養をどんな思いで伝えたいか?

 このソチ五輪が終わるまで、たくさんの方に応援してもらえて、私自身もすごくうれしかったですし、パワーにもなったと思っています。今シーズンは試合には出ませんが、今後、ショーもありますし、自分の滑りというのはファンの方にまた見てもらえると思います。試合よりも間近に見てもらえると思うので、ショーを楽しみに見に来てもらえたらうれしいです。

――1年間休むことについて、心の移り変わりがあれば教えてください。

 本当に小さなころというのは、365日滑っていても平気でしたし、試合も、姉と競い合って「負けたくない」という気持ちでやってきました。でも、やはりシニアに上がって、試合もたくさんのプレッシャーがありましたし、もちろん練習もすごく神経を集中していました。自分の体にも心にも負担になってきているんだなというのはすごく感じていたので、休みも必要なのかなと感じました。

休養宣言の浅田真央 写真

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 心身ともに疲れているのはよく解ります。何年も休みなしでしたし、母親の病死もあって、ソチオリンピックの2日間のドラマもありました。上の会見で言っていることは、多くの部分で本音だと思います。


◇ 休養宣言の20日前に国際スケート連盟から発表されたルール変更

 実は浅田選手が休養宣言をする20日ほど前の4月28日、国際スケート連盟(ISU)は、フィギュアスケートのルール変更を発表しました。ボーカル入りの曲の使用解禁や、名前をコールされてから演技開始までの持ち時間短縮などいくつかありますが、選手にとってもっとも影響が大きかったのは「ジャンプの踏み切り違反の厳格化」だとされます。

 ジャンプの踏み切り違反の厳格化

 ジャンプの明らかな踏み切り違反で基礎点を70%に減らすなど、厳格化した採点方式を来季から適用されるとのことでした。ショートプログラム(SP)でジャンプが規定の回転数に足りない場合やSP、フリーで1回転半未満のジャンプは無得点となります。その他、例えば3回転ルッツで踏み切り違反と判定された場合、今季は「6.0」だった基礎点が「4.2」に減らされます。踏み切り違反に回転不足が重なった場合は基礎点を半分にする新基準も採用されております。


◇ 安藤美姫さんが指摘していた浅田真央選手の欠点

 フィギュアスケートのジャンプの中で「ルッツ」と「フリップ」は、いずれも左足のエッジで踏み切り右足のつま先をついて跳ぶのですが、「ルッツ」はアウトサイドのエッジ、フリップは「インサイド」のエッジで踏み切らなければならないとされます。これが「ルッツ」なのにインサイドで、「フリップ」なのにアウトサイドで踏み切るとエッジエラーとして「e判定」が付きます。
 引退した 安藤美姫さんが 浅田選手のジャンプについて批判的な意見を述べていることがしばしば見受けられました。安藤さんの指摘では、浅田選手には「ルッツジャンプ」の踏み切りに癖があり、試合で「ルッツ」を跳ぶ場合はほぼ毎回のように踏み切りエラーとなるとのことでした。

 浅田選手のルッツジャンプはほぼ毎回踏み切りエラー

 確かに、浅田選手自身も「トリプル・アクセル」を口にすることはもちろん多かったですが、しばしば「ルッツジャンプ」とその次に「フリップ」に対する不安をインタビューで言っていたのを思い出します。


◇ 休養のきっかけは「ルール変更」?、復帰の条件はその克服への自信?

 浅田選手、昨年のソチオリンピックと世界選手権を終えて、心身ともに疲れた状態であったのは間違いないと思いますが、それに加えて、「ジャンプの踏み切り違反の厳格化」、これは彼女にとって厳しいルール変更であり、これを乗り越える気力、体力が残っていなかった、と言う要素があったかも知れません。
 今年になって、浅田選手は「『ハーフハーフ』が『復帰80%、引退20%』になるときもある」と発言しており、しかし「復帰するからには勝ちたい。辛いこともある」と決断にいたれない心境も語っています。彼女の休養からの復帰の条件は「ルール変更」の克服への自信だと思う次第です。

 2つほど、浅田選手、実際に復帰するスケートリンクに立ってみなければ解らないこともあるように思います。アスリートは常に挑戦と不安の繰り返しでしょう。今1つ、今季精彩を欠く村上佳菜子選手も「ルール変更」に苦しんでいるのでしょう。若くして五輪に出場した選手です。頑張ってほしいですね。