アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜

アセンションを目指したある1外科勤務医のヘミシンク体験とスピリチュアルおよびその周辺事項への探求をご紹介します

ドロレス・キャノン氏によるアセンションの解釈 講演全文

 前項で「アセンションを終末思想あるいは人類滅亡論的に捉えているヒト」と申しました。ここでは世界的に有名なヒプノセラピストであるドロレス・キャノン氏によるアセンションの解釈をご紹介いたします。彼女の「2012年とその後 ー今地球になにが起こっているのか?ー」と題した講演です。

 世界的に有名なヒプノセラピスト
 ドロレス・キャノン氏によるアセンションの解釈

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ドロレスキャノン

 私たちは相当長い間この惑星地球を破壊してきました。人口過多、環境問題など地球そのものへの破壊行為です。そしてついに地球は、もうそれに耐えられないところまで来ているのです。そこで、言ってみれば時の権力者によってこれら全ての状況を変えていくためには新しい地球を開発するしかないと決められたのです。完全に違う地球、言葉に出来ないほど美しく純粋な地球にするのです。
 私たちはそれをどう実現するのでしょうか? 私はここ数年間、私たちは今、新しい地球に移行しているということを聞かされてきました。私たちは古い地球を離れています。地球は2つに分かれて行っているのです。私たちは、地球の周波数、ヴァイブレーションを上げることによってまったく違う次元に入っていきます。私たちは新しい次元にシフトして行っているのです。

 新しい地球を開発
 宇宙中を見ても初めての出来事

 これは全宇宙、宇宙の存在たちすべてが注目する地球の一大イベントです。なぜなら、これは宇宙中を見ても初めての出来事だからです。つまり、惑星全体が新しい次元にシフトしていくことは初めてのことなのです。この時、地球が2つに分かれるということが起こります。古い地球は全てネガティブなこと、全てのカオス(混乱)と共にそのまま残されます。そして、新しい地球は離れます。そこは完全に新しく美しい地球です。今まで、身体のヴァイブレーション周波数をあげてきた人は新しい地球にシフトしていきます。

 現在、様々なことが起こっています。多くの人がこの変化を身体の異変として感じています。説明のしようがない症状が彼らの身体に出てきているからです。これは身体がシフトする時、身体のヴァイブレーションをその周波数に変えていくために起こっています。周波数はすぐに変えられるものではありません。急に変わることは身体にとってダメージが大きく負担がかかりそれをしたら死んでしまうからです。ですから変化は、徐々にゆっくり行われなければならないのです。この地球の変化に対して準備が整っている人、受け入れている人は身体のヴァイブレーション、周波数を上げることによって新しい地球に移行していく人たちです。そのような人は積極的にこれらのことをよく学び受け入れていく必要があります。

 身体のヴァイブレーション 周波数に変える諸症状

 症状の例として伝えられているのはうつ状態、動悸、高血圧、間接の痛み、筋肉の痛みなどがあります。たとえ病院に行ったとしても、ドクターは “悪いところは特に見当たらない” と言うでしょう。もちろんドクターは薬を与えるでしょうが悪いところは見つけることはできないのです。これらは、身体が違った周波数に調整していくための症状です。身体がその影響を受けているのです。
 症状はしばらく続いてなくなります。そして、そのようなことを何度か繰り返します。年を取っていればいるほど肉体的な症状はきつくなってきます。身体にあるたくさんの問題を新しい周波数に変化させ調整するからです。中年期の人はそれほどでもないでしょう。子どもたちの場合はほとんど何の影響も受けないでしょう。彼らは地球にやってくる時すでに周波数とDNAを変えてきているからです。その他の人たちは、シフトすること、調整することが楽ではないでしょう。しかし身体、つまりDNAは確実に変わっています。

 子供はすでに周波数とDNAを変えてきている

 私たちは食事に気をつけるようにと言われています。赤肉をたくさん食べることはやめ軽い食物を取らなくてはならないのです。他の次元にシフトしていくために身体を軽くし、上昇させていかなくてはならないからです。重たい食事をし続ければ進歩を妨げてしまうのです。人々はすでにお肉を欲しがらなくなっていることに気がついています。理想的な食事は、新鮮な食べ物つまり、果物や野菜です。さらに、身体が軽くなっていくにつれ飲み物にも注意が必要だと言われています。

 次元上昇のために身体を軽くする食事

 私たちは新しい地球に入っていくにあたって初めのうちは肉体をもっていきますがしだいに純粋な光に変わっていきます。それにもかなりの時間がかかるでしょう。しかし、新しい地球に行かない古い地球に残る人はネガティブなことに巻き込まれ変化を望まない人であり、彼らは自分が創造した世界に残るでしょう。その他の人たちは残りません。彼らはこれ以上ネガティブな密度の世界にいたくないと望んでいるからです。自分の創造した世界に残る人たちはカルマがあれば、カルマを解消するために彼らは古い地球に残らなくてはなりません。彼らは死んだ後もう地球に戻ってくることは許されないでしょう。なぜなら、地球はかなり変わってしまっているからです。彼らはネガティブなことが残っている惑星に送られ、そこでカルマを解消に取り組むことになります。しかし、それも問題ではありません。いつかは彼らも次元上昇するからです。

 古い地球に残る者はカルマを解消しなければならない

 しかし、今の段階では2つの世界の分離が起こっています。聖書の黙示録にもありますが、残された人たちが新しい世界、新しい地球のことを話す場面がありますが今起こっているのはそのようなことです。残された人というのはまだ準備が整っていない人ということです。彼らはそんなに急にヴァイブレーション、周波数を変えることができないのです。変化はゆっくりと行われなくてはならないのです。先に進むためには、今の段階でその状態になければならないのです。たとえこれに気がついたとしても遅すぎなのではと思います。この時点で取り組んでいる必要があるのです。
 それから、あなたは、誰一人として人を変ええようとするべきではありません。すでに目覚めている人、今何が起こっているかに気づき先に進んでいる人は彼らは彼らの居場所にいるのですからそれを心配する必要はありません。どちらにせよ深くネガティブに入り込んでいる人たちを私たちが変えることはできないのです。彼らは自分で道を切り開かなくてはならないのです。私たちは、誰一人人を変えようとしてはいけないのです。しかし、どちらに行っていいのか迷っている人に対しては働きかけなくてはなりません。話してあげなくてはならないことは、ことは起こっているということ、ものごとは変化しているということ、私たちはまったく新しい世界に移って行っているということです。

 先日あるコンファレンスで「メアリーから世界へのメッセージ」を書いたアニー・カークウッドに会ったのですが、彼女が自分に起こったことその時のビジョンを話してくれました、これはよく現しているなと思います。彼女は、ボールのようにまるい地球を見ました。それから、世界が細胞分裂するように2つに離れていくのを見たというのです。そして真っ二つに分かれた2つの地球を見たのです。こちらの地球の人が“やった!やった!やった!”と言い、こちらの人は“なんて残念な!あんなことを信じこんで死んでしまうなんて!”と言っているのを見たというのです。つまり、どちらも相手のことがわからずにいるということです。

 世界が細胞分裂するように2つに離れていく

 これは聖書に書かれていることです。畑で働いていた2人のうち一人は連れて行かれ、もう一人は残されたという話、一緒に寝ていた2人がいて一人は連れて行かれ、もう一人は残されたという話、聖書で言われているのもこのことです。ですから、私たちも何が起こったのか気が付かないことでしょう。しかし、どちらの地球にいくべきかを決めるのはあなたです。これはもうすでに起こっていて誰も逆行させることはできません。なぜなら地球を救うことの出来る唯一の方法はまったく新しい地球を創造し先に進んでいくことだからです。

 人間は、長い歴史の間、何度も文明を崩壊させてきました。そのたびに、人間はマインドの力を間違って使ってしまったのです。そのたびに、人間は最初から新しい文明、世界を創り直しやり直さなくてはならなかったのです。
 しかし今回はそう悠長には行きません。それはできないのです。時間を無駄にできないのです。これは私たちの霊的能力を取り戻すことでもあります。これまでのやり方を変えるのです。なぜなら、私たちは世界を破壊して最初からやり直すのではなく、そのまま続行させていくからです。
 古い地球は、地震や津波、火山の噴火、戦争等がある世界です。カルマに取り組まなくてはならないのでそれらは古い地球に残ります。頑張って、それらを全て解消していくことになります。それらに関わる人々は自分たちが創造したその環境にも凝らなくてはならない人たちです。しかしそれ以外の人で、そこを離れまったく新しい美しい地球に行きたいと思う人はそちらに移っていきます。今起こっているのはこのようなことです。

 2012年に終わると言われるマヤ暦ですが、その真意ですが、それはマヤの人々自身がシフトしたということです。突然姿を消した民族、文明というのはたくさんあります。マヤ人に関しても彼らに何が起こったのか知る人は誰もいません。また、ネイティブ・アメリカンのいくつかの種族も突然姿を消しましたが誰も何が起こったのかわっていません。

 マヤ人たちは既に次元をシフトした

 私の研究によってわかったことは、彼らが突如とし、ヴァイブレーションをあるところまで上昇させることができ、文明全体が団体で他の次元にシフトしたということです。マヤ人は相当優れていたので自分たちが何をしているのかわかっていました。彼らは未来の時代を予知することもでき、この地球全体も新しい次元にスフトするという一大イベントが起こるということも分かったのです。それを彼らが見たのが2012年だったということです、だから、カレンダーがその時点で終わったのです。2012年というのは最終的なシフトに美香って様々なことが移行して落ち着いていく時間だと言われます。ですから私たちにはもうあまり時間がないのです。

 今、私たちに様々な問題が浮上しカオスを体験しているのは、2つのうちどちらにいくのかを決め変化していく時だからです。ですから、今私たちはとても大事な時代を生きているのです。

 宇宙中でこの地球を助けるためのボランティアを募っている

 今新しく生まれてきている魂達がたくさんいますが、彼らはその変化のためにきています。彼らは自ら進んで地球を助けようとしてここに来ています。宇宙中でこの地球を助けるためのボランティアを募っているのです。彼らは純粋で、暴力を知らず、解消しなくてはならないカルマもない魂達でそういう魂達しか来れないのです。彼ははここにいる人々の意識を高めるためにやってきています。彼ら自身も自分がその一員だとは気づいていません。それも私の研究でわかったことです。彼らは自ら進んでやってきたこと、世界の意識を上げるために自分のエネルギーを使っていること、自分がその一員であることなど意識もしていません。それも私の研究で分かりました。今、ポジティブの方がネガティブを覆い隠してしまう程になり始めているからです。

 私たちは新しい世界に移行しています。そこはあなたの創造を遥かにこえた世界です。もう後戻りするには遅過ぎます。すでにその過程にあり起こっていることなのです。

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http://www.jp-spiritual.com/2012event1.htm



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現代における終末思想・滅亡論の起源? ノストラダムス

  アセンションを終末論的に捉えた考え方によく遭遇いたします。その代表的存在がドロレス・キャノンと言う人物でしょう。彼女は環境問題や資本主義の崩壊を指摘し、「地球のアセンション(次元上昇)」を説明しています。彼女についてはまたの機会に致しますが、この現代における終末思想、人類滅亡論の起源はノストラダムスにあるのでは?、と個人的には思っております。

 さて、唐突ですが、村上もとか氏原作の漫画でTBS 日曜劇場で放映されたドラマ「JIN-仁-」と言う作品をご存知でしょうか? 主人公の脳外科医が幕末の世界にタイムスリップしてしまい、開頭術を行い、コレラの治療に従事し、ペニシリンの製造、最後には坂本龍馬の治療にも携わるお話でした。これは現代人が過去の世界で展開した設定でのフィクションでありますが、これと極めて酷似したことが現実に400年以上前の南フランスで起こったと伝えられております。

 未来の予言からペストの街を救ったノストラダムス
 
 ペスト(法定伝染病の一種、ペスト菌をネズミが媒介、現代でも死亡率10-20%)が猛威をふるっていたサロンと言う小さな街に現れたノストラダムス(Michel de Nostredame, 1503.12.14-1566.7.2)は、「300年後にはこうしてペストを撲滅するだろう」などと言って、まずネズミを駆除して、土葬された病死人を掘り起こして火葬、見事に街をペストから救ったことが伝えられております。

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 ノストラダムスが遺した未来の予言書「諸世期」を日本人に幅広く紹介したのが「ノストラダムスの大予言 迫り来る1999年7の月人類滅亡の日」(五島 勉 1973年)であることは言うまでもありません。当時の大ベストセラーとなり、ちょっとした社会現象、映画も作られました。
 このノストラダムス著「諸世紀」は、概ね年代別にきちんと整理された詩集であり、内容は未来を予言したものが主体でありました。今から読んでも背筋が寒くなるような内容のものが多数あり、これなら人類滅亡の予言も頷けると思います。いくつか解りやすいものを列挙いたします。

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『ナチスドイツ〜第二次大戦〜イタリアの敗戦』

  その日はビーナスの近くにいずれ来なければならない
  アジアとアフリカのもっとも巨大なもの
  それらはラインとヒスターから来たものと呼ばれるだろう
  叫びと涙はマルタをおおい、そしてリキュストの海辺をおおうことだろう

  多くの軍が長いあいだ空で戦う
  都の真ん中に木が落ち
  かさぶたの顔には虫と剣と焼けた棒
  アドリアの君主が倒されるときはそうだ 

『第二次世界大戦の終盤から日本の終戦まで』

  数年ののち戦いはフランスで終わる
  カスティリアの領土のコースをこえて
  勝利は確定しないが三人の巨人は冠を受ける
  ワシとニワトリと月とライオンは、
  目標の中に太陽だけを取り残す

  弓形のなかで、金銀をも溶けるような光がきらめく
  とらわれた人は一方が他を食うだろう
  その最大の都市はまったく荒廃し
  艦隊も沈むので泳がねばならない

『戦後の人口増、旅行、原発、汚染、ロケット』
  
  大戦争がすぎ去ったあと、世界はせまくなる
  陸地には人間があふれる
  人々は空や大陸や海を越えて旅をする
  そのあいだに、いくつかの新しい戦争が起こるだろう

  人類は莫大な消費ののち、さらに莫大な消費に向う
  そして巨大なモーターが時代を一変する
  雨・血・ミルク・飢饉・兵器・疫病
  空には長い炎を吹き出すものが飛びまわるようになる

『人類滅亡の詩』

  1999年、7の月
  空から恐怖の大王が降ってくる
  アンゴルモアの大王を復活させるために
  その前後の期間、マルスは幸福の名のもとに支配に乗りだすだろう

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 有名どころばかりですので詳しい解説は他に委ねます。ヒトラーを「ヒスター」と呼んだもの、「アドリアの君主」はムッソリーニのこと、「ワシとニワトリと月とライオン」は米、仏、中、英であり、「太陽」は日本、「弓形のなかで金銀をも溶けるような光」はもちろん日本に投下された原爆のことでしょう。

 ノストラダムスの予言にある史実を言い当てた説得力 

 こうして史実に照らし合わせてみますとノストラダムスの予言がいかに確からしいものだったことが解ります。1999年だけがまだ実現していません。元々はキリスト教でも仏教でも、マヤ暦においても、終末思想や滅亡論はありましたが、ノストラダムスの場合は戦争や大気汚染、疫病、新兵器と言った具体的な事例を挙げて膨張し過ぎた世界の破滅を予見してきたわけです。ノストラダムスの予言の説得力は、五島勉氏の1973年に出された最初の単行本の巻末に記された文章からも伺われます。

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私が住んでいるのは、東京の中では、わりとおだやかな街のほうだが、それでも、今日もそこには大量の排気ガスがまき散らされ、光化学スモッグ警報のサイレンが不気味に鳴りわたり、ラジオからは新しい公害と、軍備の増強と、物資不足と、大企業のエゴと、海底火山の地震の続発を伝えるニュースが無感情に流れ出している。ノストラダムスの予言を信じるにせよ、信じないにせよ、また私のこれまでの解説にミスがあったにせよ、なかったにせよ、現在の人類の文明がこのままではもう保ちそうもない、ということだけは、どうみてもたしかなようである。

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 今、アセンションを終末思想あるいは人類滅亡論的に捉えているヒトたちが、何を根拠にそれを唱えているのかいささか解りかねる部分があります。話しが太陽系や銀河系に及んだり、遠い過去の宇宙人の飛来、地球を使った実験の話しが出て来ます。追々、ご紹介して行きたいとは思います。ノストラダムスの予言は、1999年に関しては実現しませんでしたが、体系立って世界の変遷を予言したものだった、だから世界中の人の心を掴んだと言っても過言はないと思います。

http://www.youtube.com/watch?v=XRUSVgUnzS0
http://ja.wikipedia.org/wiki/JIN-仁-
http://ja.wikipedia.org/wiki/ノストラダムス
http://ja.wikipedia.org/wiki/ノストラダムスの大予言
http://ja.wikipedia.org/wiki/終末論
http://ja.wikipedia.org/wiki/2012年人類滅亡説

スピリチュアル(信仰)の弊害:崇教真光(すうきょうまひかり)

 宗教は時として生命や疾病に及ぼす力を示したり、輸血などの治療行為に関する規制を儲けたりします。しばしば、信仰の医療に及ぼす弊害に行き当たることはあります。先日、大学の同門による症例検討会があり北国に赴きました際、まさに信仰により治療に難渋した症例を見聞きして、激しい憤りを覚えましたのでご報告します。以下、症例報告調での記述と致します。

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 症例は40代女性、中学、高校の男女2人の子持ちで離婚歴がある3人暮らし。宗教上の理由から両親とは断絶状態で唯一の親族は妹ただ一人。4年前より左乳房に腫瘤を触知していたが放置、昨年7月より全身倦怠感と左肩痛、咳が出現して9月に外来受診した。
 触診にて左乳房C領域(外側上側)に約5cmの腫瘍が認められ、腋窩および鎖骨上リンパ節の多数腫大あり、胸腹部CTにて両肺に多数の結節性病変が認められ、一部は無気肺を呈するほど、また肝にも多数の腫瘤が散在。激痛を訴える左肩甲骨はXp上、骨折しており、骨シンチグラフィーでは頭蓋骨、肋骨、骨盤、下肢にまで及ぶ全身の骨に集積像が認められ、以上から、左乳癌からの多発性肝、肺、骨、リンパ節転移の診断が得られた。

 崇教真光の業で病気が治ると信じて病院には受信せず

 崇教真光を信仰し、真光の業で病気が治ると信じて病院を受診しなかった。医師より病名を告げられ治療方針が話されても信じることはせず、治療を拒み、何度説明しても理解を拒否し続けた。キーパーソンである実の妹の説得でやっと免疫療法は開始し得たものの、信仰に基づきモルヒネ(麻薬)投与は絶対に拒否、せめてもの痛み軽減目的に放射線治療は行うもほとんど無効であった。
 9月受診時に入院してから10月下旬に至るまで激しい苦痛に苦しみ続け、ついにはモルヒネ投与を受け入れたところ、別の苦痛が彼女を苛むこととなった。それは「スピリチュアルの痛み」と呼ばれるもので、これまで信じてきたもの、深い信仰心に対する懺悔の気持ち、信ずるものを失った絶望感であった。局所の痛みは軽減しても彼女の苦痛が癒えることはなく、11月2日、狂気のまま永眠された。

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 崇教真光(すうきょうまひかり)とは、「地球は元一つ、世界は元一つ、人類は元一つ、万教の元又一つ」との基本理念があり、利他愛、すなわち人々に与え、悩み苦しむ人々を救い真の幸福へと導くことを良しとしています。真の幸福を「健:無病化・すこやか・狂いのない、和:無争無対立・愛和の想念、富:脱貧・経済的不安の無い」としておりますが、とりわけ、病などの不幸からの脱却については独特の教えがあるようです。
 教団の教義によれば、この世の人間のあらゆる不幸現象のうち、80%が他の霊魂の憑依によるもの、信徒が行なう真光の業(まひかりのわざ)、つまり 手かざし によって霊魂を浄めることで不幸現象を少なくできるとのことです。病気や傷が治り、壊れた機械が動く、人間の性格が良くなる、酒が止められる、大事が小事で済むなど、「お浄め(おきよめ)」と呼ぶこの業は、かつてはイエス・キリストなどの一部の聖者のみが許されたが、誰でも修得できる時代が来たとされています。

 自然科学の前に立ちはだかるスピリチュアルの脅威

 エホバの証人の輸血拒否など、宗教が医療に影響することはしばしばありますが、本症例は自然科学の前に立ちはだかるスピリチュアルの脅威を感じる最たる一例であったと思います。病気の早期発見、早期治療を妨害し、麻薬による緩和ケアをも阻ませ、さらには麻薬使用が始まった時に、別の「スピリチュアルの痛み」で患者は別次元の苦痛を味わうことになった、はっきりスピリチュアルの大きな弊害と思わざるを得ない症例でした。

 この症例について、ある方から以下のようなお話を聞きました。もしかしたら世界の宗教を敵にまわす発想かも知れませんが、すっきりした感覚を得た、そんなお話です。

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 信仰とは一切のこだわりを捨て、本当の自由を得るところに目的があるとすれば、「豚肉を食べてはいけない」、「輸血をしてはいけない」、(今回は「麻薬の使用は禁止」)などという教義は本当はどうでもいいことではないか? だいたい教典などというものは教祖の教えを弟子が書いたものなので、完全ではないんです。きっと仏陀もキリストもアッラーもそんな教えは説いていないと思う。また真理に対して言葉というものは不完全なため、文字や文章にすると正しく伝わらないということもある。不完全な人間が教祖ぶって不完全な考えを弱い人たちに押し付けるのが最近の宗教だと思う。だいたい、信仰とはそれぞれ自分の内側にむかって行なう行為なので、団体で行なう事自体間違ってる。

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 いわゆる宗教と、アセンションやホ・オポノポノなどのスピリチュアルの世界は全く同じではありませんが、重なるところは多いと思います。例えばゲートウェイのヘミシンクにも、大病を治すかのごときナレーションがあります。人間として正しい判断基準を失わない姿勢は忘れてはならないと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/崇教真光

輪廻とホ・オポノポノ

 アセンションを「精神世界=五次元 への入り口」として捉えた場合にどうしても避けては通れない概念が「輪廻」だと思います。精神世界に踏み込んだ人々はしばしば己の前世体験に触れており、いわゆるチャネラーと呼ばれる多くの人が前世や来世を当然のことのように捉えているようです。

 「輪廻(サンスクリット)」とはインドのヴェーダ、仏典などに見られ、人は何度も転生し、動物なども含めた生類に生まれ変わると言う思想であり、漢字の輪廻は生命が無限に転生を繰り返すさまを、輪を描いて元に戻る車輪の軌跡に喩えたことから来ています。仏教においても、伝統的に輪廻が教義の前提となっており、輪廻を苦と捉え、輪廻から解脱することを目的とします。ただ、仏教においては永遠不変の魂を想定していず(これを無我と言う)、輪廻における主体に永遠不滅の「我」(アートマン)を想定する他のインドの宗教と異なっています。

 インドからギリシャ、欧州にまで及ぶ輪廻の思想

 古代ギリシアにも輪廻の発想があったとされ、欧米のキリスト教文化圏でもReincarnation(リインカネーション)という霊魂の生まれ変わりないしは転生の概念は存在したようです。ちなみに、「りんねてんしょう」と「リインカネーション」では発音が酷似しており、シルクロードを通ってどちらかが影響を受けたようにも思われます(恐らくはインド→欧州)。
 宗派により若干の違いはあるようですが、人は生まれ変わり死に変わることにより、前世過去世での悪い行い、悪因悪果の因果応報であるカルマ(業)を背負って新たな生を受けるとされています。

 さて、近年、ホ・オポノポノというネイティブ・ハワイアンに伝わる伝統的な問題解決技法が主として主婦の間でブームとなっています。正式名称は Self Identity Through Ho'oponopono (SITH) と言い、古くから伝わるホ・オポノポノを元に、故モナ・ナラマク・シメナオ女史が現代社会で活用できるように発展させ、ヒューレン博士によって継承、世界各地で教えられています。ホ・オポノポノの理念は以下の通りです。

 世の出来事は自分の潜在意識の中の記憶の再生

 世の中に起こる様々な問題は、すべて自分の潜在意識の中の情報(過去の記憶)の再生であり、記憶をクリーニングすれば「神聖なる存在 Divinity」からのインスピレーションを得て、それによって問題は解決されます。クリーニングの方法は、「ごめんなさい」、「許してください」、「ありがとう」、「愛しています」の4つの言葉をを唱えるだけ、それによて潜在意識の中にある情報は浄化され、本来的な「ゼロ(空)」の状態に限りなく近づいて行くとされております。

 ホ・オポノポノと輪廻は同じ思想

 さて、シメナオ女史が現代社会で活用できるように発展させる以前のネイティブ・ハワイアンに伝わっていたホ・オポノポノにはもっと深い思想が込められているようです。上記呪文を唱えて苦痛を取り除く「クリーニング」、これはカルマ(業)を背負った人間がこれを乗り越えることと大変よく似た発想です。元祖ハワイにおけるホ・オポノポノの言い伝えではやはり人間は生まれ変わり死に変わることを前提としており、現存する今(現)の生は、生まれながらにして背負ったカルマ(業)をクリーニングするためにあるとの考え方です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/輪廻
http://ja.wikipedia.org/wiki/ホ・オポノポノ

諸説入り乱れるアセンション(Ascension)

 当ブログのメインテーマである「アセンション」とは?、その起源は1970年代後半から1980年代にかけて盛り上がったNew Age Movement(ニュー・エイジ『新しい時代』運動)との考え方にあり、さらにこの表現の背景にはヨハネの黙示録に見られる「千年思想」、すなわち神と悪魔の戦いが千年続き、最後に神が勝利して、「ニュー・エイジ=新しい世界」がやってくるというハルマゲドン思想、あるいは地球の歳差運動によって黄道上の春分点が20世紀の後半にうお座から水瓶座に入る、自由で解放された「新時代」(=水瓶座の時代)の幕が開けるとの考え方に由来しているようです。

 アセンションはニュー・エイジ運動に起源?

 さてこの「新しい時代が来る」との発想には幅があり、人間の生物学的進化や内面におけるイデオロギーの変化と言った人間レベルの話から、地球あるいは宇宙レベルの大きな変革とされる考え方があり、その機序、原因に至っては、文明の滅亡、天変地異、遥か彼方昔より予定されたものとの考え方まで様々です。折に触れいろいろな考え方を紹介して行くとして、ここでは基本的な説をご紹介します。

01. 精神世界=五次元への入り口

 「アセンション, Ascension」の日本語訳は「上昇」、「即位」、「昇天」ですが、昨今は「次元上昇」と言う言葉がよく使われています。現実の世界は「縦、横、高さ」の三次元に時間軸を加えれば四次元の世界ですが、ここに精神(心霊世界)の次元が加わると五次元の世界と言うことになります。人間が、いわゆる進化を遂げて、あるいは「目醒め」から、精神世界が見えるようになる、そういう現象を「アセンション」と捉えるのが最も大多数の意見のようです。

02. フォトンベルト(Photonbelt)説

 ニューエイジ運動の一部と深く関りのある霊的主張であり、宇宙空間に存在する光の粒子であるフォトンの輪(ベルト)が地球を覆い、天変地異を起こし霊的な変化をもたらすと主張するもので、「意識のシフト」、「グレート・シフト」、「ゼロ・ポイント」、「アセンション・ポイント」などと呼ばれています。また、フォトンベルトという発想は、地球外生命体や2012年人類滅亡説などの多くの主張と結びついています。
 フォトンベルト説の中核はプレイアデスの周囲を取り巻く膨大なフォトンのベルトが存在するという主張であり、いくつかのニューエイジ思想の主張によれば、地球がこのフォトンのベルトを通過し、高次元の存在へ人類を上昇させ、あるいはまた世界の終わりをもたらすとされます。

03. マヤ暦終了説

 ニュー・エイジ関連の書物では古代マヤ文明で使われた太陽暦、いわゆる「マヤ暦」は2012年の冬至付近(12月21日~23日)で終わるとされ、このマヤ暦こそが、アセンションを語るうえでの一つの大きな根拠とされています。しかしながら、「暦が終わる」と言う部分だけがひとり歩きして、人類滅亡説にまで拡大解釈されているようです。マヤの暦は現サイクルが終了しても新しいサイクルに入るだけで永遠に終わらないという見方もあり、多くのマヤ文明の研究家たちも終末説を否定しています。

04. ヨハネ黙示録のキリスト教終末論

 上でも触れました「千年思想」、神と悪魔の戦いが千年続き、最後に神が勝利して、「ニュー・エイジ=新しい世界」がやってくるというハルマゲドン思想です。具体的には天変地異が起こり、それによって生き残れる人とそうでない人に選別され、最終的には14万4000人のみが生き残るとされています。

05. ホピ予言説

 ホピ族とは「平和の民」と言う意味、アメリカ先住民族の部族の一つで、マヤ文明の末裔とされ、神に導かれ現在の地にやってきたのが1000年前のこととされます。「ホピの予言」の中で、現在の「世界は物質への強欲のためにバランスを失っておりこのままでは世界は終わる」という警告で、正しい道を選べば発展の道が残されるとして、これが2012年に人類の滅亡がうたわれたきっかけとなりました。ただし、現存するホピ族は人類の滅亡について全く言及していないとのことです。

06. 太陽フレア(Solar flare)説

 太陽フレアは太陽で発生している爆発現象のことで、別称は太陽面爆発、太陽系で最大の爆発現象でしばしば観測されています。太陽嵐が起こると、8分程度で電磁波が到達して電波障害が生じ、数時間で放射線が到達。数日後にはコロナからの質量放出が地球に届き、誘導電流が送電線に混入し、電力系統がおかしくなる。ただ単に停電するのではなく、電機・電子系統に瞬断やEMP(電磁パルス)被害が出るとされます。現代においては太陽フレアのピークが2012〜2013年とされており、これが地球における天変地異の原因と考える向きもあります。

07. すでに移住している異星人による宇宙の意思

 有史以前より地球には霊的存在である異星人が移り住んでおり、この地球が、天変地異や戦争、公害(放射能)などの地球および人類における外的内的要素による終末期を迎えるにあたり、地球をこれまでの世界と高次の世界に二分して、次元上昇した個人のみが高次の世界に移り住み、いずれは肉体を捨てて光に変わるというもの。とんでもない、ぶっ飛んだ話ですが、実はこの手の話をされる人がすごく多いのに注目です。

08. 「水瓶座の時代」到来

 冒頭に申し上げた「ニューエイジ」という呼称は、具体的には「水瓶座の時代」(age of aquarius)を意味します。これは西洋占星術に由来し、地球の歳差運動によって黄道上を移動し続けている春分点が、ちょうど20世紀の後半に、黄道十二星座のうお座からみずがめ座に入ることに起因します。春分点がうお座にあった時代は、ほぼキリスト生誕から現在までの約2000年間と重なり、さらに、キリスト教には、イエスを魚によって象徴させる慣わしがあります。このことから、「ニューエイジ」という言葉には、今こそ既存の西洋文明・キリスト教の支配する時代が終息し、自由で解放された「新時代」(=水瓶座の時代)の幕が開いた、という意味が込められているようです。
 一方、地球の歳差運動に伴う地球の軌道要素の変化は氷河期や地軸に関連すると言われており、天変地異や洪水、地震、火山活動などの災害から、人類滅亡に繋がると考える人々もいます。


http://ja.wikipedia.org/wiki/ニューエイジ
http://www.jp-spiritual.com/2012event1.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/フォトンベルト
http://www.net-g.com/photon/index2.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/マヤ文明
http://ja.wikipedia.org/wiki/ホピ族
http://ja.wikipedia.org/wiki/太陽フレア

「内観法」で解離性同一性障害(?)が完治

 昨年暮れ、ある40代の患者さまから身の上話を聞いたところ、学童期に母親から虐待を受けた経験があり、10代後半より別人格の幼い自分が出現するようになって随分と苦しんだとのことでした。症状だけ聞くと解離性同一性障害(いわゆる二重人格)で、外科医である私ですら治療に難儀することを存じ上げております(ちなみに私の父は精神科医ですが、、、)。

 「内観法」で解離性同一性障害が完治した?

 ところがこの患者さま、30代前半の「内観法」との出会いで、完全に別人格は出て来なくなったとのことでした。後天性に発生した業(カルマ)、あるいはスピリチュアルで言うところのブロックを取り除くのに成功したようですが、このあたり、ご本人の言葉をそのまま引用します。

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「『内観法』を学んだ結果、別人格の統合に成功した」というのが近いです。少女は消えたわけではなく、自分の中に入ってきました。しかもにっこり笑ったところもはっきりと見ました。入って来たところをみると彼女自身はブロックそのものではなく、ブロックを取り除いた結果、本当の意味で彼女の気持ちに寄り添うことができたため、彼女の悲しみが解放されて入ってきた、というところでしょう。

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 この話が私をいよいよスピリチュアルにかき立てる1つのきっかけとなりました。「内観」がいかなるものか?、まだまだ勉強が足りないのですが、現代の医学(自然科学)では解決できない問題をスピリチュアル的に乗り越えたのは間違いないところです。

 自然科学では証明できない世界を認めざるを得ないか?

 これまで、医療の世界にいて数々の不思議な現象に遭遇して来ましたが、自然科学では証明できないものには目を伏せて参りました。でも、間違いなく霊魂や精神世界は存在すると思います。それならば、自らの心、目、手、身体で、それを確認したい、それが今後の医療行為あるいは人生にプラスとなるのではないか?、そう考えました。
 よくスピリチュアルに生きるヒト、いわゆるチャネラーとされる人々は、「目醒め」の過程における偶然の出来事、主として貴重な人物との出会いを「シンクロニシティ (Synchronicity、意味のある偶然の一致)」と呼んでいます。もしかしたら、この患者さまとの出会いは私にとってのシンクロニシティなのかも?、と思う次第です。

アセンションを目指すと同時に
スピリチュアルの分野に厳しいメスを入れて行く

 本ブログは、私個人のヘミシンクの記録に留まらず、スピリチュアルと呼ばれるものに対して幅広く情報収集を行い、真実はどこにあるのか探求して参りたいと考えております。

http://ja.wikipedia.org/wiki/解離性同一性障害
http://ja.wikipedia.org/wiki/内観

霊魂が見える看護師

 過去に勤めた病院ですが比較的最近の話です。こちらも20代の女性の看護師でした。交際している男性がいて、ごく普通の女性でありましたが、彼女は霊魂が見えると言います。

 嫌でも霊魂が見えてしまう

 「The Sixth Sense」と言う映画のコールと言う少年は死者が見えてしまう「第六感(霊感)」がありました。まさに、それと同じ、彼女は霊魂(地縛霊?)が見えてしまうとのことでした。怖いし、誰に言っても信じてもらえないし、日々、苦しそうでした。「ほら、そこにいるじゃない!、あっ!、あそこにも」などと言っていました。病院には亡くなられた患者さまを安置する霊安室と言うのがありますが、その裏手にある機材置き場には常に無数の霊魂がいるのだそうです。

 彼女には見えるけれど私には見えないものを「見えないものは信じられない」としたならば、スピリチュアルの世界で確認されたものが自然科学の分野で証明できないから「エビデンスの無いものは認められない」とすることと同じですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/霊視
http://ja.wikipedia.org/wiki/シックス・センス

己の死を伝えに来たオモチャ屋さんのご主人

 これも20年以上前、ある病院で喉頭癌多発肺転移の、まだ40代と若い男性、街のオモチャ屋さんのご主人が終末期医療で入院されておりました。もう血圧が低下傾向で尿量も少なくなって来ていましたが、なによりも問題は呼吸苦であり、多数の肺転移巣で気管支が圧迫され、痰がむせており、咳に苦しめられます。多くの癌疼痛に対してモルヒネなどの麻薬製剤が有効なのですが、気道の狭窄に伴う咳、呼吸苦に対しては鎮咳剤も無力であり、低酸素脳症から幻覚が見えるようで、ある夜中、咳と恐怖にのたうち回っているとのことで病院に呼ばれました。
 中年の看護師さんと咳止めの注射をしたり、吸入をかけたり、背中をなでて去痰を促して、、、。でも患者さまは「だめだ〜、殺してくれ〜」と声にもならない声を発して、ひたすら咳き込んで苦しんでおりました。癌の末期の状態ですので人工呼吸器の適応はなく、そういう説明が主治医よりなされておりましたが、それにしてもこの苦痛は和らげなければならないと確信いたしました。
 30代かと思われます奥さまに「鎮咳剤や吸入だけではこの苦痛は取れません。あるいは鎮静剤で意識を絶てば苦しい思いはしないで済むかも知れません。ただ、その場合に呼吸が抑制されて、状態を悪化させることも考えられます」と告げました。はっきり「安楽死」のようなことを申したわけではありませんが、奥さまは私の申すニュアンスを理解したようで、「少し時間を下さい」とのことでした。

 鎮静剤を希望した妻の涙

 1時間後、夜中の2時を回っていたと思いますが、奥さまよりナースコールがあり、どうにも見ていられない、本人も苦痛を和らげて欲しいと言っている、と涙ながらの申し出がありました。「それでは、少ない量からやりましょう」と申し上げて、生理食塩水20mlにホリゾン1/2Aを混ぜて静脈注射をしました。すると、注射した5分後には眠りだして、浅いながらも呼吸は穏やかとなりました。しばらく看護師さんと背中をさすって、酸素マスクを固定し直してナースステーションに戻りました。

 ナースステーションのカーテンを揺らして

 4時過ぎだったと思います。十分急変はあろうかと、ナースステーションで仮眠をしておりますと、まず先ほどの看護師が「あっ」と言いました。私もなにか気配がして頭を上げましたところ、ナースステーションのカーテンがサラサラサラと揺れました。看護師と目を見合わせて「来たね!」と言った瞬間、ナースコールが鳴り、駆けつけてみるとオモチャ屋さんのご主人は呼吸が止まっておりました。奥さまと我々にわずかながら感謝しているかのような安らかな死に顔でありました。

 肉体が滅んだ後に霊体が遊離して、我々に己の死を伝えに来たのだと解釈できますが、自然科学に身を置いておりますと、そうしたものには目を瞑っている自分がおりました。

患者の最期を予見する看護師

 過去における私自身のスピリチュアルな体験はせいぜい霊体離脱、カード占い(と既視感)くらいですが、病院と言うところは一般の職場とちょっと違って、ヒトが亡くなるところです。それに伴うスピリチュアルな出来事あるいはそういう人に出逢うことはしばしばです。

 もう20年以上前のことですが、アルバイトに行っていた病院にいた20代のおっとりして物静かな女性の看護師さんは、もうすぐ亡くなる患者さまのその永眠される日が見えてくると言ってました。手順があって、患者さまのことを念じてカレンダーに目を向ける、そうするとある日の数字が浮き立って見えるそうで、見えない時は翌月のカレンダーに浮き立つ日が見つけられるんだそうです。

 患者の死の予見は百発百中

 とても怖いことなので、なるべくやらないようにしていて、同僚にも話していないとのことでしたが、ある時、実際にやってもらったことがあります。癌の末期の患者さまについてその最期の日を聞いたところ、私が当直のバイトをする日でありました。そして果たして、その日の夜、患者さまは永眠されました。

 キツネにつままれたような出来事でしたが、後日、その看護師さんにそのことを話したら、「そうですか」と顔色ひとつ変えず、当たり前のような受け答えでありました。誰かに言っても信じてもらえないけれど、自分の中ではそういうものと納得しているヒトは多いかも知れません。

体外(幽体)離脱を用いたカード占い

 高校、大学から医者になってまでも、スピリチュアル(当時はそういう言い方はしませんでしたが)への興味から、カード占いをライフワークとしていました。まずはタロット占いを一生懸命覚えましたが、ちょっと煩雑すぎて、感性とかスピリットを反映するには難しく、トランプの絵札(J, Q, K, A, Jo)をタロットカードの大アルカナに当てはめてやりました。方式はケルト十字法ではなく、5枚だけのスプレッド法で「意識、現在、未来、原因、結果」を明らかにする方法を考案しました。

 一瞬の体外(幽体)離脱状態を用いたカード占い

 ある種の条件が揃えば、カードを混ぜている際にトランス状態(一種の体外 {幽体} 離脱状態)となって、質問者の意識と過去と未来を訪れることができて、それがカードに反映され、そのカードの配置をリーディングする方式を取りました。

 占いと言えば女性からの依頼が多く、ある病院に勤めていた時に、6人もの看護婦さんが私の占いで結婚に成功しました。ここでも、自ら一瞬の体外(幽体)離脱で占術をしておりながら、スピリチュアルには目を背けておりました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/タロット

体外(幽体)離脱体験

 一応は科学者、エビデンスに基づくもののみを信ずると自己紹介いたしましたが、スピリチュアルに興味がなかったわけではありません。考古学や心霊現象など神秘的なものには子供の頃から心を奪われておりました。既視感を感じる機会が多く、夢日記をつけたこともあります。

 学生時代の体外(幽体)離脱体験

 あれは高校時代だったと思いますが、身体がすごく疲れたある夕方、自宅の自室の床に大の字になって横になり、ふと気付いたら幽体が離脱しました。びっくりして目を空けると天井を見ている自分が寝ていて、また目を瞑ると体外(幽体)離脱、、、。目は瞑っている感覚なのに、寝ている自分が天井から見えており、「これは例のヤツに違いない!」と確信しました。
 せっかくの機会だから、体外(幽体)離脱のまま外に飛び出しました。壁は容易に通り過ぎて、千葉の街をプカプカと浮いて、手で泳ぐようにかいても進みませんが、心で念ずると思う方向に飛んで行きます。上空から見た千葉駅ビルは今でも脳裏に思い出されます。
 帰れなくなったらどうしよう!、と言う気持ちも起こり、目を開いてみれば、もう自分は自室で天井を見ている自分に戻りました。その後も何回かはこの体外(幽体)離脱体験をしましたが、有意な記録や有益な情報を得ることなく、いつしかこの能力は発揮できなくなった、そんな体験があります。

 こうした自らの体験があって、でもそれはほとんど記憶の奥底に隠しておりました。しかし、医者になってからの人生においても、つい最近でも、理性がゆらぐ出来事に遭遇してきて、でも、それらについては目を背けていたのが本当のところです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/幽体離脱

自己紹介 外科医としての私

 私は千葉県出身、昭和の生まれ、大学から北国に参りまして、卒業後は外科の教室に入局、肝移植関連の研究で博士号を修得しました。

 一応は科学者、専門は消化器一般外科、移植外科

 専門は消化器一般外科、移植外科。大学病院の集中治療室の助手を経て、1995-1998年 米国に移植医療の勉強で留学、研究者として1年、州認定の医師免許を取得して臨床医として1年半の米国生活を経験いたしました。帰国後は肝胆膵外科および肝移植関連の臨床/研究に従事しましたが、平成16年より関東圏の病院に赴任して現在に至ります。とりたてて己の経歴を誇示するものではありませんが、もう研究生活から身を引いたとは言え、エビデンスに基づかないものに対してそれを信じるわけには行かない自然科学に育てられた人間であることを申し上げます。

 いくつかのスピリチュアルな実体験

 しかしながら、一方ではスピリチュアルな経験もあり、本プロローグではいくつか私自身と身の回りに起こった実体験をご紹介して参り、科学者でありながら、どうしてもこの分野に興味を持たざるを得なくなった理由を申し上げたいと思います。

ご挨拶

 私はごく平凡な外科医で関東圏の病院に勤めております。本来でしたらエビデンスに基づく自然科学の信奉者として患者さまの治療にあたる立場でありますが、ふとしたことからスピリチュアルの世界に触れることとなり、最初は眉唾で話しを聞いていたものの、己の体験から、以前より目を伏せていた神秘の世界、科学では証明できない世界を考えざるを得ない気持ちとなりました。それでも科学者の端くれとして、見聞きするのみならず、できることなら自らが体験、証明したいと言うのが本心です。

 アセンションを我が身に!

 もしかして数年後、私の身にアセンションが起こるのなら!、そんな期待を持って計画的にヘミシンクを開始しました。日記感覚でヘミシンク経験の記録を残すと同時に、スピリチュアルについて検討を加える場として当ブログを始めた次第です。